第18話 人と比較しなくていいをもっと詳しく書いてみた
昨日の投稿で「人と比較しなくていい」、というのを書きました。今日は、この「人と比較する」ということについて、さらに詳しく書いてみようと思います。
カクヨムでも、pvやランキングなんかがあるので、目に入ってきますね。
以前にも書きましたが、pvやランキングに一喜一憂すると振り回されてしまいます。
昨日より読まれているぞ、ランキングが上がったぞ、と上昇気流の時は天国。
逆に誰も読んでくれなかった、ランキングどころか埋もれすぎててよくわからん、という下降気味の時は地獄。
このように「他人と比較すること」は日常茶飯事に起きてきます。
私達は小さな頃から親からも学校でも比較されながら育ってきた人が多いと思います。
親からは、周りの人と比較されて来たかもしれない。「あの子は頭が良いから〇〇高校(レベル高い学校)に行ったらしいよ。(あんたは?)」
もっと遡ると、「△△ちゃんは4ヵ月で寝返りしたのに、うちの子は6ヵ月になっても全然寝返りしないの」など記憶のない頃から比較されてきたことでしょう。
私も親から姉妹間での比較、他人との比較などされながら生きてきました。私は何事も年の近い妹に負けないようにと必死でした。親から受け継いだ比較する習慣は無意識のうちに骨の髄まで染み渡っていたと言えるでしょう(泣)
学校は、勉強や一部はスポーツという分野において、主にテストの結果などの評価で他人と比較されまくる場所ですね。最近は変わってきているようにも思いますが、学校の勉強においては記憶力がよければよいほど戦況は有利でした。
仕事を始めても同じように、例えば営業成績や社内の評価や昇進したかどうかなど他人と比べてしまうとキリがない状況です。
この世は『比較』でできていると言っても過言ではない。
じゃあどうすればいいのか。
比較してもキリがありません。比較することで、自分の現在地を知ることは大切です。でも、それ以上振り回される必要はないと思います。
比較する時に、その時々のモノサシがありましは。
身長、体重、足の速さ、勉強、仕事、などのテーマにおいて、多い・少ない、大きい・小さい、速い・遅い、できる・できない、というモノサシの
大きいものは善、小さいものは悪などと、一定の価値観によって優劣を付けていきます。
人はそうやって、物事を理解し分類して整理していくわけです。これは、人の営みとしては必要不可欠の知恵でもあります。決して悪いことでもない。
でも、人それぞれみんな違うんです。
やりたいことも、目指すものも、人生の課題も、持って生まれた条件も、置かれた環境も。
だから自分を生きるしかないのです。だから、マイペースで行くのがよいと思う。他人の価値観や世間の価値観に合わせる必要もないのです。
世間が作って植え付けられた「勝ち組」とか「負け犬」とかいう概念も不要。
比べるなら過去の自分と比べるぐらいがちょうどいいのかもしれないと思いました。
私の価値は私が決める。
あなたの価値はあなたが決める。
*
小説にまつわる本音というテーマより大きな枠組みの話になってしまいましたが、日常生活や仕事なんかで、何かと無意識に人と比較している自分がいます。その度に、私なんてどうせダメなんだーと謎に落ち込んだり……
その度に「あ、今比較してるな」と気付いて、比較することに意味はないな、私は私だ、という立ち位置に戻ってくるようにしてる、という話でした。
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