https://kakuyomu.jp/works/16817330652655372010/episodes/16817330652865467008
かつて、二人の桃太郎というストーリーを、こことは別の場所で発表していたことがある。けれど、それは途中で挫折して、結局のところそれっきりだった。
ところが、である。
「二人の桃太郎という内容の物語がブック化され、わりと注目されているみたいだけど……」
という情報がある日突然、友人からもたらされた。
つづいて友人が言う。
「実はあれ、おまえがペンネーム変えて最後まで執筆したヤツ……ってこと⁇」
え! え! え!
思わず絶句。
わずかな間のあとで、ぼくは口を開く。
「なわけ、ないじゃん」
「じゃぁ?」
「さあ……」
ということで、今回は最後まで執筆するぞ! もうひとり桃太郎を増やして、もう少し内容を濃くして、必ずや、おう!!!
〈b〉