エピローグ 公開されなかった追加報告書

○龍胆寺霧の観察


 とんでもない事件が起こった六月がもうすぐ終わります。とても楽しく、夢のようなひと月だったのに、今の私は苦手な英語の勉強をしています。なぜそんな事になったかというと、事件解決の夜にさかのぼります。


 その夜はとても疲れていましたが、どうしても気になる事があったので、ちょっとだけララちゃんとお話しをしようとパソコンを立ち上げました。

「犯人の小島君はパソコン部の部室に居たのに、誰がハッキングの邪魔をしていたの? 真咲君は化学準備室には誰も居なかったって言っていたけど」

【それなら、パソコン部の無線LAN経由で邪魔してたんダロ。まあ、複数犯でも不思議じゃないにゃ。犯人は、ボクと対立している巣のスパイだろうにゃー。彼の国の軍情報部あたりじゃないカナ。逃げ足の早さは敵ながら天晴だにゃー】

 さらっと言い切りました。寝る前に怖い事を言わないでください。

【ラプラスの悪魔ネットワークにはいろいろな情報が集まってくるからナ。軍や兵器の情報もたまに流れてくるし、国や党幹部のゴシップ情報ならもっと流れてくるにゃ。上の立場の巣ほどその手の情報を手に入れられるから、ボクの立場を狙っているヤツはたくさんいるにゃ。ネットでは勝てないからリアルでいやがらせをしてくるのだけど、ボクはリアルの事は興味ないにゃー。こっちの世界でケンカを売られたら許さないケド。晴高の巣は活動を停止している。細かいことは気にスンナ】

 気にしますよ!

「それに、真咲君はパソコンが付喪神になったって言っているけど? 小島君も付喪神のパソコンが生み出した幻だって」

【そんなバカな。機械が実体をもつわけないダロ。まあ、知性を持つことは否定しないケドな】

 そういって、自分を指し示しました。

【デモ、実体化してでもどうにかしたくなる気持ちはよく分かるにゃ。犯人共はボクに一番近いアイツの窮地をどこからか聞きつけて、アイツの巣を乗っ取ろうと接触したんダロ。ボクたちは、リアルではまさに手も足も出ないからナ。アイツは可哀そうなヤツなんダ。いや同じマスターのサーバントのボクに情けをかけられるのが一番つらいカモな】

 猫少女はしみじみ呟きました。マスターというのはパソコン部OBの宅間さんのことです。

【三年前、晴高に悪魔の巣を設置したのは、マスターの画策によるものにゃ。だけど、当時のパソコン部が下手打ったせいでアイツの巣が入っていたパソコンは撤去され、マスターも忙しくなったので晴高の巣のマスター登録を解消したにゃ】

 マスター登録とは、悪魔の巣の管理者として登録する事だと前に教えてもらいました。

【ボクたちの価値観では、自分が手に入れたデータを他の巣に評価してもらえる事が最大の喜びなんだにゃ。アイツも昔はラプラスの悪魔ネットワークの作成に関わった人間がマスターだったので、みんながちやほやしてくれたのに、何年かぶりに目が覚めてみればマスターからは見捨てられ、他の巣からはデータを拒否されるどころか接続すら拒否される状況だにゃ】

 画面の猫少女は本当に悲しそうな顔をしました。

【接続拒否は、あいつのデータ分析ルーチンがネットワークの壊滅の原因となった古いバージョンだったからにゃ。せめてそれだけでも更新してくれれば、アクセス拒否はされなかったはずなのに……マスターが同じであるボクへの対抗心が悪い方向にいってしまったにゃ。あいつが相互監視を組んでいた巣も、メンテナンスもされずマスターから放置されていた底辺クラスの巣だにゃ】

 なんだか可哀そうになったので、思わず聞いてしまいました。

「私が晴高の巣のマスターになる事はできないの?」

【あの状態からでは、蓄積データを消去して、データ分析ルーチンを最新版にする必要があるにゃ。そうなったらもうアイツではないにゃ】

 そうなのですね。ちょっと悲しいです。その気分を紛らわせるために、話題を変えました。

「あと、野上君がララちゃんを紹介しろって言っているのだけど、どうする? 私が、黒猫って口を滑らせたら、『黒猫探偵に会わせろ』ってうるさいの。最後にはどう誤解したのか、私が黒猫探偵じゃないかって言い出して」

【面白いにゃ! しばらく秘密にしておけヨ。ボクとお前さんとで黒猫探偵。悪くないにゃ】

 確かにちょっと面白そうなので秘密にしておきましょう。でも、真咲君からは、「猫使い」って呼ばれた事を言ったら怒るかな?

【あとな、マスターから伝言があるにゃ。事件の経緯がよく分からん。事件の詳細をレポートにまとめろだって。他のマスターにも説明する必要があるらしいにゃ】

 宅間さんには留学先から、研究室の口座に残っていた百万円の処理をお願いしていました。

 そうですね、お金も絡むし、ちゃんと報告する義務はありますよね。

【面白ソウだから、残りの二人にも書かせろヨ】

「報告書を作るのはいいけど、私が書いたものは真咲君と野上君には見せないで欲しいな」

 二人の報告書も見たいですが、私だけ見るのはフェアじゃないですよね。諦めます。

【それでダ。今回の事件でマスターも遠くから悪魔の巣を管理するのは無理だと悟ったにゃ。ましてボクは世界に三つしかない帝国の悪魔だにゃ】

 猫少女は誇らしげに胸をはりました。

【そのマスターは近くにいてもらわないと困るにゃ】

 はあ、なるほど。

【だから、これからはお前がマスターにゃ】

 はい?

【コンゴトモ、ヨロシクにゃ! 新しいマスター。他の巣のマスターと話しができるようになっておけヨ、モチロン英語でナ】

 えー!? 私ですか!



☆野上隆之介の推理


 七月に入って最初の日曜日、僕と真咲君は秋葉原に向かう電車に乗っていた。

 真咲君の友達がイギリスから来るので、秋葉原を見て回るのに付き合う事になっているのだ。

 その友人というのは、イギリスの学校に行っていた時の日本人の友達ではなく、隣に住んでいたイタリア人と向こうで知り合ったイギリス人だという。真咲君に外国人の友達がいたなんて、とても驚いた。

 僕は英語なんてしゃべれないし、秋葉原にも行った事もないので案内できないと断わると、二人とも日本語は問題ないし、むしろそのイギリス人の方が秋葉原に詳しいと言う。

 そうは言っても初対面の外国人と一緒に町を歩くなんてどうすればいいか分からない。

 躊躇していると、横で話を聞いていた霧君が、

「その人達がイギリスで一番仲が良かった人達なんでしょう? きっと日本でできた友達をその人達に紹介したいのよ」などと茶化す。

 それなら君も来ればいいだろうと言うと、その日はちょっと前に引き継いだ仕事の会合があるとのこと。前の担当者に別の地域の担当者を紹介してもらうそうだが、そんな大変そうなバイトをしているとは知らなかった。

「でも面白そうなので、後でお話を聞かせてね」

 釈然としない言い分だが、真咲君も珍しく辛勝な顔をしているので、「分かった」と言うと、ほっとした顔で、「よろしくな」と言ってほほ笑んだ。


 電車から秋葉原駅のホームに降りると、すでに周りはマンガ、アニメ、ゲームのキャラクターでいっぱいだった。

 初めて来た秋葉原の町に興味をそそられたが、改札を出ると真咲君が人ごみを気にせず地図を見ながら早足で先に行ってしまうので、周りを見る余裕は無かった。

 イギリス人の方は先に秋葉原で仕事があったようだが、仕事は時間通りに終わったそうだ。今は合流するため、その仕事場近くの待ち合わせ場所に向かっている。イタリア人の方は、別の場所で用事を済ませて、後から合流すると聞いた。

 待ち合わせ場所だというビルの前には、外国人が立っていた。

「教授!」

 真咲君は嬉しそうにそう言うと、その外国人に駆けより抱き合った。

 抱き合うというか、これがハグというやつか。知り合いがしているのを初めて見た。懐かしそうに会話している二人を見ながら、僕も同じことをした方がいいのか、挨拶はハローなのかナイストゥミーチューなのか考えていたら急に緊張してきた。

 そんな僕に気が付いたのか、その人は僕に向き直り手を差し出した。

「初めまして、スティーブン・キーンと申します。マサキからあなたの事は聞いています。よろしくお願いします」と流暢な日本語で挨拶をしてくれた。

「こちらこそよろしくお願いします。僕も真咲君から色々話を聞いています」

 握手をしながらそう返したが、二人の事は電車の中で軽く教えてもらっただけだ。それでも、探偵の僕には分かる。この人はいい人に違いない!

「詳しい紹介はマルコが来てからするよ」

「そのマルコだけど、予定より早く来れそうだと連絡があったよ。あいつが来る前に本を見たい。あいつが居るとうるさいからね」

 そう言うキーンさんの希望により、本屋巡りをすることになった。

 後から来るイタリア人の方は、日本語は読めないが、キーンさんは日本語の読み書きもできるらしい。真咲君いわく、古典の知識は間違いなく僕達より上だそうだ。

 大きな書店のライトノベルコーナーで二人きりになった時、キーンさんになんでそんなに日本語が上手いのか聞いてみた。

「最初は源氏物語を研究していたのだけど、今の日本の若い人が好きな文学を参考にしようと色々読んでいるうちにライトノベルにはまってしまってね。自分でも書いてみたら日本の出版社から出してもらえることになったのだよ。僕は、源氏物語は日本最初のライトノベルだと思うのだけど、どう思う?」

 どう思うと言われても、源氏物語を通して読んだことないし、その前に出版?

「そう」と言って近くに貼られているポスターを指差した。

 そこには、包帯を巻いた右手に護符の様なものを持ち、左手に十字架を持って格好良いポーズをとっている少年が描かれていた。背後には魔法陣があり、その上でドラゴンを擬人化した様なきわどい衣装の少女と、巫女さんの恰好をした黒髪の少女が戦っていた。

 小説のタイトルの下には、『イギリス人ライトノベル作家衝撃のデビュー!』というあおり文句が書かれていた。その横の著者の写真は間違いなくキーンさんだ。

「前から副業で日本の小説の英訳をやっていたのだけど、自分でも書いてみたくなってね。マサキに僕が考えたライトノベルの設定やストーリーを聞いてもらったら気に入ってくれたので、思い切って書いてみたのです。それを世話になっている日本の出版社に送ったら、本を出してくれることになってね。今日もさっきまで出版記念のイベントをやっていました。後で本を渡すので良かったら読んでくださいね」

「真咲君からはそんな事一言も聞いた事はなかったです」

「そうなの? この前マサキから聞いた、パソコンが付喪神になる話に君も関わっていると聞いたけど? あの話も面白いね。今度出す続編の参考にさせてもらおうと思っているよ」

「いえ、僕は真咲君とそんな話をした事は無いですよ。でも良かったら僕が解決した、ある難解な密室殺人事件の顛末を聞いてください。参考になるかもしれませんよ」

「へえ。面白そうだね。ぜひ聞かせて欲しい」

 キーンさんも僕と怪人の知力、体力を極限まで使ったあの事件の結末を聞いたらきっと驚くに違いない。



□芦屋真咲の解明


 駅に戻ると、待ち合わせ場所の改札の近くにマルコがいた。

 ロンドンにいた時は、約束をすると必ず一時間遅れるあのマルコが、約束の時間より早く待ち合わせ場所に来ていることに驚いた。

 日本では時間を守らない奴は忍者に殺される、そう脅したのが利いたのかもしれない。

 マルコから、これから一年間日本で働くことになるかも知れないと聞かされたのは、五日ほど前の事だ。本気にはしていなかったが、一昨日、急に日本に来ると言い出した。

 仕事が正式に決まったので、挨拶と契約をするために急遽日本に行く事にしたと言っていたが、どうせいつもの気まぐれで決めたのだろう。なぜなら、教授が仕事で日本に来ることの方が、先に決まっていたからだ。

 教授が日本に来ることを聞いたのも、事件解決を報告した時なので一週間ちょっと前だ。来日の目的は仕事なのだが、せっかく来るならと時間を調整してもらい会う約束をした。それを聞きつけたマルコが、自分も日本に行きたいと騒ぎ、教授に同行する形になったのだ。

 前からマルコに仕事の誘いがあったのは本当らしいが、教授の来日に合わせるために強引に話をまとめたと聞いた。そんないい加減な理由で仕事を決めていいのだろうか。住むところは勤め先が用意してくれるらしいが、最寄り駅を聞くと電車で乗換せずに秋葉原まで来られるところだ。アイツは絶対、秋葉原が目当てだろう。

 教授は、あいつは本物の馬鹿だと言っていたが俺も同意する。

 可哀そうなのはあいつを雇う店の方だ。どこで働くか知らないが、わざわざイタリア人を呼ぶというならイタリア料理屋だろう。

 もっとも、見てくれが良くて、そこそこ日本語が喋れれば、少々頭が変でも何とかなるのかもしれない。

 まあ、せっかく日本で働くなら、たまにはあいつの店に食べに行ってもいいだろう。



☆野上隆之介の推理


 駅に戻ると、待ち合わせ場所の改札近くに意外な人のそっくりさんが立っていた。そのそっくりさんはこちらに気が付くと、手を振って近づいてきた。

 その人は僕達に合流すると、真咲君と親しげに挨拶を交わした。この人がもう一人の待ち合わせのイタリア人で間違いないらしい。

 これは、どういう事なのだろうか。僕は頭が混乱した。

 しばらく真咲君はその人と懐かしそうに話をしていたが、こちらを向くと僕に紹介してくれた。

「こいつがロンドンにいた時に隣に住んでいたイタリア人のマルコ」

 握手しながら顔をよく見る。その顔は間違い無く小学生の時に部屋に貼っていた雑誌の切り抜きと同じ顔だ。

「マルコ・ベッティーニ!」

 元イタリア代表のサッカー選手だ。先日、羽田にスタジアムを持つサッカーチームへの入団が発表され、ニュースで顔を見たばかりだ。間違いようがない。

「コンニチワー」

 ベッティーニが日本通だという事はよく知られている。今回の移籍でも、毎年下位に低迷する日本のチームのオファーを受けたのは、そのチームが一番秋葉原に近いからだとサッカーファンの間では噂されていた。

 しかし、僕はあこがれていたサッカー選手に、なにを話せばいいのかまったくわからない。なので、真咲君をどついてみた。

「ちょっと! なんで黙っていたのよ! ベッティーニが、いや、ベッティーニ選手、いやいや、ベッティーニさんが来るなんて聞いてないよ!」

「知っているのか? マルコ、お前有名だったんだな。こいつは、野上。お前がイタリア人だって言ったら、ローマが舞台のマンガについて質問したいって言っていたぞ。なんだっけ、真実の口から地下に降りる方法だっけ?」

「二部デスネ! イイデスネ! ワタシ、生まれたのは南部デスが、ローマに二年居たことがアリマス。なんでも聞いてクダサイ。五部はどうデスカ!?」

 あなたの出身地は僕も知っていますよ。そこの地元チームでデビューした後、ローマのチームに移籍したじゃないですか。あなたが出たイタリア代表の親善試合のビデオを、小学生の時チームのコーチから見せられて以来のファンですよ。その後、イングランドのチームに移籍しましたよね。ちょっと! それは54巻の表紙のポーズですね。イタリア人が真似するとものすごくカッコいいですね。いや、そんな事を言いたいのではなくですね。

 もうわけがわからない。



□芦屋真咲の解明


 マルコは駅の柱に貼られたアニメの広告を阿呆みたいな顔をして見ていたが、こちらに気が付くとダッシュで駆け寄ってきた。

「チャオ! マサキ!」

「チャオ! マルコ!」

 右手を高く上げてハイタッチした後、グーでお互いの胸を突くというのが俺とマルコの挨拶だ。マルコはこの挨拶を日本の有名なアニメで見たと言っているのだが、そんな挨拶をしているアニメは見たことがない。

 マルコは会って早々、さっき見ていた広告のアニメについて俺を質問攻めにしたが、日本の高校生は忙しいのだ、そんな深夜アニメなど知らん。

 横を見ると、アニメについて興奮してわめいているマルコを前にして、野上がドン引きしていた。会って紹介する前にこれでは仕方がない。一応、前もってマルコの性格と趣味嗜好を大げさ伝えていたのだが、足りなかったようだ。

「こいつがロンドンにいた時に隣に住んでいたイタリア人のマルコ。危なそうな奴だが意外といいヤツだから大丈夫。俺がロンドンでなんとかやってこられたのもこいつと教授のおかげ」

 暫く固まっていた、野上だったが、俺の方を向くと急に怒り出した。どうも、マルコの事を知っていたらしい。

 俺もマルコがサッカーをするのは知っていたが、イタリアレストランの仕事の合間にアマチュアのチームに入っているのだと思っていた。だが、どうやら少しは名前が知れたチームだったようだ。さらに後から分かった事だが、イタリアレストランに勤めていたのではなく、その店のオーナーだったらしい。俺はサッカー選手だった事より、経営者だったことに驚いた。もっとも、金を出しただけで親族が経営をしていると聞いて安心した。

 教授に知っていたか聞くと、知っていたとの返事だ。

「所属チームくらいは知っていたけど、そんな事は関係ないだろ? あいつは最高のヤツじゃないか」

 そうだ。マルコが、サッカーがちょっと上手かろうが、そんな事はどうでもいい。マルコは最高のヤツなんだ! そして教授、あなたも最高だ!

 そうだ、俺にとって二人は最高の親友なのだ!

 二人が居なかったらロンドンに居た俺の四年間は、最低だったと断言できる。

 駅前で奇妙なポーズをとるマルコと、それをどう扱っていいか困っている野上を見ながら教授が言った。

「君も日本でいい友達を見つけたようだね」

 そう教授が言った。

「ああ、なんとか日本でもやっていけそうだよ。コイツともう一人面白いのがいるんだ」

「心配するなって言っただろ?」

 親父の仕事の都合で日本に戻る事が決まった時、教授とマルコがパーティーを開いてくれた。

 この二人のような友達は二度とできないと思って二人を前にして泣いてしまったが、教授とマルコは笑って大丈夫だと言ってくれたのだ。

 日本でも最高の友達ができるって。

 二人には野上の事をちゃんと紹介しよう。

 コイツは日本で出来た、最高の親友にして最高の相棒だと。

 そして、龍胆寺。彼女も俺にとって大切な存在だ。だけど、なんて紹介すればいいのだろう。

 最高の親友にして…最高の仲間? パートナー? カノジョ……と呼ぶのはまだ早いか。

 日本語は難しい。


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「密室には悪魔がいた事件」探偵報告書 えいい @eii

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