雷神への挑戦

『友輝くんは、つばさのこと、どう思ってるんだい?』


 ――昔の夢を見ていた。

 会話の相手は追風の親父さんだ。

 覚えがないが、本当にあったことだ、と直観する。


『えー。…………ちょー乱暴者。動物園のボス猿みたい』


 すると親父さんは、厳つい顔をくしゃくしゃにして大きな肩を震わせる。


『うわっはははっ! つばさが聞いたらめちゃくちゃ怒るだろうなぁ』

『えっ、おじさん言っちゃダメだよ! 絶対言わないでよ! ぼく殺されちゃう!』


 俺の声の必死さに親父さんはまた笑う。


『わかったわかった。じゃあ、かわりにってわけじゃないんだけど、おじさんの願いを一つ聞いてくれないかな』

『……なに? お願いって』

『うん。……もしもだよ。もしおじさんがいなくなった時は、つばさを助けてやってほしいんだ』

『……おじさん、どこかいっちゃうの?』


 別離の予感に不安を覚えた俺の頭を親父さんはわしわしとなでる。


『なに、もしもの話さ。保険みたいなものだよ』

『ホケン? ってなに?』

『そ、そうか難しすぎるよな。えええっと、あー、保険ってのはつまりあれだ。友輝くんが好きなゲームの、残りの機数だよ。機数があれば、やられてもゲームオーバーにならない』

『おおー。なんとなくわかった。……でもさ、つばさは強いから僕の助けなんていらないと思うよ』

『そうでもないさ。本当は結構甘えん坊さんなんだよ』

『ええー……………………うっそだあ』

『信用ないなぁ……』


 親父さんは頭をぽりぽり掻きながら苦笑する。どうも本当に困ってる感じだ。


『んー、しょうがないなあ』


 親父さんのことは好きだし、追風のことだってそんなに嫌いじゃない。


『わかったよ。つばさが困ってたら助けてあげることにする』

『おお、そうか。うん、ありがとう。そうしてやってほしい』

『うん。ま、そんなこと絶対おきないだろうけどね』


 + + +


『朝田よ、しっかりせい!』


 雅比の声に目を開けると、俺は床に倒れていた。

 どうやら短い間、気を失っていたらしい。

 身体中が金やすりで擦りあげられたように痛い。

 奇跡的に無事だったスマホを掴んで身を起こす。


 部屋はひどい有様だった。

 窓側の壁は丸ごと消滅しており、床には数人の人間が倒れている。

 追風もその中の一人だった。


「追風!」


 あちこちに軽いやけどを負った彼女を助け起こすと、すぐに目を開ける。


「……朝田? お母さんはっ!?」


 追風の母親を乗せたベッドは横倒しになっていた。

 急いで様子を確かめると、幸い目立った怪我はない。

 音を聞いて駆けつけてきてくれたのか、医師や看護師たちが部屋に集まってくる。

 彼らは部屋の惨状に愕然としたが、すぐに協力して床に倒れた人たちを運びだしていく。

 おばさんが寝かされていた移動式のベッドは今ので破損してしまったようで、体力のありそうな看護師が身体を背負ってくれる。

 看護師たちに先に行ってもらってから、俺たちも部屋を出ようとする。


『生き延びたか。少々加減しすぎたな』


 火雷天神の声。スマホを向ければ男は変わらずそこにいた。


『ふむ。やはり人間など己が地位と引き換えにするようなものではない、か。道理ではあるな』

『貴殿はッ!』

『次は本気で行くぞ』


 再び炎の弾が空中に現れる。

 くそ、マジで殺される。

 どうする。どうすれば逃げられる。

 こんなところで死にたくない。


 俺は背後を振り返り――――そして、胸を打たれた。


 部屋の入り口を塞ぐように、追風が両腕を広げていたのだ。

 おそらくは意識の戻らない母親を守るために。


 人間とは違う物理法則で動く神相手には何の意味もない行為だ。

 彼女自身、それは分かっているはずだ。

 けれど彼女の目には決意があった。

 この先へは通さないと全身で語っていた。


 怖くないはずがない。

 俺はもう追風の弱さを知っている。

 よく見れば脚が震えているんだ。それなのに。


 逃げることしか考えていなかった自分が心の底から恥ずかしくなった。

 俺には何もできない。

 何をすべきかも分かってない。

 ただ焦って吠えて走り回ってるだけだ。

 雅比相手にえらそうなことを言ったりする資格なんて、本当はこれっぽっちもありはしないのだ。


 だからこそ、ここで間違えるわけにはいかなかった。

 俺にだってできることがあるのだと証明したかった。

 否、たとえわずかでも自分にできることがあるならば、どんなに困難であってもそれを選ぶ勇気を、誰よりも自分自身に示したかったのだ。


 歯を食いしばる。目に力を込める。

 深く息を吸って吐き、言うべき言葉を口にする。


「追風、おばさんと一緒に逃げろ。あいつの狙いは俺だ」

「朝田っ!?」

「俺が一緒に逃げたら全員巻き込まれる。だから、早く行け」

『ほう? 肝が据わっておるではないか、人間よ』


 他人事のように感心する火雷天神に腹が立ち、俺は怒鳴りつける。


「バカヤロウそんなわけあるか! 超絶ビビってるに決まってんだろ! ちったぁ空気読め!」

『フッ――――ハハハハハハッ! 愉快なことを言う。ならばお前に免じて他の人間は見逃そうではないか』

「わーやったーちょーうれしー。…………ほら、行けよ」

「だ――ダメだよ朝田殺されちゃうよッ! 一緒に逃げよう!」

「全員で焼け死ぬ気か? 誰がおばさんを助けるんだよ」

「で、でも……!」

「心配すんな、死ぬ気はねえよ」


 うわあマジもんの死亡フラグだよこれ!

 顔面崩壊しそうです!

 頼むから早く行ってください!

 挫ける!


 その時、背後から柔らかい感触。

 追風に抱きつかれたのだと遅れて気づく。

 潤んだ瞳に間近で睨まれる。


「親分から子分に命令。明日もちゃんと挨拶にくること」

「――了解。親分の命令は絶対だもんな」

「破ったらキンタマ蹴るからね」

「やめてください死んでしまいます!」


 さすがのアマゾネス系だった。

 緊急時にもかかわらず股間がキュッとなる。

 身を離して走り出そうとする彼女の背中に声をかける。


「あ、追風ちょっと気づいたんだけど」

「なに?」

「久住のアプリでバスト80って出てたんだけど今の感じからするとそんなにないですよね?」

「死ねバカ朝田! だったら今度自分で確かめてみろ!」

「うおおおすげえ返事来たよ!? え、いいの!?」


 追風は両手の指をバキバキ鳴らしてイイ笑顔。


「両腕骨折ぐらいで済むといいねえ」

「あっハイ、スンマセンした。じゃ、また後でね」


 バイバイと手を振って送り出し、下がったテンションで改めてスマホを見る。


「あー、えっと、それでなんでしたっけ?」


 だが火雷天神は愉快そうに笑い、


『今のはお前の想い人か?』

「おかしな勘違いはやめろ! キンタマ蹴るぞ!」

『ハハハハハッ! 愉快なことを言う! この世に生を受けて千と余年。幾多の争いを経てきたが、睾丸を蹴ると脅されたのは初めてだ!』

「おおー貴重な人生経験が積めてよかったですねえおめでとうございます。お礼に俺のことも見逃しませんか」

『では死ね』


 相手が言い終わるより早く床を蹴り、部屋から飛び出した。

 背後で爆音と熱。気にせずまっすぐ廊下を走る。

 目指すのは追風たちとは逆サイド、奥に見える非常口マークだ。

 だが十歩も進まないうちに、


『逃げられると思うか?』


 廊下のど真ん中に火球が生まれる――ってちょおおおお!

 気合で下を滑りぬけ、大急ぎで壁に張りつく。

 解き放たれた火球が目の前を一直線に横切り、廊下の先に着弾。

 轟音、熱風。煙と炎。


 このヘタクソといつもの調子で面罵したくなるが、さすがに命がかかっている。

 沈黙はじかんなりだ。

 廊下を駆け抜け、なおも二、三度の幸運を重ねた結果、なんとか五体満足に非常口まで辿り着く。

 コンマ一秒も惜しむ勢いでノブを掴み、あまりの熱さに悲鳴をあげる。

 咄嗟の判断でシャツを脱ぎ、手に巻きつけて再チャレンジ。

 開いた。よし! 

 俺は喜び勇んで足を、


 ――――ッ!?


 希望は一瞬で絶望に変わった。

 なかったのだ、非常階段が。

 見下ろせば遥か下方の地面に階段の残骸らしきものが見える。

 クソ、火雷天神の仕込みか。

 デカイ態度のわりに細かいことしやがって。

 飛び降りようにもここは五階だ。かなり死ぬ。


『そういうことだ。覚悟を決めろ』


 振り向けばそこは灼熱地獄。

 通路の四面にまとわりつく焔の蛇を従え、火雷天神が悠然と浮かんでいた。

 完全にラスボスのレイアウト。勘弁してくれ。

 絶体絶命という四字熟語が脳裏で大写しになる。


 結局こうなのか?

 なにもできないまま終わるのか?

 俺にはなにもできないのか?


 …………いいや。いいや、いいや!


「覚悟なんか決めるか馬鹿!」


 熱風に身体を炙られながら、煙でむせそうになりながら、叫ぶ。


「そんなもん後悔への直通チケットじゃねえか! つまんねえもん押しつけるんじゃねえ! なにかできるはずだ! 必ず手はあるはずだ! 諦めたっていいことなんて一つもねえんだから、俺は諦めねえ!」

『愚かな。神ならぬただの弱い人間にできることなどたかが知れている』


 聞き分けのない子供を見るような目をする火雷天神を俺は鼻で笑ってやった。


「ハアアァァンン? そのただの弱い人間が発明した携帯電話に癇癪起こして人んちでバブバブ暴れてるのはどこの愚かな神でちゅかあああ? あれか? もしかして今のツッコミ待ちだったか?」


 するとそれまでの冷ややかさが薄氷のように剥がれ落ち、憤怒の形相が現れる。


『貴様――いいだろう。楽には死ねんと思え』


 ……挑発は成功。

 これでちょっとは雑に動いてくれればいいんだけどな……。

 その時、小さな笑い声が聞こえた。

 雅比だった。


『……その諦めの悪さはどこから沸いてくるんじゃ、朝田』

「このタイミングでかよ! あー、ま、いっか。……後悔してることがあるんだよ。俺」


 きっとさっき一瞬見た夢が思い出させたのだろう。

 親父さんが亡くなったと知ったときのことを思い出す。


「子供のころ、追風の親父さんが死んだ時、なぐさめなきゃって思ったんだよ。でも、会いに行ったらいつも通りの態度でさ、ああ、やっぱり俺にできることなんか何もないんだなって勝手にそう思いこんじまってたんだ」


 きっと強がっていたんだろう。

 ガキの俺にはそれが分からなかった。

 小学校も違ったから疎遠になって、偶然高校で再会するまでそれっきり。

 会いに行く口実なんて幾らでも作れたのに、そんなの別に向こうだって望んでないと自分の臆病さに言い訳をしていた。

 高校でだって大して違わない。

 本当の意味で自分が間違っていたことに気づいたのは、だから一昨日だったのだ。


「元気だせ、ってさ。たった一言声をかけてやればよかったのにな。俺にできることは、本当はちゃんとあったんだよ」

『それで、か。よく分かった。……朝田よ、今まですまなかったな』

「はぁぁ? すまなかったなじゃねえだろ、今死にそうなんですよ俺。絶対恨むからな」


 笑いながら答える。


『ああ、幾らでも恨めばよい。――が、そういう話ではない』


 一拍、


『――――待たせた、と申したのだ』


 薫風。

 フロアを荒れ狂っていた炎が嘘みたいにかき消える。

 灰色の帯がどこかへと散り、振り向いた瞳が爛と輝きを放つ。


『フン、やっとやる気になったか』


 火雷天神の声に喜びが滲む。


『……これまで無礼をしたな、火雷天神よ。だが、ここまでの凶行に及んだ以上、最早問答は無用。――秋葉三尺坊大権現に名を借りし天狗が一柱、<歌雅>うたはみやびの雅比、――参るッ!!』


 瞬間、風と炎が弾けた。

 両者の姿が消失し、激突音が空気を刻む。


『朝田よ、今のうちに脱出せよ! かの神はワシより遥かに格上じゃ! いつまで保つか分からぬ!』


 恐らくは俺だけに聞こえる声。


「雅比! お前っ、大丈夫なのかよ! それに、」

『話は後じゃ! 行けい!』


 切迫した声に背中を押され、俺は紅蓮に染まった廊下を駆け出す。

 なるべく煙を吸わないように息を止めながら目指すのはもう片方の非常階段だ。

 途中何度か炎に進路を遮られるが、そのたびに風が道を切り開いてくれる。


 追風のおばさんがいた病室の前を通り過ぎ、なんとか非常階段へ到着。

 防火扉を開き、建物内に設けられた階段を駆け下りる。


 …………四階。何かが崩れ落ちる音。


 …………三階。遠い破裂音。


 …………二階。かすかに伝わる不気味な振動。


 …………一階。分厚い扉を開け放つ。


 無人のエントランスを焼き焦がしていた炎が一瞬で制圧され、その先、フロアの向こうに正面玄関が見えた。よし!

 これが最後と足を急かせるも、しかし頭上から不吉な軋み。

 くそ、頼むから保ってくれ!

 だが祈りも空しく、天井に一筋入った亀裂はあっという間に広まっていく。


『朝田よ、姿勢を保て!』


 爆発的な突風が背後から押し寄せた。

 あまりの勢いに転びそうになりながらも俺は雅比の言葉通りに走り続ける。

 しかしその時、頭上から立て続けに崩壊音。

 くそ、文化系の足じゃ無理か!?

 あと少しだってのに――!


「朝田あああぁぁッ!!」


 ――――風よりもなお速く。


 崩壊しつつあるフロアへ、一人の少女が猛然と駆け込んできた。

 勢いよく手を引かれる。

 陸上部のホープの脚力が、崩れ落ちるエントランスから俺を外へと連れて行く。

 外に、出る。


 背後で轟音。

 振り返ればエントランスは完全にがれきで埋まっていた。

 あと数秒遅れていたら押し潰されていたに違いない。

 周りから歓声と悲鳴。


 俺は完全に腰が抜けてしまい、へたりこむ。

 つなぎっぱなしの手の位置が俺と同じ高さまで下がる。

 どうやら彼女も同じらしい。


「悪い、助かった……」


 解こうとした手を逆に引き寄せられた。抱きしめられる。


「も、もうダメかと思った……っ、朝田が死んじゃうって……っ」


 追風は泣いていた。

 顔を押しつけられた俺の肩が涙で濡れていく。

 俺はどうしていいか分からず、結局されるがままになる。


「……親分のおかげでなんとか無事ですよ。つか、よくあそこで突っ込んで来てくれたな。すごい勇気だよ」

「考えてる余裕なんかなかった……っ。ただ、朝田を助けなきゃって、それだけしか考えられなかった……」

「……そっか。ありがとな。……おばさんは無事?」


 すると追風はぼろぼろの顔を上げ、すっと指を差す。

 見れば、病院の人たちが用意してくれたらしい臨時の寝台におばさんが寝かされていた。

 ああ、良かった。胸をなでおろす。


『無事のようじゃな』


 スマホをかざすと、雅比が姿を見せた。


「ああ、おかげで助かった。あいつは?」

『お主が脱出した時点で退散したとも。こちらも助かった』

「そっか。……なあ、雅比。その…………良かったのかよ?」


 先ほど聞き損なったことを訊ねると、雅比はやれやれとばかりに頭を振る。


『良いわけがなかろう? 千載一遇の機会を棒に振ったわ。全く、やっておれぬ』


 封印を破って神通力を行使してしまったのだ。言い逃れはできないだろう。

 雅比は調査官を罷免され、党からも追放されることになる。

 がっくりと肩を落として項垂れ、それでも幾分さっぱりした顔を見せる。


『それでも、お主を守ることはできた。自ら補佐を頼んだ者を守れずして何が神、何が政治家じゃ。悔いはないとも。

 ――朝田よ。先ほどは伝えられなかったが、ワシの話に感動してくれたと言ってくれて嬉しかったぞ。お主を補佐に選んだワシの目に狂いはなかった。人間の子、朝田友輝よ。お主に最上の感謝を』

「雅比……」


『――フン。覚悟はできている。つまりはそういうことだな?』


 いつの間に来ていたのか、いつかの天狗男が不愉快そうに顔を歪める。


『雲涯どの。……ええ、覚悟の上です』


 雅比は動揺することもなく、全てを受け入れた顔ではっきりと頷いた。

 雲涯は苛立たしそうに舌打ち。


『……では。風神天狗党、雅比よ。党命に背いたため調査官を罷免、党から除名処分とする』

『……………………雲涯どの、これまでお世話になりました』


 雅比に微笑まれた雲涯は盛大な舌打ちをしてそっぽを向く。


『……知ってのとおり、この地は政令指定都市の候補地として選定されている。よって、許可なき神は速やかに退去を――』


 その時、雲涯の宣告を遮るように着信が入った。

 久住だ。

 なんだこんな時に?

 とにかく電話に出る。


『あ、あの、ごめんなさい! 雅比さん、聞こえてますか!?』


 予想に反して聞こえてきたのは火狐神の声だった。

 理由は分からないがひどく慌てた様子で、こちらの返事を待たずに一方的にまくし立てる。


『すみません、あの、私、考えてたんです。私になにかできる事はないのかなって、ずっと考えてたんです。それで、さっき久住さんと話してて気づいたんです!』


 一体なんの話だろうか。

 雅比もまったくついていけてないらしく、困惑したように沈黙している。

 話の腰を折られた雲涯は不満そうな様子だったが、他党の調査官が話しているところに割り込むつもりはないらしい。


『あったんです、方法が、一つだけ! 私、まだ枠が余ってるんです! 久住さんや朝田さんは最初から雅比さんが指名してたから改めて私が枠を使う必要がなくて、まだ二つとも空いてるんです!』

『火狐神、お主、いったいなにを――』

『だから、雅比さん!』


 そして火狐神は告げた。


『狐神稲荷党の調査官、火狐神が、雅比さんを調査官補佐に任命します!』

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