交際開始とプロポーズ?

お付き合いを開始するのには、時間はかからなかった。

なんでかな、一緒にいてとても楽しかったから。知人には、「そんなに年が離れていて、話合わなくない?」と言われたこともあったが、全然!最初は合わせてくれたのかもしれないな。

付き合って3回目のデートが長野旅行。急展開すぎ。お揃いの判子を作ったり、名物のソバを食べたりして充実した二泊三日。

その時、どんな流れかは忘れたけれど、


「一緒の墓に入ろう」


と言われ、その冗談めかした言葉が、結局プロポーズになってしまったという…いいのかそれで?と思わないでもないけれど、今も幸せなのでいいかなと。


病気のことをな~んにも知らなかった彼。

この先沢山の私の異常行為に悩ませられるのだけれど、徐々に私の扱い方をわかってきている。心配性なのは変わらないけどね。


喧嘩もいっぱいして、彼は携帯を三回壊した。けれどもやっぱり側にいてくれる。


私の宝物は、喧嘩の後だったり、ふいに置いてあったりする彼からの手紙。今時メールとかではなくて、手書きというところがいいよね。辛いときや、寂しいときに読むと元気が出る。キレた時は怖いけれど、基本的に優しい人。人の心を酌んでくれる人。


愛情なんていずれ冷める、なんて言うけど、まだまだ熱血恋愛中。そんな自分にびっくりの毎日だったりする。

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