第19話 大陸のスルソン王国

 

 トーリン海洋国の王都から船に乗り夕方トルココに着いた、この町はスルソン王国のひとつの町で、人口10万人と割と大きな町だったが王都からは1000km程離れていて、スルソン王国南部の重要拠点でもう一つ南のソ-テスと並びこの国の拠点に成って居た、俺は船を降りて宿を探したがやはり無くて町を出て来た、すると俺を付けて来る5人程の男が居たが俺は知らん顔で町を出て来て南に向かった、5人も付かず離れずで付いて来るのでこれは完全に襲う気で来て居ると分った、俺はどんどん町から離れて居た30分程歩いた辺りで5人が追い付いて来て言った、「おい兄ちゃんちょっと待て」と言いながら近寄ってきて、「金を出せ有り金を出せば命は助けて遣るから」と言って剣を抜いた、俺は「お前たちは盗賊だな」と態とらしく言って「盗賊は切っても罪に成らないのは知って居るよな」というと「遣れるもんなら成って見ろその代わりに命は無いど」と言った、「俺はCランク冒険者だ結構強いど」と言うと「それが如何した俺達もCランクだった」と言ったが、俺は其処で思ったCランクにも成れば稼ぎも良く成り生活には困らないだろうと思ったが、こいつ等はCランクと言っても下の下の奴らだったのだろうと思う事にした、俺は「金は遣らん力ずくで来い」と言うと、剣を上段に構え突っ込んで来たので足を払うと派手に転げた、大分暗く成って来た俺は視力を強化して居るので昼と変わらない、俺がしたの石を5個拾い足に投げると5人の足を石が貫いた、5人が「ぐげ」と言うゴブリンの様な声を出して倒れたのを確認した俺は、「まだ遣るかい」と言うと「助けてくれ俺達が悪かった」と言いながら涙を流す演技をした、俺が「お前たち演技が旨いな役者に成れるど」と言うと「許して呉れるのか有難い」と言ったが、「俺は許すとは言って居ない」と言うと、「そんな殺生な」と言いながら「助けて呉れたら俺達はお前の部下に成るから」と言い出したが、俺はお前たちの様な駄目な部下は要らないと言って、これ以上は無駄だなと思い首を刎ねて行った、其処から少し行った所に魔法で穴を掘り埋めて遣った。


 大陸の最初の洗礼を受けたが大陸のレベルが低いのかも知れないと思った、それから暫く歩き人が居無い事を確認して異空間を出して中に入りドアを閉めた、ここは俺の家だったと言うかモデルハウスだったが中に入り飯を作り風呂に入り寝る事にした。


 次の朝は快晴だった。俺はこの国の王都と反対のスイ共和国の方に向かって居た、まだラトン湖が見えてこない所を見るとまだ可成り距離が有りそうだった、

そうだ海の上を飛べば人目に付きにくいかも知れないと思ったが、海洋国の王都で見た本に姿を透明にする魔法が存在したと書いて居たのを思い出した。その魔法を実践する為に異空間を出して中にはいることにした、序でにステ-タスを確認して置く事にした。


    ダイスケ (人族 18才) レベル105


 HP 105000

 MP 105000


 スキル  ・全魔法適正 ・各種耐性 ・剣術 ・投的 ・読書理解

      ・探索 ・錬金術 ・念話


 特殊スキル ・言語理解 ・鑑定 ・魔法バッグ特 ・創造魔法


 加護  ・創造神の加護

 

 称号  ・剣神 ・ガリンガダンジョンのマスタ- ・限界突破者

     ・トルカのダンジョンマスタ-

 

 剣術  レベル15 ・スラシュ ・受け流し ・横薙ぎ ・十文字切

          ・ダブルスラシュ ・瞬歩 ・剣技飛ばし ・剣神


 投的  レベル8 ・コントロ-ル修正 ・正確な投的 ・石を連投出来る

          ・変化球を出せる ・複数の投石が出来る


 水魔法 レベル12 ・ウォーターボール ・ウィンドシールド・ウォーターランス

          ・ウォータージェット・水流刃・ヒ-ル ・ハイヒ-ル


 風魔法 レベル13 ・圧縮 ・ウィンドカッタ-・ウィンドシールド ・衝撃波

          ・フライ


 火魔法 レベル14 ・ファイア-ボール ・ファイア-ランス 

          ・ファイア-ウオール ・爆裂弾 ・火砕流

          ・ニブルヘイム

     


 光魔法 レベル11 ・ヒ-ル ・ハイヒ-ル ・キュア ・エリアヒ-ル

          ・リフレッシュ ・ホ-リ- ・ホ-リ-ランス

          ・レ-ザ-ビ-ム ・リカバリ- ・ホ-リ-ボム


 闇魔法 レベル9 ・ダーク ・ポイズン ・サイレント・ドレイン

          ・ロック ・アンロック ・コントラクト


 土魔法 レベル10 ・アーススピア ・ア-スバインド ・壁作成 ・落とし穴

          ・トンネル作成 ・家作成 ・クエイク


 無魔法 レベル12 ・魔力操作 ・視力強化 ・脚力強化 ・腕力強化

          ・レジスト ・ディスペル ・記憶力強化       


 氷魔法 レベル10 ・氷が出来る ・アイスランス ・アイスシ-ルド

          ・氷柱 ・氷山


 雷魔法 レベル10 ・サンダ- ・サンダ-レイン ・サンダ-ボルト

          ・雷神 


 時空魔法レベル12 ・ストップ(1秒)・グラビデ・ワ-プ・転移 

          ・メテオ ・異空間作成


 影魔法 レベル9 ・幻影 ・影縛り ・影潜り ・影転移


 複合魔法レベル10 ・吹雪(水+風+氷)・ハリケ-ン(風+水+雷)

          ・風神雷神(風+雷+水+氷)・乾燥(風+火)

          ・絶対零度(水+風+火+無+光+闇+時)


 生活魔法レベル5 ・クリ-ン ・種火 ・飲み水

 

 探索  レベル15 ・半径5kmの魔物が分る ・探知も出来る

 

 鑑定  レベル15 ・ほぼ鑑定が出来るが自分よりレベルが高いと弾かれる事が

           有る


 錬金術 レベル6 ・金属抽出 ・インゴット作成 ・剣が作れる


 創造魔法レベル10 ・結界 ・ステルス ・ポイント10倍魔法

          ・インビジブル ・飛行魔法


 サーチ レベル15 ・魔物が分る(4km以内の魔物は判別できる) 


 マップ レベル10 ・正確なマップが作れる 


 異空間の中で魔法の実践をしていた、魔法名はインビジブルだったはずだが昔は使えて居たそうだが、現在は忘れられた魔法の一つに成って居たので使える者は居ないようだった、魔力を練り魔法に集中して行くが中々出来ない腹が減って来たので家に入りパンとオ-クのステ-キを挟み食べる何時もの食事だ、野菜を自分の作ったフライパンで炒めるが塩と胡椒の調味料しかないが旨い、食後の休憩を取りながら難しい物だと思って居たが、易しいと忘れられた魔法には成らない筈で難しいから誰も使えなくなったのだと考えた、昼からも頑張った何回目だったのかインビジブルと唱えると体が薄く成って来た、自分の目でも殆ど見えなくなったので成功だと確信した、今日はそのまま異空間で寝る事にして見たが、ここには家と芝生とベンチが有るだけだった、もう少し何か無いだろうかと思い温泉は出来たらいいがと思うと温泉が出来て居た、源泉かけ流しの本格的な奴だし露天風呂だ周りに赤めの木が欲しいと思うと出来ていた、其処に洗い場とシャワーが居るし脱衣場も欲しいと思うと出来上がった。

何処かで見た事が有りそうな温泉で湯は無色透明だったが入ると肌がつるつるに成って居た。これからはここを改造して行くのも面白いかもと思いながら外に出ると、朝日が昇る前だったインビジブルを掛けて飛んで見たが誰も気づかないし、こちらを見もしないのでこれは魔物の討伐にも使えそうだった。


 もう直ぐソ-テスの町に付きそうに成って来た、手前で降りて歩き出すと多くの人々が歩いて居るのが目に入った、俺もその列に入りソ-テスの町に入る為に一緒に門の前にならんで順番を待った。

 

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