第17話 人と比較しなくていい

 早くも、何書こーかな、になりました。


何も思いつかない。

そんな日もあるだろう。


…………


 ネタがないので、昨日聞いた話でも書いておくね。



 昨日、友人とランチしている時に

「実は小説を書いたんだ」

と話をした。


 そのように小説や何か文章を書いて、気持ちの均衡を取ろうとしている、みたいな話をしたのだと思う。


「恥ずかしいから、見せるのは無理」

と言ったら別にそれ以上、突っ込まれなかった。


 自分が思うほど、人は人のことを気にしていない。何なら、友人はともかくとして、知人ぐらいの面識の人に読んでくれとお願いしたとしても、面倒だからと読まれることは稀なんだろうと思う。


 彼女は色々突っ込んでくるかわりに

「実は私も出版を考えている」

と切り替えしてきた。


ああ、ガチの出版だ。


 私はそういうレベルでもないのに、小説書いたなんて、なんで言ってしまった? と少し自分が小さくなってしまったように感じた。


 その友人は本職とは別でカウンセリングなどの仕事もやっている。インスタなどで毎日のように心のことなどについて発信している。本当にすごいな、と思って見ているのたけど、出版しないかというオファーが時々来るそうだ。


 しかし、それは自費出版だったり、半分自費出版だったりの依頼で、売れなかった時に出版社が全額もってくれないそうで、それは良くないということで断っていたらしい。


 しかし、今般、実際に紙の本を出版している人にアドバイスをもらって、きちんとした出版社に企画書を提出するそうで……


 完成度高そうでいいなぁ……書籍化できるコンテンツを持っている人はいいなぁ……とまた無意識に人と比べてしまう癖が出たことに気付き、人と比較しても仕方がないし、私は私のペースでいいのだ、と羨む気持ちを払拭しようとした。



 遠い遠い昔。たぶん中学生ぐらいの時。遠い記憶すぎて半分曖昧だけど、たぶん中谷彰宏さんの本をたまたま読んだ時のこと。自分もこういう本が書ける人になりたいと憧れました。人を勇気づけられる、力のある言葉を書けたらいいな、と。


 夢は夢でしかなかったし、その後現実の自分には全く出来そうもなかったから、そんな夢は瞬時に忘れていた。実力も素質もない自分には恐れ多くて口にすることはもちろん憚れたし、頭の中で思い描くことすら怖かった。


 ちょっと話がそれるけど、最近は夢が語れない子どもが増えているように思う。小学生の将来の夢が「サラリーマン」「優しい人」「金持ち」なんて、書いてあったりするから。別に優しい人になりたいことを否定はしないけど、そこでは人格について聞いているのではなく、将来なりたい夢について聞いているんだよ。例えば具体的にパイロットとか警察官とか。最近ならyoutuberが多いらしいけれど。


 とか、ちょっと偉そうに書いてしまったけど……すみません。よく考えると自分のことは棚に上げていました。昔の自分も夢を語れなかった。小さい人間でした。


 私の幼稚園の頃の夢は何を隠そう……隠してないけど、「おかあさん」でした。そのように卒業する時の製作物に書きました。おい! それじゃなくてもっと職業書けよ! って幼稚園の自分にも言ってやりたいよ。


 私みたいに頭の中で思い描くことすら恐縮してしまい、最初から全部諦めてしまう子どもは増えて欲しくないですね。誰かに絶対無理って思われたとしても、プロ野球選手! とか宇宙飛行士! とか言って欲しいな、と思います。若者よ大志を抱け!!


 話が飛んでしまったので戻しますが、私も、うっすらとですが文章に関わる仕事がしたいと考えたことがあった、ということを急に思い出したのです。

 

 最初から諦めないで好きなことを積み重ねていけば良かったかもしれない。これからでも遅くないよと言う人もいるかもしれない。

 

 でも………


 今も文章を書くのは好きだけど。今はこれでいいいかな、と思いました。

 人と比べないでマイペースでいこうじゃないか、という結論でした。



 今日は新月です。新月は何かを始めるのにとても良い日だそうです。私も未来のよりよいビジョンを思い描いてみることにするので、皆さまも良き未来をイメージしてみてくださいね(^^)


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