第29話 ユ-コンのダンジョンⅡ


 21層に出て来て探索を再開した、ここは草原なので明るいし進み易いが前から蟻の大群が近づいて来た、これは大群だ300匹は居るだろうと思う蟻は1匹は弱いが団体だ300匹も有ればあの蟻酸で池が作れる位出せる筈だ、俺は塔を10mの高さにして上に飛び乗った時に蟻も下まで着て居たがちょっと遅い、俺は塔から絶体零度を放つと辺り一面が氷付き蟻も凍って行った、体が破裂する奴から凍死する奴から99%は死んだ筈だ、俺に1ピロン来たからだが残りを殲滅してから塔を解除した、俺が1回ピロンが来れば2回来たのと同じになる。俺は銀竜から貰った腕輪を付けて居てレベルが倍に成るからだ、其処からは2日で30層に来ていたここのボスはオ-クキングだった、オークキングはレベルが45有りまずまずのレベルだったが瞬殺した。


 30層の裏に出たそこには1組のチ-ムが居たが俺が出て行くと驚いたのか、こちらを見て居たが話し掛ては来なかった俺は其の侭31層に降りて来た、31層は洞窟だそこを進んで行くと前方に魔力がかたまっている反応がサーチにあった、ゆっくりと近ずいて行くと蜘蛛が数十匹巣を張り向こうが見えない程糸でいっぱいに成って居た、サンダ-ボルトを放つと蜘蛛が巣から落ち足を上にして居た、こうなると蜘蛛は多分死んでいる状態だ巣に残ったのは1匹だけだった、その蜘蛛に衝撃波で蜘蛛の巣事吹き飛ばす事にした、魔石は全部で28個有り俺の袋に集まって来た衝撃波で巣が吹き飛び

洞窟は通り易く成って居た、其処から暫く行くと前方に何やら魔物が此方に来ている様だ、其処で待つと近ずいて来たのがムカデで大きさが15m程も有る。まるで砂虫の様な大きさだが鑑定するとムカデは進化種でレベルが55も有るムカデだった、俺はアイスランスを5発撃ち仕留めて進んで行く、やはりこの辺ではまるで相手に成らないと俺は思った、31層から4日で40層に着いたのでボス部屋に入ったら居たのはオーガキングだったが瞬殺して裏に出た。


 40層のボスも倒して進んで居たが俺がチ-ト過ぎるのか魔物が弱過ぎる。そこで俺は思い出した銀竜から貰った腕輪だ、確かステ-タスが殆どが倍に成ると言う腕輪を装着して居るのだ、俺がその腕輪を付けているとレベルが216に成るので大概の魔物はゴブリンと変わらない扱いだ、それでも腕輪を外すと言う事はしない命は一つしか無いのだ魔物を圧倒するのは悪い事ではないと考えていた、俺は銀竜に会ったあの時

からこの世界は理不尽が普通に存在する世界なのだ、銀竜のレベルは分からなかったが俺の4~5倍は有るだろう。竜は他に金竜と黒竜と白竜がいると言って居た筈だその竜が何時もこちらの味方とは限らない、もっと力を付けなければ俺の旅が安心できないかも知れない、そんな思いが何故か沸き上がって来たがそこに向かって進む事にして、こんな所で足踏みは出来ないと思って仕舞った。


 今は50層に来ていたボス部屋に入るとそこにはオーガキングとオーガジェネラルが2体居たが瞬殺して裏に出ると、其処には先客が居た多分ここの最深のチ-ムだろうと確信を持った、俺が出て来たのには驚いた様でリ-ダーらしき人が話しかけて来た、「俺達はユ-コンの光剣と言うAランクチ-ムの俺はトロイガと言うが、君はソロかい」と聞いて来た、俺が「そうだソロだ」と言うと、リ-ダーが「ランクは何に成る」と言うので、俺が「Bランクだよ」と言うと、「マジか」と他のメンバ-が言った

が俺はそれには答えなかった、俺が「あなた達は58層を攻略中だとギルドで聞いたが

如何してここに居るのですか?」と言うと、リ-ダーが「58層を攻略してから59層に行くと洞窟だった、ここを過ぎると60層になるどと気合を入れて乗り出したが、最初に来たのがケルベロスだったのだ5人で塊り攻撃と防御を繰り返したが、勝てなかった魔法で隙を作り何とか5人で逃げて来た」と言うのが真相だ、俺は「そうですか

しかし良く逃げれましたね。命が有れば又チャレンジできる引く時は引くリ-ダーの決断が大切だ」と言って置いたが、彼らはAランクチームだ俺の言う事にはいそうですかとは行かないだろうが、リ-ダーが俺に言った「ここから戻った方が良い俺達5人でも勝てない奴だ、無理に行っても遣られるだけだ」と言って、「俺達も一旦帰る積りだ、それから作戦を練って再度チャレンジするか検討する」と言ったが、「俺達はこれまでに可成り稼いだ無理はしないかも知れないが」とも言った、俺は「そうですか

貴重な情報をありがとうございます。俺も何層か行って見ますが無理はしないようにします」と言った。


 彼らは50層から外に出て行った、本当に犠牲を出さずに帰れたものだと思ったが、

ケルベロスとは犬の魔物だったと図書館で見たが、首が3つあり火魔法と風魔法と水魔法を使う頭が有り、水魔法のハイヒ-ルを使いそれどれが再生能力が有るとされている魔物で、地獄の番犬と言われているが其れが59層に居ると言う事は、60層のボスは何が要るのか楽しみに成って来た、俺は彼らを見送った後51層に降りて来て見ると草原だった、歩いて行くとマンイ-タ-が近づいて来たが動きが早い鑑定すると、レベルが70で高いし大きい25m位在る様だ、触手が30本有りそれをうねうねと動かして移動して居た、俺がこいつには乾燥魔法を使うと触手が萎れて来たしマンイ-タ-が次第に萎れだした、高さが15m位に萎れた後に消えて行ったそこから進みだすと巨大なカメが居た、鑑定するとダンジョンリクガメと成って居てレベルが150あり高さが80m長さが110m有るが、大人しい亀だと表示されて居たが俺には向かって来た、カメはブレスが吐ける様で石のブレスを吐いて来たが、俺は転移して躱し絶対零度を使うとカメが氷出した、足が凍り付き破裂して行き最後に頭が氷出した、その頭が破裂した時にピロンが鳴り久しぶりのピロンだった、其処から疲れたら異空間に入り休み

7日掛り59層に来た、降りて行くと聞いて居た様に洞窟になつて居た進んで行くとケルベロスが来た、頭が3つ有りそれどれが魔法を使え地獄の番人と謳われているケルベロスだ、鑑定したがレベルが100だったこれでは一般人には勝てない高さだった、

俺はヒカリの剣に光の魔力を纏い転移してケルベロスの頭を3つとも一気に落した、ケルベロスが消えていくとピロンと鳴ったこれでこのダンジョンに入り3回目のピロンをもらった、ケルベロスの魔石はレベル20だった。


 俺は59層のケルベロスを瞬殺した、ヒカリの剣をまともに初めて使ったが力が半端無かった、59層はケルベロスの1匹だけの様で後が出てこなかった、60層に遂に遣って来たが此処が最後とは分からないが、ここのダンジョンのラスボスは凄いのが居るのだろうと期待したい、60層に入るとそこに居たのがオ-ガキングの進化種ハイオ-ガキングだった、ハイオ-ガキングが俺を見てニヤリと笑って話しかけて来た、「人間よ良く来たが59層をクリアする人族が要るとは驚いたど」と言ったが、俺はハイオーガキングに聞いた「どうやってそこまで進化出来たのだ」と言うと、「以前ここに白竜が住んで居たのだその竜は優しい竜で、俺が傍に行ってもおこらずに何もしなかった、俺は竜の傍に居るだけで進化して行きオーガキングに成ってそしてハイオ-ガキングに成った頃に白竜が何処かに行って仕舞い、その後俺がラスボスを務めて居たがコアがケルベロスを召喚したが、俺の方が強くてケルベロスを59層に追いやったのが真相だ」と言った、お前もこれで死ぬ運命に成るが俺が糧としてやろうと言った、俺は鑑定して見たがおお口を叩くだけの事は有ったレベルが135に成って居た、俺はいく度と言って剣を振ったが止めて来た、ハイオ-ガキングは中々いい振りだと言いながら鬼のこん棒を振り切った、地面に激突したこん棒の周りから小石が飛び散ったが俺のシ-ルドではじき返した、俺は長引くのもめんどいので剣に魔力を流して気配を消し転移して一閃した、ハイオ-ガキングが二つに分かれて最後に一言言った如何して俺が負ける。

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る