母、58歳にして美に目覚める。

母は58歳契約社員である。接客の仕事でその日々をおくっている。食事はカップ麵かチョコチップクッキー。それを酒で流し込んで眠る。早朝猫に起こされ一日が始まる。毎日、お金を稼いで生活を出来るように生きる毎日だ。ある日、「私」が母の家に訪ねた時に母が「私、ピアス開けようと思ってる」と言ってきた。どうぞ、と答えるとルンルン気分でピアスの画像を見始めた。まるで恋する乙女だ。




シチュエーション「ピアスをあける」短編の会に参加させていただきます。
思いつき文学賞「双葉紫明賞」に参加させていただきます。

この二つに出すために三十分でまとめました。
どちらの要件にも当てはまっているかと思います。
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