福はウチ、鬼もウチという言葉を聞いて、こういうことなのかと思った。
ロシアのように私は悪くないと言い張るのは簡単だ。
しかし、ロシアという国はウクライナが持ち出す普遍的正義とぶつかっても、ためらうことなく独善を振りかざし、ロシア人の多くもこれを支持している。このような独善は、ロシアとロシア人が異質で、彼らだけに起こるものなのか。他の国や国民にも普遍的正義にぶつかる場合が独善が起こりうるのだとすれば、それを避けるためにどうしたらいいのか。
まずは、自分自身に、悪いのは他人、自分は悪ではないという独善を存在させすることで自分が楽をしていないか問いかけてみることだと思う。人間は弱い生き物で、周りの影響を受けやすい。自分が所属する国のこととなると、ますます責任を感じにくくなる。外国のせいにして、あるいは他の誰かのせいにして自分が傷つかないように自己防衛していないか考えることだ。
次に、自国が起こしうる最も悪い事態を想定しておくことだ。例えば、独裁者が現れ、プロパガンダを駆使して国民を洗脳し、一方的な正義を振りかざして他国を侵略することもありうると覚悟しておく。そうしておけば、仮に将来不幸にも独裁者が現れて言葉巧みに国を誤った方向に導こうとしても、一人一人がその偽善を見抜き、国として悪に暴走するのを自制できるようになる。
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あの監督を悪と決めつけて安心するより、あれこれ考えてみたいですね。