第18話 トーリン海洋国王都

 

 王都に着く手前で人の居ない所で地上に降り王都に入る事にした、魔法で姿は見え難くして居るが完全じゃ無い、この王都の人口が有ると見られる可能性が有るのでリスクは避けたいと言う思いだ、歩いて門に近ずいて行くが王都に入る人は多い様だ、

まだ朝の7時前だと言うのに行列が出来て居た、この王都は大陸に渡る船も出て居るし北のホトマント島に渡る船も出る。この国一番の大都市なので商業や冒険者も多いのがここで、ダンジョンは無いが王都の南の森が深く最近魔の森に成りつつあると言う噂が流れて居た。


 俺は列に並び順番を待ちながら他の人のやり取りを聞いて居た、近くの村から野菜を運んで来た者やダンジョンの有る町に遠征して居た冒険者と、色々な人が並び順番を待ちながら雑談をして居るのを聞いて居るとこの界隈の事が多少分かった。


 俺の順番に成った時には衛兵が冒険者かタグを見せろと言っただけで通して呉れ、

この長い時間待ってものの1分で終わり通して呉れるのならもっと早く通してほしかったと思うのは俺だけ、他の冒険者も大体そんな感じで特に俺は荷物が少ないバッグだけだし通しても何も問題が無いと判断された様だ。


 俺は冒険者ギルドを目出して居た、其処に寄り前のダンジョンで集めた魔石の買取をして貰いたいと思って居た、衛兵に大体の場所聞いて来た門を入って左に行けば有るとだけ聞いたが見つけた、中に入ると流石に王都のギルドと言うだけの事はあるカウンタ-が多い、6席も有る所を始めて見たが此処海洋国の王都はギルドが1カ所だったので大きい、受付の向こうには広い食堂が有るし40~50人が利用できそうな大きさが有った、買取窓口も2カ所に分かれて居て部屋に成って居た、俺はその一つに入って見たらそこには担当者が座って居た、その担当者は「いらっしゃいませ。買取ですか?」と聞いて来た、俺は「そうです。お願いします」と言うと、「魔石ですか?それではここに出して下さい」と言って籠を出した、何時も机の下に置いている様だった、其処に出して行くマダラアント80個と吸血鬼20個とスケルトンを35個とグ-ルを16個とミイラを23個とリビングア-マ12個とリッチ10個を出した、係員が多いですねと言いながら奥の部屋に入って行った、暫くして出て来ると「お待たせしました。これが今回の報酬です。」と袋を渡して来て、「金貨803枚入って居ます。確認して下さい」と言ったが、俺はそのままバッグに放り込んで「宿を紹介して欲しい」と言うと、「分かりましたちょっと高い方にしますが良いですか」と言って簡単な地図を渡して呉れた、俺は「ありがとう。じゃ行くよ」と言って出て来た。


 ギルドで貰った地図を頼りに宿にたどり着いた、宿の入り口を入ると「いらっしゃいませ」と声が掛り「お泊りですか?」と聞いて来た、俺は「空いて居ますか」と言うと、「シングルでよろしいですか?」と言うので、「それで良いです」と言うと「1泊大銀貨1枚に成ります」と言ったので、渡すと鍵を渡して来た211号室だった其処に行って入ると、中は広く6畳位在りそうな広さで落ち着いた色合いで落ち着いた感じだった、ここは良い宿だと思ったがまだ昼前で図書館の場所を聞くために受付に来ていた、其処で聞くと冒険者ギルドの方に5分程戻ると大きな交差点が有るので其処を左に曲がり20分程歩くと有るそうだ、もう一つ聞いた昼飯が食べれる所は有りますかと聞くと、図書館に行くまでにいくつか有るそうで気に入った所に入ってもハズレは無いと御墨付が有った。


 女将に聞いた道を行くと御飯が食べれる所が幾つも有った、それを探しながら行くと向こうに図書館が見えて来た、探すのが楽しくて幾つも飛ばして来たので目の前の店が最後の様だった、其処に入り席に座ると魚の煮つけ定食の様なお勧めを注文した、出て来た料理は地球の定番料理の様な感じで懐かしい味だったし漬物が有ったがひょっとしてピクルスだったかもと思った、銀貨3枚の定食だったが美味く又来たくなった、其処を出て図書館に来た受付で大銀貨1枚の入場料と金貨1枚の預かり金を渡して聞いた、錬金術の本と付与魔法の本と世界のの歴史の本をチョイスして見た、そして読み始めたが俺は本を読みながら考えて居た、この本を頭の中にコピーできないたと考えて居乍ら読んで居た、するとピコンと鳴った俺は何が有って鳴ったのか理解できなかったが、読んで居た本が撫でか頭の中に蓄積されて行くのが分り俺は思ったこれが完全記憶かも知れないと、錬金術は可成りの勉強になったし世界の成り立ちと歴史も有る程度わかったが、付与魔法は現在使える魔法使いがおらず忘れられた技術に成って居る様で、ダンジョンから出るア-ティファクトを鑑定するなりして自分で解明しないと分らない様で、地道に調べて行く事にしてダンジョンや遺跡から出る事が有る物を調べて行けたら良いのだが、そんな感じの今回の図書館だったが宿に帰る事にして戻って来た、丁度5時過ぎで夕食タイムが始まって居てここの宿は結構高級宿で、食事が旨いと評判で看板に偽りはない様で旨いし丁度な量で食べきれた。


 俺は食事の後部屋に閉じこもりこの後如何するか考えて居た、俺は明日は王都を出て大陸行の船に乗る事にすると考えて居た、お金はたんまりとあるし無駄使いをしなければ既に一生暮らせる程のお金は稼いでいたが、俺の旅はこれからだと考えて居た此処の部屋からガリンガのダンジョンに飛んで見て、コアに一応言って置きたいと思った、序でにトルカにも寄って見てコアに言って於くことにしたので、部屋の鍵を閉めて転移して来てコアに念話した、「コア俺だよ」と念話すると、コアが「入らっしゃいマスタ-」と喜んだ声が聞こえた、俺はコアにこの国から旅たち大陸に渡ると告げた、すると「コアが分った気を付けてね。偶に帰って来てね今のマスタ-なら大陸からも転移出来ると思うから」と言った、俺は「分かった偶に帰って来るヨ」と言ってコアに尋ねた、「コアはダンジョンの外の事は分からない」と言うと、「ガリンガ位の事は分かるよ」と言う事だった、俺はそれを聞いてコアにお願いした「ガリンガの町にタロントの夜明けと言う宿が有るのが分る」と言うと、「分かるよそれで」と言って呉れたので、「其処の女将マユリナさんが心配なので、何か問題が有れば俺に知らせて欲しい」とお願いすると、「分かった何かあったら念話する」と言って「届くかな念話」と言うので、「他にいい方法が有ればそうするよ」と言ったが、そんなにいい方法は無い様だ、「それじゃお願いするね」転移して来たのはトルカのダンジョンのコアの所だった、「コア来たよ」と言うと、「いらっしゃいマスタ-、ガリンガから来たの」と聞いて来た、「そうだよ先にガリンガに行って来たよ。大陸に渡る事にしたから知らせに来た」と言うと、「そうなのマスタ-また来てね」と言ったので「又来るよ。ガリンガと仲良くして居て」と言うと、「分かった、仲いいよ」と言って居た、そして俺は宿の部屋に転移して朝まで寝て居た。


 次の朝に宿を出て港の方に来ていた、船の運航する商会を探すと今日の12時出港の船が有り、空いて居るそうでチケットを買い乗る事にした。その船は王都を出て夕方には大陸のトルココと言う町に着くそうだが、夕方に着くと宿が無いのでちょっと辛い事に為るかも知れないと言われたが、俺はそれで渡ると言って大銀貨3枚の船賃を払い乗船する事に為った。

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