本日で空のステラは最終回となります。
明日からは『ストレイ・カット』を連載します。
衝和二十三年、獄楽市。
霊媒師・雪津冬次郎、三十二歳。
一日二十時間眠り、残りの四時間を酒と煙草とドライブに使って生きていきたい。
仕事は迷い猫探し、失せ物探し、占い――そして、できればやりたくない怪異退治。
そんな冬次郎のもとへ、日本効率化協会の男が奇妙な依頼を持ち込んだ。
探してほしいのは、二匹の「三毛猫」。
その正体は、謎の祠を破壊してまわる少女博士・サナと、彼女を守る機械の少年・サキだった。
時間の重なる怪異。
自動砲撃する装甲列車。
空飛ぶ殺し屋。
人間を機械へ変える技術。
地図のこちら側には存在しない町。
そして、この世界と重なって存在する巨大な知能〈深域〉。
迷い猫を追いかけていただけのはずが、気づけば世界の裏側まで来てしまった。
それでも冬次郎が望むものは、最初からひとつだけ。
「おれは寝たいんだよ」
怪異と機械と酒と煙草。
ろくでもない大人たちと、二人の子供。
少し歪んだ世界を斬って走る、レトロ怪異活劇。
『ストレイ・カット』
毎日21:30更新。
完結済みのため、最後まで毎日更新でお届けします。