第19話 言霊の実験

 数日前、他の方のエッセイを読んでいて、言霊のことが書いてありました。言霊は話し言葉に宿るし、書き言葉にも宿るだろう、というような話でした。


 私はそこにこんなコメントを書きました。

『書き言葉にも魂が宿るに一票です!

瓶の一方に「ありがとう」もう一方に「ばかやろう」と書いた炊きたての米の腐る経過を見る実験をしたら、明らかな違いがでました』


 コメントに書いたような実験を半年ほど前にやりました。その実験結果にどんな違いが出たかというと、1〜2ヵ月後の経過として、「ありがとう」の方は、発酵の方向に進みある程度白いままなのに、「ばかやろう」の方は腐敗の方向に進み真っ黒になりました。

 目に見える一目瞭然の実験結果でした。

※シールに言葉を書いて貼ったのに加え、声掛けもしました


 この実験は、江本勝さんの「水からの伝言」という本を元にやりました。かける言霊により、水の結晶がきれいなものになったり、崩れたりするという話です。


 本当にたまたまなんですが、必要があってその実験資料を先日まとめていたのです。そんな偶然もあり、今回のエッセイにこの事を書いてみようと思った訳です。(前置きが長すぎた)


 ということで、言霊があることは私にとっては明確な事実です。私達の身体は6〜7割は水分なので、良い言葉を使えばその水分が綺麗な結晶になるし、悪い言葉を使えば、その水分が反応し、体調にもその影響が及ぶでしょう。


 文章においても同様に、言霊の影響はありますし、その行間や文章全体から書き手の状態などが表れ、伝わるんだろうなと思います。だから、自分自身がより良い状態で文章を綴ることが大事なんだろうなと、思っています。



 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る