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『Sno ≠ WhITe ―スノウホワイト―』第一章第二部完結!

皆さんこんにちは。最近梅雨の影響で髪が爆発している癖毛作家、結月です!


さーて、第二部が昨日投稿したepisode 13 でようやく完結となりました!
今思い返すと、色々なことを考え、感じながら執筆していた気がします。

初のW主人公作品にして、初の視点変更を導入した第二部。
後から読み返してみたら、思わず設定や用語説明多すぎだろとツッコミを入れてしまった第二部。
それでも毎回最新話を更新する度にハートをつけてくれるありがたい読者様に大きく支えられた第二部。
どうだったでしょう。面白く書けてたならとても嬉しい限りでございます!

何だか第二部は始まりから全く別作品のような入りで、第一部から続けて読んだら二連続で起承転結の『起』・『起』と続いたような感じがするかもしれませんが、ご安心下さい。
物語全体としては、ちゃんと『起』・『承』となっておりますので。

さて、次の第一章第三部は『転』となる回でございます。
この第三部以降からは、視点がちょくちょく入り乱れる構成になるかと思われます。
つまり最初の主人公である灯弥君や、茉白ちゃんも出てくるというわけですよ!(覚えてるよね?)
そしてスノウホワイトの新キャラも出てきたり……。
最初は展開がゆっくりに思えるかもしれませんが、気付けば物語が一気に加速していく章となるでしょう。

皆さんお楽しみに!


作品はこちらから↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892028415

5件のコメント

  • こんにちは!企画参加ありがとうございました!
    https://kakuyomu.jp/works/1177354054892028415
    あらすじも一話も面白いと思います。文章も読みやすく、映画化されそうな壮大な世界観とストーリーで、続きが気になりました。伸び悩んでいる人向けの企画だったのですが、もしかして間違えて参加されました?
    もしランキングに上がるようなファンタジー作品のファン数と比較されて悩んでいるようでしたら、それは読者層の量的に仕方ないことなので、何も悩まなくて大丈夫だと私は思います。貴方様の作品はちゃんと面白いです。あまり現代モノを読まない人たちも、貴方様の作品に気づけば良いなと思いました。
    強いて言えば、ジャンルが現代ファンタジーだったのが意外でした。内容的にSFなのかと。
    これからも執筆頑張ってください……!
  • 水深 彗様! コメントありがとうございます!

    私自身まだまだ手探りな状態で書き連ねた作品でしたが、面白いと仰って頂けてとても嬉しいです!
    実はこの作品、最初は全然読まれませんでした。毎日こまめにPVチェックをして、一つ増えていたらニンマリするレベル。
    それでも頑張って執筆し続けていると、最近になって異様に伸び始めたんです。何故なのかは分かりませんが、ありがたいことです。
    しかし、最初にかなり伸び悩んだのも事実なので、出だしに何か問題があるのではないかと思い、企画に参加させて頂いた次第でございます。

    ランキングに載るなど夢のようなお話ではありますが、いつかその夢を実現出来るようにこれからも頑張っていきたいと思います!
    ジャンルについては、私も『現代ファンタジー』と『SF』のどちらにしようか悩んだのですが、最終的に今の現代ファンタジーに落ち着きました。
    SFだと何だか堅くて重厚なイメージが湧いてしまい、それが私の作品の世界観とちょっと違うような気がしてしまって。(近未来設定で現代ファンタジーにしているのも気にはなりますが笑)

    この度は私の拙作をお読み頂きありがとうございました!
    一層執筆に精進していきたいと思います!
  • 結月Kさん

    こんばんは、尾崎です。

    近況ノートにコメントありがとうございます!
    動画はやはりそういうネックがあるんですよねえ……。
    あ、でもPC使えるなら大丈夫か、とも思いつつ、確かに大変ではあるのですが、どこまでが良くてどこまでがくどいか、という疑問はすごくわかります。

    なので、ちょっと冷たい感じになるかもしれませんが、
    省略など上手く使いつつ、箇条書きで、特に際立っている箇所をいくつか例にして挙げますね。

    伝わりにくいかもしれませんし、明日か明後日の作業になってしまうと思いますが、特別にやります!

    ぜひラストまで突っ走って、ばんばん人気作になってほしいです。

    ではしばしお待ちください。


  • 結月Kさん

    こんにちは、尾崎です。
    お待たせしました。

    スノウホワイトにおける文章の過多の件、いちおう私がくどく感じた箇所をお知らせします。

    エピソード1-8まで見てみました。あとは作業量の関係で、類推して考えてほしいのと、ここ数年で支持されているファンタジー等の作品(プロ作で異世界転生じゃないもの)と比較し、どの展開でどのくらい描写しているかのバランスを把握されるのもいいかなと思います。

    改めて内容を知ったうえでざっと読んでいくと、私自身も当初感じていたものと見方が変わってきていたので、網羅できているとは言い難いですし、展開によっては結月さんの持ち味が効果的に出ている箇所もありますから、やはりバランスかなと思います。

    全体的には、一つのことを描写するために1文、2,3語追加しているような具合に重ねていくクセがあるように感じますね。言い表しているものはもちろん間違ってないので、ちょっとあんばいが難しい。

    トイレの描写と同じように、あまり重要でないものに対して言葉を重ねすぎないことを意識するだけでも、改善されていくのかなと思います。

    では、現状における気になった箇所を、失礼ながら箇条書きでお知らせします。あと、しつこいですが、あくまで私の感覚で指摘しています。結月さんの持つ文体にも係わってくるところなので、慎重かつ、結月さんの判断において参考にしてください。

     殴り書きみたいになっているかもしれません。ご容赦ください。


    〇EP1

     ・『そうでなければ、この圧倒するような~~~しれない』
      前の箇所で、『何時間でも眺めていられる絶景』のように表現しているので、重複する表現に思える。
      
     ・『現実離れした美しさを惜しげもなく発揮している』
      若干しつこい。『~~~疑うほどに美しい景色だった』くらいでいい。

     ・『目的地など無い』
      これはフル読み評価で指摘した内容と重なりますが、妹の生存に思いを馳せるような場面は必要だと思う。

    〇EP2

     ・『現代の日本では~~~爆走していた』
      咎める者がいないことはすでに想像できるし、彼らは咎められても任務のため走るだろう。なので氷づけの都会の真ん中を走っていることがわかればいい。

     ・『何故~~~~目的地だからである』
      だろうね、という感じ。『目的地に到着した』ことがわかればいいし、なんなら後で無線連絡によりわかるのだから、強調をする必要はない。目の前にヘッドポッパーがいれば別だけど。

     ・『まるでこの世界に~~~~──しかし。』
      視点が変わっているので、目の前に少女が倒れている場面の続きだとわかればそれでいいと思う。
      実際、灯弥からすれば世界には少女と自分しかいない状態なのだから、それは妄想でもないし、疎外感は当然。敢えて言うほどじゃないかな。

     ・『これほどの大声で~~~かもしれない』
     カットしても良いと思う。温厚な性格、怒りをひとにぶつけたことは無い、という情報だけあれば十分。

    〇EP3

     ・『それは必死に~~~青年から与えられたものなのだろうか』
      よくわからない描写。伏線でなければ、無くていいかな。

     ・『熱い。~~~包まれる』
      描写しているようでいて、抽象イメージの上書きで、いまいち想像できない。比喩を使うか、視界に広がっていた闇が炎で焼き消えていくようなシンプルな表現を使うか、がよいと思う。

     ・『それは上部から~~~拡散させている。』
    評価でも指摘しましたが、ランプがそもそも床に落ちていることを描写してほしい。

     ・『灯弥は未知の~~~跨いだ』
    恐るおそる中に入る、という描写が後にあるので、ここにそこまで言葉を含ませる必要ない。『緊張に拳を握る』程度でいいのかなと思う

     ・『最初に目に~~~おそらく間違いないだろう』
     一般的なバーを描写するのに、言葉数が多い気がする。特に『実際にそういった場所に~~間違いないだろう』の箇所は、ドラマのことも言及してるので、くどい。結局バーなんでしょ、と感じる。大事なのはボトルやカウンター、ソファ、薄暗くてレトロな趣、心が浮つく、ドラマで見たバー、あたりでしょう。

     ・『それは──人間の~~~~~『人間の右腕』だ』
     とくに、最後の1文がいらないと思っている。字義通り右腕なら、改めて『人間の右腕』と重ねる必要は無い。

     ・『悲哀に~~~染み渡った』
     いまいちイメージできなかった。

    〇EP4

     ・服装、外見の箇所。
     できることなら、髪型や、同じ服装で3日間に関する情報だけ提示し、服装はEP1で描写してくれたら効果的。

     ・『その缶は~~~残していった』
     ココアが珍しいのはわかるんだけど、描写しすぎ。後のためのエッセンスとして大事な箇所であるのはわかるけど、トイレ描写と似たような形式になってる。

     ・『急速に高まる~~~負荷をもたらした』
     重ねすぎ。

     ・『街で~~~動かせない』『普通の少女~~~見えてこなかった』
    なんか、もっとすっきりさせて良いと思う。なぜこんな無垢な少女が、こんな生腕を所持しているのか……という旨がわかれば、あとは前後でも心理描写してるし。

    〇EP5

     ・『茉白は真剣な~~中断させる』
     「静かに!」という台詞があるので、人差し指を唇に当てた描写だけでよいのでは。

     ・『視覚から~~~伝達され、』
     外側から彼女を見ているような描写の中に、視神経の信号伝達まで入れ込む必要はないと思う。素早くナイフを投擲する、というモーションが描写できていれば、それでいい。

     ・『(……いくら何でも、)~~~~~「一回で無駄にしたくないから」』
     灯弥の推測がくどい。心理描写と台詞によって、スムーズに「見に行っていいかな?」という展開に進んでほしい。

     ・『(でも、このドローン~~~いいよな……?)』
    すでに茉白から、生存者の存在については聞いているはず。いまさら生存者がいることを再確認するより、そもそも『誰がそれを操縦していたのか』がここでは重要だと思う。

     ・『その光景は~~~あの現場』
    まるで、灯弥の過去のトラウマの回想かのように感じ、ややこしい。3日前に遭遇した地獄絵図が蘇った、ということがサッと提示されればよい。

    〇EP6

     ・『血生臭い~~~艶やかに微笑む』
    作品自体が場面展開の多い作品なので、どの場所なのかわかる文言を入れてほしい。今の状況だと、血まみれだということしかわからない。その場に少女が微笑んで立っている、だけでシーンは繋がる。

     ・『久しぶりねえ~~~「カルミア」』
     そういえば、『ピクシー』『ヘッドポッパー』はどちらも人間が付けた個体名だと思うんだけど、カルミアは名前があって、茉白に名前が無いのはどうしてなんだろう?
     まあ、読んでいた時は、場の緊張感が強すぎて気にならなかったし『ヘッドポッパー』という名前事態も『ヘッドポ』までしかわからなかったからか、そこまで疑問にならなかったので、のちのちその理由がわかればいいのかも。

     ・『今まで理解が~~~締め上げる』
     ちょっとくどい。半分くらいに抑えていい。猫を説明するために品種や毛並み、ほ乳類まで説明しているような感じ。

    〇EP7

     ここが全体的に鬼門。場面が卒業式に切り替わるまで、その6000字程度が凄く長く感じました。

     必要な情報は散りばめられているかもしれないし、文章としては理解できるけど、退屈になる。特に私は、灯弥が茉白に「拒絶される」と思った理由がよくわからなかった。

     嘘をついていたから拒絶される、と思ったのか。現在の状況から読み解くと、どうしても「灯弥が人間でなかったから」拒絶されると思っていたように感じられ、だとすると「考え過ぎじゃない?」と思ってしまう自分がいて、まずます入り込めなかったですね。茉白にとってはカルミアと対立する芽も消えるし、むしろ人間じゃない方が好都合じゃないですか。

     フル読みしたときは、また別の見方をしました。

     灯弥自身が、目をそらしてきた事実と向き合わなければならなくなり、心の中でひとまずの落としどころをつくる……およそ10年(?)前、世界が凍結する前にはただの人間だったはずなのに、何がどうなってるんだ? のような葛藤が描かれるならまだしも、それを茉白目線で眺めるだけで、茉白がなぐさめたら灯弥目線に移る……という、肝心なところが抜けた印象で、だからこそ緊張感なく、退屈に感じられるのかな、と思ったんですよね。

     灯弥側のエピソードの締めの部分なので、なかなか難しいとは思いますが、作品全体の中間地点だと思えば、もう少し緊張感が欲しいです。広い視点でとらえると、カルミアが灯弥たちと敵対する関係になくなった以上、この時点で引っ張る力は弱く、だるーんと紐が緩んでる状態になります。

     総合的に、ここがたるむポイントだと理解したうえで、考えてほしいと思います。
     
     いちおう、EP7における文言の指摘もしておきますね。

     ・『僕の知ってる東京は~~~~しれないけどね』
     服装の件は、特にここで引っかかったんですよね……。そんな汗ばむ気温の東京→凍結→普通は半袖とか着てるよね、という頭の中に出来上がるイメージに矛盾が生じる。だからこそ「そのXデーは寒かった」という方が設定矛盾が発生せず、効果的にどんでん返しができるんじゃないかな。

     ・『今思い出しても~~そう、死んでいたのだ』
     『死んでいた』の重複が気になりますね。字義通り絶命、か、そう、死んでいたのだ、のどちらかは不要かと。

     ・『だが、今は違った~~~伝えることだけだった』
    この部分の下の会話で、同じことを伝えているので、改めて書くことではないかと。

     ・『それこそ他人の日記~~~思えた』
    それこそ、は『まるで』が適切だと思うし、自分事に感じられないという説明が3つも重なっていて、ちょっとしつこい。

    EP8
     
     ・『時計の短針は~~~していた』
     日中の都会の街全体を描写するこのシーンで、時刻はあんまり関係無いような……。

     ・『活発かつ~~~ことだろう』
    鳥瞰し鮮明化する必要はない。活発に人々が往来している、というだけでいいような。

     あんまり必要ないような言葉の積み重ねが多い都会の描写でした。

     ・『外見だけ見ればとても若く~~~声を上げる』
    同じ組織の施設にいて、同じ制服を着ているのなら、すぐに同僚だと考えていいような気がします。奥村の外見を描写し、同じ制服を着ているな、と感じたら、あとは充分かな。奥村がそれで声をかければOK。

     ・『こういうタイプはあまり得意~~気はない』
     この部分、同じことを繰り返し述べてるように感じる。


    とりあえず以上です。
  • 結月Kさん

    こんにちは。

    お返事ありがとうございます。
    特別にちょっとやってみよう、と思ったら、大変な作業でした笑

    茉白の名前の件、なるほどですね。

    戦闘シーンですが、
    指摘するほどか? みたいな気になる点はありましたけど、
    おそらく戦闘時については、
    シーン自体の緊迫感や、戦闘のかっこよさに対して
    結月さんの描写力が最も効果的に機能するポイントなのかなと感じます。

    読んでいて特に良いと思ったのが、
    冒頭の灯弥の狼狽、
    ヘッドポッパーと茉白・灯弥の邂逅時における戦闘(残党にとどめを刺すところとか)、
    紗月の戦闘
    でした。

    おそらく結月さん自身が書いていて力の入った箇所ではないかなと思います。
    戦闘シーンは演出が逆にかっこいいなと思いました。

    描写が演出になる感じ、ですね。

    だから通常パートにおいてもそういった演出が多用されているので、まるでどこもかしこも戦闘シーンのような見せ場的な盛りつけになっていて、読むのが重い……となるんです。

    極端すぎるのもどうかと思いますけど、メリハリがある方が良いでしょうね。

    一応戦闘シーンで気になったことをお伝えするならば、
    上記のヘッドポッパーのシーンですね。

    『美しい鮮血』みたいな描写が気になって。

    神視点ならではの問題点だと思うんですけど、
    それまで主に灯弥を中心とした視点で進んでいる部分と、ヘッドポッパーの行為による視点とがごっちゃになって、その出血に対して灯弥視点で『美しい』と表現しているような感覚になるというか、だとしたら前後と照らしておかしいかなぁ……なんて思ったんですよね。

    でもそこまで神視点の視点移動を受け入れてきた読者が、その部分を気にするかなぁ……? と疑問に思い、ことさら指摘することでもないかなあって判断しました。

    そういう違和感が気になりやすいのは、緊張感が途切れる通常パート(説明パート)なので、シンプルに、かつ興味を引ける構造を模索してもらえたらなあと願ってます。





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