愛車ハイエースの後部座席を改造してくれてやりました。
このクルマ、ジャストローとゆーヘンチクリンなグレードで、自分みたいに乗用として使う人間にはヒジョーに使い勝手が悪い！
どう悪いかとゆーと、ジャストローとかゆー名前のクセに床が不自然に高く（タイヤハウスの頂上の高さに板を貼り、平らにしてあるため、ノーマルよりも10数cm高い）、後部座席への乗り降りが猛烈にしにくい。後部座席の頭上スペースが異常に狭いため、クルマが少しキツ目にバウンドすると、平均身長程度の男の座高だと天井で頭打ったりしやがる。
荷室にモノを積みこむ際の作業性もダメ、といった具合。
室内スペースに優れるクルマとして有名なハイエースの中で、一番意味不明なグレードじゃないのかな？と思ってしまうような作りなのですよ。
まぁ実際、コンパネや石膏ボードなんかを運搬する人たちにとっては役立つのでしょーけど。
この改造が決定的になったのは、ひと月ほど前、友達5人で旅行に行った（自分は仕事で参加できず）とき、後部座席に乗った人たちから苦情が出たこと。
クルマのほぼすべてコトを任せている友達が、旅行から帰ってくるなり、
「ハイエース、後のシートいかんね。」
と、ダメ出し。
「床、ぶった切って低くしよーや。」
とゆー流れに。
前々からカキのガンガン焼きを計画しており、昨日ついに実行することに。
休みなのに早起きをし、小倉南区までカキを買いにGO！
始めて行く場所だけど、迷うことなく一時間足らずで無事到着。
店は漁師の家兼作業場で、直売もしているといった感じ。
既に袋に入れて売ってあるヤツもあり、これは800円で、いつでも買える。
これだけでも結構量はあるのだけど、土日祝祭日は客寄せのために、1000円でカキ詰め放題とゆーイベントをやっておりまして、今回の狙いはこれ。時間の指定があり、8時に整理券を配り、8時半より開始。だから早起きなのですよ。
作業場の外で待つことしばし。
自分の番になり、金を払い、ビニール袋を受け取り説明。
大きさは25cm×15cmぐらいだったかな？そのビニール袋にどれくらい盛ってもいい。
但し、腕に乗せたり、盛った山を胸などに当て支えたりするのはNG。
盛り終ると両手で持ち上げ、店員さんに見せ判定をしてもらう、とゆールール。
早速詰め込んでみるのだけれど…不規則な形のカキを袋に詰めるのはなかなか難しく、パズルをやっているみたい。しかも、ビニール袋はカキガラで傷ついても破れにくい素材で、伸びが少ない。
苦戦しつつ、どうにか袋の口まで詰め込んだところで、盛上った分を支えるための「壁」を作っていると、隣で詰め込んでいた常連らしきオイサンから
「ニーチャン、袋支えちょきない。積んじゃーき。」
と言われ、甘えることに。
おかげでスンゴイ山盛りに！
流石にもうこれ以上積むと崩れそうなので終了。
店員さんに見せると
「OKで～す！」
無事、自分の食う分GET。
坊ちゃんはというと、他のみんなが終わっているにもかかわらず、黙々とカキを積み上げていらっしゃる。地道な作業するの、好きなんかな？思わず微笑んでしまいました。
結果は…みんな上手で、持参した発泡スチロールの箱だけでは収まりきれず、予備のつもりで持って行っていた農業用のコンテナまで使用することに。
思いの外、大収穫となったのでありました。
カキも無事GETでき、友達の家に到着。
ひとまず解散とゆーことになったのですが、他のみんなが返った後、友達が、
「今からハイエースのシート、改造しよっか？」
と提案。
すぐ作業に取りかかる。
友達から工具を借り、友達と自分と坊ちゃんで後部座席を外し、内装のビニールシートを外し、床パネルを固定してあるボルトを外し、床を上げてあるアングルを外す。と、言葉で書けば簡単に見えるけど、意外と複雑な作り。しかも途中でオイル交換のお客さん来たりして、全部バラすまで一時間以上費やすことに。
バラしたら組立。
低くなった床に後部座席を乗せて合わせ、ボルト穴のマーキング。
床下に潜り、干渉する機器などが無いかを確認。
無いようなので、いよいよボディーに穴を開ける。
内装のビニールシートを合わせ、ボルトが貫通する穴を開け、床下からボルトを通し、後部座席を固定。床が低くなった分、ビニールシートの寸法が短くなったため、ゴムマットを敷いて誤魔化すと…完成！
とゆーワケで、飲んだくれる前に試し乗りを兼ねて買い物。
目的地はドラッグストアとホームセンター。
ビール（ニセモノ）と炭を買いに行かなきゃなのだ！
クルマを出して、
「お～！でったん乗り心地良くなっちょーやん！」
すぐに気付く変化。
後部座席に乗った坊ちゃんと友達大感激。
座る位置が低くなった分、揺れる幅も小さくなり安定するみたい。
たかが10数cm。されど10数cmなのでありますよ。
改造大成功！
ビール（ニセモノ）と炭も購入し、準備は整った。
あとは、人が集まるのを待つだけ。
友達はそれまでに火を熾す。なので、自分は坊ちゃんと人（中学ん時の技術の先生で、今はとある事情で先生を辞め農業をしている）を迎えに行くことに。
先生と合流した後、後部座席に座ったんだけど、なるほど、乗り心地はかなり改善されている！しかも低くなった分、頭上の解放感がなんとも良い！
あ～。こんな感じやったな。と、事故で廃車になったレジアスエースを思い出す。
改めて思ったコト。
ジャストローとか設定せんでもよくない？どーしても必要な人のために、メーカーのオプションとかにしとけばよかろーもん。そしたらオレ、コレ買うとき失敗せんで済んだのに。
全員揃ったのでカキ祭開始！
もち吉の浅いタイプの煎餅の缶かんにカキを敷き詰める。
調理酒を適量注ぎ込み、蓋をする。
コレをバーベキューコンロに載せ、待つことしばし。
蓋に開けた穴から蒸気が出てきだす。それから3分ほど待つと、はい！できあがり。
で、味の方は？
あまりの美味しさに、一缶目は秒殺で完食。
次に仕込んでいた缶をすぐさま火にかける。
できあがると、これまた秒殺！
カキのガンガン焼き、恐るべし！
なかなかいー感じで飲み食いしていると、友達が家の中へ。
出てくると、特別なオーラ漂いまくりの日本酒の箱を持っている。
そして、取り出し、バーンと見せ、
「ジャーン！獺祭！味わって飲むよーに！」
だって。
ひえ～！ですよ。
詳しいことは知らんけど、たしか手に入りにくい酒なんよね。
とゆーワケで、ワクワクしつつ、いただいてみることに。
一口飲んでみる。
普段飲んでいるワンカップなんかとはまるで違う味。
鼻から抜いた感じがなんとも…いい。
特別なオーラに負け、調子コイて飲み過ぎ、毎朝の早起きと今日の早起きが影響し、強烈な眠気に呆気なくダウン。
ハイエースの改造したての後部座席にちょっと休むつもりで寝転がったら、そのまんま深い眠りへ。
結局起きれず、このあとのバカ騒ぎには参加できませんでした（泣）
ともあれ。
楽しい一日でござーした。
ちなみに今日、二日酔いは大丈夫です。