第27話 スタンピ-ドが済んだ魔の森Ⅲ


 俺とニフラはトレントを何とか倒した時に俺にピロンが来た、その後に宝箱が現れたので鑑定すると罠は無い様で開けると剣が1本入って居た、其の剣を鑑定すると光の剣(神剣)と成っていて光魔法と相性が良く光の魔力を纏うと切れない物が無いと出て来たが俺が頂いた、ニフラには文句は無かったしニフラは後ろで見て頂けだったので何も言う権利が無いと思って居た。1日目をここでキャンプに仕様と言ってテントを出して竈を拵えた、それを見て居たニフラが「貴方の土魔法の使い方が上手くてあなたが言う所のレベルが幾つか聞きたい」と言ったが、俺は大したことないよと言ってスル-した下手にレベルの話はしないで置こうと考えて居たからだ、夕食は何時ものパンと果物に竈で拵えてオニオンス-プだ、玉ねぎはこの世界では何処にでもあるメジャ-な野菜で、炒めれば炒めるほど甘みが出て来るので俺は暇な時に玉ねぎを炒めて冷ました奴を俺のバッグに入れている。取り出すと直ぐにス-プに出来るので便利だし其処にそこらで取れるハーブを放り込めば出来上がり塩で味を調節すれば良いだけだ、夕食も終わり俺は自分のテントにはいりニフラもテントに入った。


 次の日の朝又進みだしたが、ここの平坦な場所は暫く続きその向こうに岩場が見えて来た、何処にでもあるいわばだと思って居たら突然魔物が近づいて来た、俺は可笑しい何処から来たと考えたが先に魔物を固唾けた出て来たのはオ-クで瞬殺したが、出て来た辺りを調べるとダンジョンの様な穴が有った、ニフラと二人で中に入るが入り口は狭い人が一人通れる位だ、其処の中に行くと少し広く成って居たが相変わらずの狭さの洞窟だった、このダンジョンは出来て数カ月の様で階層が少なく魔物が溢れている様だが、これまでのスタンピ-ドとは関係が無さそうな雰囲気だった、二人はそのままこのダンジョンを探索して行った、5層に来た時にコアが鎮座して居て俺がコアに触れるとコアが念話してきた、「マスタ-私を助けて下さいお願いします」俺はそれに答えたが、「ここから持ち出したらどうなる」と言うと、「ここはその内崩れると思いますが、私が壊れないのなら良いです」といったが、俺はもう一つ尋ねた「コアをここに連れて来たのは誰」と聞くと、「覚えて居ませんが此処に来たのは1年程前ですが、小さな穴だったのが私が魔力を流して大きく成る途中でした、ここは魔素が大変多くて魔力が溜り易く私にはいい場所です」と言ったが、結果誰と言う事は無い様で何かの魔石が穴に落ちて魔素を吸い大きく成って行った様な感じかも知れないと俺は思った、そんな事をニフラに言うと「そんな事でダンジョンだ出来るの」だからあちこちに有るのかとも言ったが、転移装置の様なシステムは誰が考えたのか解らなかった。


 外に出てその岩場で1泊して3日目が始まった、岩の間を抜けると今度は登りがきつく成って来た平坦な2000m地点が終わり、また登りと林が来たが魔物が少ないサ-チにも掛からないしと思って居ると反応が有った、1体だが強力な魔物の様で可成りの魔力を持って居る様だった、近づいてゆくと向こうも此方に気随ていた様で其処に居たのは竜だった、竜に近づくと喋り出した人間よ何様でここに来た、「我はこの地の守護するが任の銀竜じゃ我の地を理由無く荒らそうとするならば容赦しないど」と言われたが、俺が銀竜に言った「この地を守護する銀竜に聞くが、この地は約30年に1度必ず魔物がスタンピ-ドを起こし、人族を苦しめるのは何故か理由を教えて呉れ」と言うと「銀竜それは知らなかった、何十年に1回か偶に我の傍に来た魔物が我の魔力の影響か進化する奴が居たのは知って居たが、そいつらが魔物を集め人族の村に侵攻すると言うのか」と言った、「成る程そう言う事になつて居たのか、それで行くとやはりあなたが原因の様なのでこれからは近くに魔物は近づけないで欲しい」と言うと、「分かったその方は名は何と言う」と言うので、「俺はダイスケで此方はイミリナ-トニフラと言う」と言うと、銀竜が「イミリナ-トニフラとはエルフ族の王族か」と言った、ニフラは「そうです何時もお世話になっております。」と言って頭を下げ、

「スタンピ-ドが銀竜様が原因だとは夢にも思いませんでした」と言った、それに対して銀竜が「知らぬ事とは言え済まぬ事をして居た、良く来てくれた礼にこれを渡そう」と言って小さな腕輪が2個此方に飛んで来た、「それを付けると力が今の倍に成り魔力が増える筈じゃ、そして我に連絡がしたい時はその腕輪に魔力を流すと我に繋がり話す事が出来るのじゃ」と言ってから何処かに転移して行きました。


 残された俺達は原因も突き止めたし帰りましょうと踵を返し山を下り始めた、途中にオーガの村を見付け殲滅して居たが、銀竜から貰った腕輪を付けた所為かオーガが子供の様に弱く力の差が有り過ぎた、ニフラはそんなにレベルが高く無いが見るとオ-ガを瞬殺して居るし、俺は銀竜が言った事は本当だったと確信したので自分のステ-タスを確認した。


     ダイスケ (人族 18才) レベル216


 HP 270000

 MP 270000


 スキル  ・全魔法適正 ・各種耐性 ・剣術 ・投的 ・読書理解

      ・探索 ・錬金術 ・念話 ・記憶力強化


 特殊スキル ・言語理解 ・鑑定 ・魔法バッグ特 ・創造魔法


 加護  ・創造神の加護 ・銀竜の加護

 

 称号  ・剣神 ・ガリンガダンジョンのマスタ- ・限界突破者

     ・トルカのダンジョンマスタ-

 

 剣術  レベル16 ・スラシュ ・受け流し ・横薙ぎ ・十文字切

          ・ダブルスラシュ ・瞬歩 ・剣技飛ばし ・剣神


 投的  レベル8 ・コントロ-ル修正 ・正確な投的 ・石を連投出来る

          ・変化球を出せる ・複数の投石が出来る


 水魔法 レベル13 ・ウォーターボール ・ウィンドシールド・ウォーターランス

          ・ウォータージェット・水流刃・ヒ-ル ・ハイヒ-ル


 風魔法 レベル15 ・圧縮 ・ウィンドカッタ-・ウィンドシールド ・衝撃波

          ・フライ


 火魔法 レベル16 ・ファイア-ボール ・ファイア-ランス 

          ・ファイア-ウオール ・爆裂弾 ・火砕流

          ・ニブルヘイム

     


 光魔法 レベル13 ・ヒ-ル ・ハイヒ-ル ・キュア ・エリアヒ-ル

          ・リフレッシュ ・ホ-リ- ・ホ-リ-ランス

          ・レ-ザ-ビ-ム ・リカバリ- ・ホ-リ-ボム


 闇魔法 レベル10 ・ダーク ・ポイズン ・サイレント・ドレイン

          ・ロック ・アンロック ・コントラクト


 土魔法 レベル13 ・アーススピア ・ア-スバインド ・壁作成 ・落とし穴

          ・トンネル作成 ・家作成 ・クエイク


 無魔法 レベル14 ・魔力操作 ・視力強化 ・脚力強化 ・腕力強化

          ・レジスト ・ディスペル ・記憶力強化       


 氷魔法 レベル11 ・氷が出来る ・アイスランス ・アイスシ-ルド

          ・氷柱 ・氷山


 雷魔法 レベル12 ・サンダ- ・サンダ-レイン ・サンダ-ボルト

          ・雷神 


 時空魔法レベル15 ・ストップ(1秒)・グラビデ・ワ-プ・転移 

          ・メテオ ・異空間作成


 影魔法 レベル10 ・幻影 ・影縛り ・影潜り ・影転移


 複合魔法レベル15 ・吹雪(水+風+氷)・ハリケ-ン(風+水+雷)

          ・風神雷神(風+雷+水+氷)・乾燥(風+火)

          ・絶対零度(水+風+火+無+光+闇+時)

          ・完全乾燥(火+風+水+土+時)


 生活魔法レベル6 ・クリ-ン ・種火 ・飲み水

 

 探索  レベル15 ・半径5kmの魔物が分る ・探知も出来る

 

 鑑定  レベル15 ・ほぼ鑑定が出来るが自分よりレベルが高いと弾かれる事が

           有る


 錬金術 レベル6 ・金属抽出 ・インゴット作成 ・剣が作れる


 創造魔法レベル12 ・結界 ・ステルス ・ポイント10倍魔法(自分は常時)

          ・インビジブル ・飛行魔法


 サーチ レベル17 ・魔物が分る(4km以内の魔物は判別できる) 


 マップ レベル12 ・正確なマップが作れる 



    ニフラ (エルフ)48才  レベル44  Dランク冒険者


 HP  210

 MP  220

 スキル 風魔法 弓術 生活魔法

 

 風魔法 レベル5 ・ウィンドシールド ・ウィンドカッタ-

          ・ウィンドボム


 弓術  レベル4 ・正確な射術 ・連射が出来る


 生活魔法レベル3 ・飲み水 ・クリ-ン



 やはりHPとMPが倍に跳ね上がり他のステ-タスも上がって居た、俺のを見たのでニフラに鑑定して見るかと聞くとすると言ったので、ニフラも鑑定したが大きく増えて居た事を告げるとこの腕輪を一生付けて置くと言って居た。

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