プロポーズ

昨日、私は今日が診察日だったので実家に帰りました。1日離れているの久しぶりだね!何だか初々しいね!なんてLINEでやりとりをしながら、今日を待ち望んでいたわけです…が!

診察が終わり、薬局待ちの時、LINEをしていると…彼からの返信に、彼の仕事仲間の女性の名前が!!!予測変換で間違えたのですが、いつも私が浮気を疑われているので、ここぞとばかりに「浮気!?」と返し…たら、彼の機嫌がたちまち悪くなり、ついには返信さえなくなり…私は泣きそうになりながら帰路についたのでした。すると駅に着いた頃に、彼のお母さんからメールが届き、スマホを壊した、と。あ~またやってしまった、と落ち込む私。とりあえずイライラに効く漢方を処方してもらっているというので、おとなしく家で待つことに。

そして彼帰宅。怒ってるなぁ…と思いつつ、でもきちんと話さなきゃ!とポツポツ話していると…彼が何かファイルを差し出してきて、見てみると


婚姻届でした。


彼の欄は記載済み。それをみた途端に号泣してしまいました。今日は色々あったけど、これが本気の気持ちだから、と彼。私は思わず神棚を作りそうになってしまいました。動転しすぎです。

確かに私たちの生活はまだ安定していなく、うちの両親はいまだにいい顔をせず、今すぐというわけにはいきません。でも、でも、それを私の知らないところで書いている彼を想像したらまた泣けてきて…なんて私は幸せなんだろう。

好きな人と一生を歩めることができるなんて夢にも思っていなかった、彼に出会うまでの私。孤独死なんだろうな、と既にエンディングノートを作りかけていた私。死ぬことしか考えていなかった私。生きててよかった。ありがとう。今までの人生は無駄ではなかったよ。愛してる。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る