第17話 トルカのダンジョンから王都へ


 俺はトルカのダンジョンの1層に来ていた、やはりこのダンジョンは嫌なにおいがして居て、死霊系の匂いだったが俺はどんどん進み10層に1日出来て居た、10層のボスはスケルトンで瞬殺した、裏に出ると何組かのチ-ムが外から来た様で丁度出会って仕舞ったが、その中の一人が俺を見て覚えていた様でおいあいつ今朝確か1層に入った奴だと言って居たが、誰も信用しなかった普通ここ迄はチ-ムでも3日は掛かるのが普通で、それもソロだと5日は最低掛るので信用されなかったが、俺の特徴あるロ-ブに見覚えがあった様でよく覚えて居た褒めたい位だった、外から来た連中はここで暫く探索の準備をしてと言うか点検して11層に行くそうだ、俺はソロで降りて来たがサ-チには5組程のチ-ムがこの層に居る様で、俺は探索をし乍ら進むと魔物も避けていた様で一匹も出会わずに12層に来ていた。


 12層もまだ冒険者が多い層に成って居た、3組程が探索して居るので避けながら進み出て来た魔物は全て瞬殺して行った、2日で20層に来ていたが途中に異空間に行くと何もなかった様に静かでよく眠れ疲れが取れた、外のドアは俺が中に入ると消える様で傍に人が来ても分からないが、出る時に気を付けないと人の前に出る様な事に成らない様に、小さなドアを作り確認してから出る様にして居た、ただ大体が入った所に出るので先ず人が余り寄り付かない所が良かった、20層のボスはスケルトンが10体の団体だったがホ-リ-ボム1発で消えて行った、ここで10倍魔法を掛けようかと思ったが30層に着いてからにしようと変えた、其処から又2日で30層に到達して居た、

30層のボス部屋はモンスタ-ハウスで約50匹の魔物がおり、のんびりして居ると倒した奴が復活する仕掛けで魔物はグールにスケルトンにミイラにリッチにマミ-にリビングア-マ-の6種類が主力の様だ、俺は10倍魔法を掛けモンスタ-ハウスを殲滅したが、1匹だけ残すと時間と共に全部復活して行き今度は全滅させたが、1ピロン来た

ので成功だと納得して置いて31層に降りて来た。


 其処から又飛ばして行った、40層には3日掛り毎日10倍魔法は掛けて居たがピロンが来なかった、さすがにこのレベルに成ると10倍魔法が有っても相手が雑魚だとポイントが少ない、ここ迄はこれで8日掛って居るしボス部屋に入ると居たのがスケルトンキングだった、鑑定するとレベルが低い60だったが一般の冒険者にはこのレベルでも厳しい戦いに成るので、最深がここ迄と言うのも頷けたが俺が瞬殺して外に出ると、一組のチ-ムが居た、彼らがここの最深チ-ムなのだろうが俺はCランクだ彼らは確かBランクチ-ムの筈で、CランクがソロでBランクチ-ムが5人でなんか可笑しいが、俺は彼らを出来るだけ無視する事にしたが向こうはそうして呉れない、俺が出て行くと向こうのリ-ダーらしき人が「君はソロかい」と聞いて来たので、俺は其処まで無視できないと思い「そうだソロだ」と言うと、「マジかランクは」と又聞いて来たので「Cランク」と答えると、「何それでどうやってここ迄来れた」とか他が煩く成ったので、「俺は急いでいる又会おう」と言って41層に降りて来ていた、残されたBランクチ-ムがソロでしかもCランクでここ迄来れるかとリ-ダーが言ったが、「あいつは勇者か何度か本で読んだ事が有る」と言ったが、「まさかな普通の男だった様に思うが」と他のチ-ムメイトが言った。そして後を追う様に41層に来たがその姿は何処にもなくて「俺達はダンジョンで無くなった人の幻を見たのかも知れない」と一人が言うと、全員が頷いて居たがその頃にはダイスケは42層の階段を下りて居た。


 この辺もそんなに強い魔物が居ないと思いながら進んで居た、自分のレベルを忘れている様な言葉だったが其れは仕方が無かった、レべれが違い過ぎるので魔物にぶつかっても勝てる程の違いが有った、50層に来ていたここのボスは何だろうと期待したが又スケルトンキングだった今度は前よりちょっと強くレベルが70有ったが、俺に瞬殺されて消えて行ったので50層の裏に出て石碑に触れ如何するか考えて居た、ここ迄11日掛つていたがまだ食材には余裕が有ったので60層を目出す事にした。


 そして60層に到達して居てピロンが1回来たので合計2回に成った、60層のボス部屋に入ると見慣れない奴が居た鑑定すると、ノ-ライフキングでレベルが98有った久しぶりの強敵だった、近づくとノ-ライフキングが「お前は人間か私の鑑定が弾かれたのは初めてだ」と言った、俺がお前は何時からここにいると聞くと「私はこのダンジョンが出来て以来居るがお前の様な強者は初めてだ」どうするか今コアに繋いで確認すると言った、勝てないのが見えている様で知恵が高いのが伺えた、するとノ-ライフキングがコアが私を壊さないので有れば通してくださいと言ったそうで、「お前は如何だコアを壊す積りなのか」と聞いて来たが、俺が壊すタイプだとするとノ-ライフキングが命がけで戦うしか無くて、何方だと再度聞いて来たので俺はガリンガダンジョンのマスタ-だと言うと、コアが念話をして来て「宜しくお願いします」と言って来た、「ガリンガのコアに聞いて居た優しい方だと言って居た」そうだ「私たちはコアのネットワ-クを作り上げて話せるようになった」なので聞いて居たが姿は知らないし恐怖したそうだ、「じゃ、110層に増やそう」そう言ってコアに魔力流して行った、そして又111層を俺の専用にして貰いコアの祭壇の置いた、念話で俺がノ-ライフキングに話をして110層のラスボスに成って貰い、俺は又外に出ると他も皆排出されて来た、そしてダンジョンが揺れ出したので入り口の係員も驚きギルドに飛んで行った。


 俺は今回はギルドに寄らずに町で買い物をして居た、その儘町を出て歩き出した西周りで行くとダンジョンが有るコルコテの町経由に成るし、東周りで行くと王都に着くどちらも歩いて20日以上かかりそうだが俺には考えが有った、フライを試したいのだ昼間でもある程度このロ-ブで偽装出来るが取り敢えずは夜に成るまで待つ事にした。大分日が傾いて来たこの世界も日は西に沈む様で大陸の山に隠れだしたのか薄暗く成って来た、そろそろ良いかと思いフライを起動すると上空に浮かび上がり、前進を始めたがスピ-ドが出ないし魔力回復のロ-ブを着ていても魔力が亡くなって行くのが分った、俺は一旦降りて異空間を出して中に入り部屋で風呂に浸かり食事をして居た、そして考えた魔力消費が少なく飛行できる魔法を考えて見た、元の世界のグライダーやドローンの様な感じから、戦闘機の様に後ろに吐き出すエンジンの様な物を考えて居たが、SF宇宙船の様に反重力で浮き上がらせて重力の反発を利用すると前に進むだろうと考えたが、魔法で遣って見れば良いんだと思いここの異空間で遣って見た、見事に飛んだし速い時速で言えば500km位だろうと思うが、このロ-ブが有れば大丈夫の様で寒くないので行ける。序でに姿を隠せる魔法を考えて見たステルスの魔法だこの魔法は人から認識されなく成る魔法で見えない訳ではないが見えないと言う魔法だった取り敢えずこれで行こうと考えた、次の日の朝薄暗い間に飛び始めて居た

2時間でもう直ぐ王都に着くので手前で降りる所を探して降りた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る