前のエピソード――交際開始とプロポーズ？

今日に至るまでの様々なことは追々綴るかもしれないけど、今日は日常を。

今日は二週に一度の診察日。実家の近くのクリニックなので、家からは二時間以上かかる。電車が苦手な私にとっては試練ともいえるが、新しい病院に変えるつもりは今のところない。10年以上同じ主治医に診てもらっているからで、今更病歴を詳しく話すのは正直面倒だからだ。

しかし今日の診察は失敗だった。最近物忘れがひどいので、気がついたことは手帳に書き留めておこうと思っているのだが、それすらも忘れてしまったようだ。この頃の私の困ったことは、風呂にきちんと入れないことで、今日はさすがに長旅なので嫌々入ったけれど、なかなか難しい。入ってしまえばこっちのものだが、そこに至るまでの諸動作がとても億劫でたまらない。

それ以外にも色々あったのだが、結局風邪をひいたことしか話せなかった。次回は思い付いたらすぐメモをとるように努力しなければならない。

このように毎日頑張っているつもりなのに、端から見れば、単に怠けている少し言動の変わった人という見方をされてしまうのがつらいことではある。幸いにも私の場合、彼が、「そういう病気なんだから仕方ないんじゃない？」というスタンスでいてくれるので楽だ。そして私が何か小さいことでもすると（例えばごみだしなど）、過剰なくらい誉めてくれるので、それに救われている。

そんな彼と出会えたことを幸福だとしみじみ思う。