第16話 マユリナさんに告り旅立つ

 

 俺はダンジョンを制覇出来た、制覇出来たらマユリナさんに告白する積りで挑み

達成したが、マユリナさんの今が気に成って居てマユリナさんの旦那さんが居るのか

見た事が無いがそこが気になるし、もし居るので有れば俺は告白せずにこの地から去る積りで居た、俺は部屋から降りて行くときには心臓が破裂するほどドキドキが止まらない、階段を下りて来ると受付にマユリナさんが座って居るのが目に入ってきた、

俺は階段で足を止めて居てマユリナさんを見て居たが意を決し近づいて行って、聞いた「マユリナさん一つ聞いても良いですか」と言うとマユリナさんはどうどと言った、それを聞いて俺は質問した、「マユリナさんは独身ですか?」と俺は直に聞いて見た、するとマユリナさんが「私、独身よ。行き遅れたのもう30才よ」とそれが如何したのと言う様に言った、俺は其処で一息付いて内心「やったー!」と心の中で叫んだが声には出さない、それで俺はマユリナさんに「よる食事に一緒に行きたいのですが行けますか?」申し込んだが、其処ではたと気が付いた受付は誰がするねんと考えてしまった、マユリナさんも同じで「私はここを離れられないので無理ね」と俺に答えたが俺は諦めない「じゃ、この宿の中のどこかで二人で語り会える所は有りますか」と言うと、マユリナさんが「ダイスケさん何をしたいの私を口説きたいの」と言って来た、俺はその言葉を聞いて舞い上がりつい言って仕舞った。


 「俺はマユリナさんが理想の女性なんです。絶対幸せにします俺と結婚してください」と言って仕舞った。


 マユリナさんは「私はもう30才よ。既に結婚も諦めたし今はまだこの宿を切り盛りするのが一杯で、もう色恋をする年ではない」あなたの熱意は感じるが諦めてと言った。


 俺は諦めずに毎日マユリナさんを口説いたが首を縦に振ってくれなかった。


 それから10日程経ったが進展は無く俺は諦めて、ト-ソン海洋国の王都に行く事にしたのでマユリナさんに言った、「俺は諦めて旅に出ます先ずはこの国の王都に行き其処で暫く過ごして大陸に渡る積りです。長い事付きまといご迷惑を掛けました。明日旅に出ます」と言って別れを口にした。


 その夜に俺の部屋のドアがノックの音がしたので開けると、マユリナさんが立って居て行き成り俺に抱き着きキスをして来た、そして部屋に入り部屋の鍵をして俺をベッドに倒して又キスをして来てそれから朝まで一緒に居て3回もしてしまった、マユリナさんは30才に成るまで誰とも付き合う間が無くて初めてだったが、俺が結婚しようと言ったが首は横に振られた、そして言った「あなたは自由に世界を旅して来て又戻って来た時にここに来てくれれば良い」と言った、「私はそれを待って居るわ、そして世界の話を私に聞かせに来るのよ」と言った、俺は「分かった、明日旅立つよ」と言って又キスをした。


 次の日俺は予定い道理に宿を出て旅に出た、俺とマユリナさんの関係は誰にも知られずに行くはずだったが、マユリナさんは妊娠して居た(この10カ月後に双子の女の子を出産する事になった)がそれが分ったのは2カ月後だった、その時はダイスケは大陸に渡る船に乗って居た。


 ダイスケはマユリナが妊娠した事は全く知らないし、この世界にはそれを知らせる事はなかなかできない、ギルド経由でダイスケがギルドでこの人がダイスケだと認識されるか、自分が手紙が来ていないかギルドに尋ねないと手紙も手に渡らない、ダイスケはそんな事に成って居るとは知らないしギルドには寄るが聞かないので分からないと言うより、マユリナは連絡をする積りが無かったがマユリナは幸せだった、30年生きて来て初めて好きになり体を許しても良いと思った人の子共だ出来て嬉しかったし幸せを感じて居た。


 一方ダイスケはマユリナさんの宿を出て先ずはウゴの町に向かっていた、ここでは治療院のケリ-ナさんさんに会いルゴイさんにも会いお礼を言って置きたいと思って居た、1日と少しでウゴに着いたので治療院に行くとケリ-ナさんが居たので、旅に出ると告げてルゴイさんにも会いたいと言うと、もう直ぐ来ると言ったケリ-ナさんとルゴイさんは結婚して居た、俺は全く知らなかったが二人はそんな仲だったのだが俺は全く分からないと言うより、俺はあのころは自分の事も分からなかったので仕方が無かったが、暫くするとルゴイさんが漁から帰って来たのでおめでとうと声を掛けて俺は治療費とお祝いだと言って袋を渡して置いて外に出て船着き場に来ていた。


 丁度船が出る手前だったので大銀貨2枚の船賃を払い船に飛び乗った、ついに俺はこの島から出る事になったが俺は現在冒険者Cランクに成って居たので、割とどこにでも行ける様だったCランクは一人前と認められていた、船は向かいの島のトルカと言う町に着き取り敢えずこの町のギルドに行くと、丁度5時前でダンジョンから帰りの冒険者でごった返していた、俺は暫く隅により眺めて居たが30分程で空いて来たので受付で向かいのウゴから来たが、宿を紹介して欲しいと言うと受付嬢が「分かりました、この紙を持ってこの宿に行って下さい泊めて呉れます」と言ったので、その紙を貰い見乍ら地図も書いていて親切な作りに成って居た。俺はこれは良いシステムだと感心したがそこは一杯で、違う所を紹介されて其処に向かったが今からだと夕食に間に合いそうに無く、取り敢えず宿を確保してから考える事にした。


 

 それから宿は何とかなり夕食も間に合った、この町は人口が3万人と比較的多くこのグライル島の南側では一番大きな町だった、この町の傍にはダンジョンが有り冒険者が多くて町の北側には大きな森が張りだして来て魔物が良く出て来るそうだ、なので冒険者もダンジョンと森と2カ所の稼ぎ処が有るので多く居たのだ、この島の北側にはこの島国の王都がありその王都は人口が40万人も居るそうで王都の近くには湖がありその周りに大きな町が2つ有るので、この島の北側は賑やかに発展しているそうだしその一つの町の傍にもダンジョンが有りダンジョン都市に成って居るそうだ、この島の中央には2000M級の山が有りその周りが深い森に成って居て、魔物が多く一説には山には竜が住んで居ると噂されて居たが、見た人は誰も居無いそうで森が深くて山に近寄れない、それを避けて島の周りに道を付けて人が住んで居る様な現状だった。 


 大陸に渡るのは王都に行き大陸のトルココに行くか、トルコテからガンガに渡るかの何方かで両方共に運賃は大銀貨3枚らしい、俺は取り敢えずここのダンジョンをさくと制覇して置きたいと思って居た、次の日に冒険者ギルドに寄る前に食料や備品等揃えて居たが、俺には異空間が有るのを忘れて居たと言うかあれは他人には見せれない物で、中の家には何でもそろって居て冷暖房完備のモデルルーム仕様でも、食べ物とかは俺が持ち込まないと無いのでどんどん持ってゆく事にして居た、時間停止の魔法バックを作り出して居たのでそこに入れて居る。ギルドに来て受付で聞くと現在は40層まで到達して居るそうで、このダンジョンは比較的死霊系が多くて火魔法がある人を連れて行かないと苦労するそうで、光魔法持ちは今迄この町では見た事が無いそうで、希少な属性らしいので俺は大ぴらにしない様に行く事にした、ダンジョンの入り口でタグを見せるとソロかCランクかまずまずだな気を付けて行け、無理はするなと言われたが無理はしないがと思いながら1層に入った。



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