第9話巨大魔人族

砂漠から抜けて平地になると、突然、巨大な人間の形をした?者達2体が襲って来た。


モップ以外の仲間の首が吹き飛んだ。


和人は、気がつくとモップが目の前にいた。


「敵、襲来だ。戦え。」


モップが言った。


参った。一撃で死ぬとは。


和人が、起き上がるとトモキが高くジャンプして巨人に蹴りを入れていた。


巨人の頭は凍って砕けた。


「やったか?」


「いや。」


とモップは冷静に否定した。


すぐに、巨人の頭は再生した。


「じゃあ、俺が。」


和人は腕を降った。


巨人2体の頭が燃えて消えた。


「よし!」


「無駄だ。」


モップは、また言った。


モップの言うとおり巨人の頭は再生した。


どうしたら良いんだよ。


「同時に攻撃する。」


モップがそう言った瞬間にモップは巨人の手のひらの中にいた。


「こいつは、魔道士モップだ。美味そうな女だ!」


と巨人が喜び声を上げた。


巨人が、モップの頬を舐めた。


「うらぁあ!」


オーガが、巨人の腕を切り落としてモップを助けた。


「シン!どうしたら良い?」


オーガが聞いた。


シンは、岩の上であぐらをかいて寝ている。


「シン!」


「うるさいのう。100年間成長しとらんのう。」


シンは、鼻をほじりながら岩の上から降りた。


その鼻くそを和人のスカートに擦り付けた。


「きたねぇな!ジジイ!」


と言って和人はシンの頭を殴った。


シンは、脳しんとうを起こして倒れてしまった。


マジかよー!




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