第14話何かの勧誘か?

第14話 何かの勧誘か?



異世界25日目 朝

 は?と言って起きた朝?

 夢で、白い服?いやーー!あのひらひら具合だと、布か?

 まぁ、美人が出て来たのだけど、なぜか警戒しないといけないような雰囲気がある美人なのだよな~。


 そして言い出した事は、「この動画を見たあなたには、大金が降り注ぐでしょう。タップして、(15兆で了承する)を、押しましょう!」なんて言っくるのだ。


 ハア?わけわからん。印象的にはサギ?


 バン!


 ?????

 どこからか、まるで台バンの音がした。

 とりあえず拒否ってよかったと思う。

 

 コピーフィギュアも聞こえたという。

 魔力探知にも引っかからない。

 夢の事を言って、詐欺に気をつけようとダンジョンコアとも確認して、これからの生活を考える。

 1ヶ月以内にこの王国から出ろと言っていたな。

 何かあるのだろう。今日で25日目だ。

 さて、実はすっごくしんどい。

 タンパク質不足だとわかっていたので、魚を釣ってみるか?とみなとに行くと、漁師らしい人だかりが出来ていた。

 

 話だと海のモンスターよりも強い、暗黒闘気って奴を纏った魔物が出で船が出せないと言う。


 しかし、魚の干物はかなり売っていたので買っていると、冒険者ギルドがざわついていた。


 似顔絵が、全くそっくりでない無茶苦茶な顔で、名前はマスター・オオベー。

 は?オレの名は大縁 増田(おおべ ますた)だぞ?


 何か、モンスターをボール状の容器から投げて使役するマスターみたいじゃないか!

 しかも顔が、どう見ても陽キャ組の下手くそな顔の部品合成だな。オレとは違う顔だな。

 注意書きに、ボッチ、陰キャとか散々な事を書いてある。

 

 だけど、賞金が20億だ!

 みんなそれぞれを見ているな。

 コピーフィギュアが、聖女の姿に変化して腕を組んでくる。


コピーフィギュア

「これでボッチではありません。」


 なるほど!さて冒険者ギルドに入って見たら、海のモンスターの討伐依頼が多いな~。

 だけど、他の冒険者達は乗り気でないな。クエストボードに沢山貼り付けている。

 誰もクエストを受けていない。コピーフィギュアが、手を引っ張っている。どうもクエストを受けたいらしい。


 持ってきたクエストは、バーサクスピアというモンスターの討伐依頼なのだが、絵を見るとどう見てもイカだ!


 受けてみるか?報酬は一匹大銀貨5枚。5万相当だな。

 クエストの条件は、ギルドカードのよる記録。そして船の有料貸出しだ。失敗したら弁償することになる。


 やって見るか?

 少し大きめの船を借りて、海をすすむ。

 [掌握]によって、船を直接動かせる。あのマグマを動かす時にレベルは5を超えたから、楽だ!

 あ~、そうだ!イカって暗闇で光に集まるよな?

 だけど、このイカモンスターは、スピアって名前になっているように、船を突き刺そうとしてきた。

 あ!そうか![掌握]で船の周りの海水を[掌握]してしまって、海水の障壁を作り、イカがその領域に来たら、スキルで捕まえる!

 そして、船の上に持ち上げて、すぐにマグマで鍛えた水魔法で凍らせる。

 水魔法のレベルは、既に7 だ!ドンドン面白いように釣れるのではないな。イカ掬いかな?

 

 イカの討伐が楽しくなってきた。

 あ~、眼の前に、意地悪でろくでもない果蓮 (かれん)の奴が、すっごく真人間の状態でいるな~。コピーフィギュアだけど、人間よりも人間ってどういう事だ?


 空間収納でドンドン冷凍イカを収納して、しまおう! 


コピーフィギュア(果蓮Ver.)

「御主人様~!まだまだやってきます!」

 

 ドンドン冷凍イカを作って言って、いるうちにいつも間にか夜になった。


 ん?なんだ?魔力察知に何かものすごくデカいイカの影が!

 

 スーパードデカいか!まじで東京スカイツリー並み!が、襲ってきた!

 すぐに船を移動させて、逃げる逃げる!

 すぐに港についた。


 あれ?また[掌握]の力がましたかな?

 漁業組合で船を返すと、びっくりされた。


「な!あんた!生きて帰ってきたのかい?」

 え?そんなハードな仕事だったのか?

 

 そして、冒険者ギルドに行くと問題が起こった。


受付嬢

「アヒャーー! クエスト報酬3000万オーバー!現金の用意が出来ないー!」


 ん!そうだ!

 提案する!30万だけ現金で、貸し出しに使っているようなレベルでいいから、船を現物でくれといったら、漁業組合はすぐにくれた。

 討伐のイカを冷凍していたので、ズタ袋に詰め込んだ分だけ、渡しておいた。

 

 船を手に入れたぜ!そして、おまけに海図と隣国との地図も手に入れた。



 宿で、しばらくは休むのだが何か派手な馬車が特急で真夜中なのに走ってきた。

 趣味悪~なんてギラギラしてる馬車だ。

 まるで詐欺師が乗りそうな、安物臭い馬車にしか見えない。

 今日の夢は、詐欺師がやってくるという事だったのか?!と、おもった途端に、バン!と台バン!の音がしたような?


 明日は、あのデカすぎイカ討伐しないと、隣国にいけなさそうだから、なのと魔力が切れかけだから、使い切って寝るよ。



 

 

 


 

 

 

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