✴
そうして、いつも、「お前がお前であることのアリバイ」の刻印が、スティグマが、耳元でがなり立てていた。
人生とは何か?私とは何か?…その問いですら、私は未だ設問やらその意味やらを検討しかけているような段階で、これから答えを探り作っていこうとしている矢先だったし。だれもがそうなのが、青春時代というもののの常だろう。
「お前は…だ!」すべてを踏みにじりつつ、冷酷な声は自信満々に宣言して、絶対に熄まなかった。
四六時中頭の中に居座って、無理矢理に「私は…だ!」という虚妄を牽強付会しようとするのだ。
キチガイ沙汰で、常識も、法律も、逸脱しつつ、
誕生日 夢美瑠瑠 @joeyasushi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。誕生日の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
参加中のコンテスト・自主企画
関連小説
こころちゃん/夢美瑠瑠
★7 エッセイ・ノンフィクション 連載中 3話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます