本作「石榴」を読んでくださった皆様、ありがとうございます。
文中に明記されていませんが、今回花の名前ごとにチャプターが分かれていてそれぞれのテーマが花言葉で暗示されています。「石榴」シリーズ完結にあたって、それぞれの解説を簡単に残しておきます。
第1話「石榴」
花言葉は「成熟した美」「愚かしさ」
美佳視点。
「成熟した美」はもちろん美佳さん自身。実の妹の想いを知って関係を持つ意味もわかっているのに受け入れてしまう「愚かしさ」。
でもまぁ、個人的にはお互い幸せならいいんじゃないかと思います。
第2話~第5話「水仙」
花言葉は「自分勝手」、他にも色によって「うぬぼれ」「自己愛」
カオル視点。
ただひたすら美佳のことを想うあまり「自分勝手」なカオル。一途な想いがとうとう実って手が届いてしまうあたり、自分勝手も極めればここまで到達できてしまうかも、という話。第4話と第5話は第1話「石榴」のカオル視点。
第6話「石楠花」
石楠花は「高嶺の花」の語源。
このお話だけ花言葉ではありません。
「水仙」に登場した秀才女子ちゃん視点。
秀才女子ちゃんにとってカオルは「高嶺の花」だったというお話。
※「水仙」「石楠花」についてのより詳しい解説に興味がある方は
https://note.com/neut_ral_neut/n/nc9ed3aad4401 までどうぞ。
第7話「錨草」
花言葉は作中で触れていますが「新たな人生」「人生の出発」「旅立ち」そして「君をはなさない」「あなたを捕まえる」。
カオル視点。
はじめの三つの花言葉はすごく健全なのに残り二つが不穏。カオル視点ですがカオルを溺愛する美佳さんにぴったり。同時に紗良にも当てはまりますけれども。
というわけで好みが別れそうなこのシリーズですが、最後まで読んでくださった上に解説までチェックしてくれるあなたに心から感謝申し上げます。
ありがとうございます。
また、次の作品でお会いしましょう。
ニュート