ヨハルドダンジョン Ⅸ

「あらあら!お帰り」

「戻りました、リンダ叔母さん┅疲れたけど楽しかったわ♪」

「スッゴイ面白かったよ!それに沢山稼いだんだ」

「今回はとにかく驚く事ばかりだった、でも面白かった」

「5人だと違ったわ♪期待以上だったわよ、ホント凄かったの♪ウフフ♪」

「戻りました、アミリラが女将さんの事を叔母さんって言ってましたが?それは?」


「お疲れ様、ああ、それ?アミリラは姪っ子なの、姉さんに┅┅まぁ頼まれてるのよ、そうそう!アンタの知り合いが来てるよ、スッゴク綺麗なヒトだねぇ?隣の部屋に泊まってるよ、いるんじゃないかい、マッタク美人ばかりだよ、アハハ!」


知り合い?綺麗って女のヒト?

誰!┅┅┅┅┅┅わからん!


部屋に入ると直ぐにコンコン!誰か来た?


「どうぞ」 ガシャ、バーン!

「ご主人様!やっと会えましたぁー!もぅもぅ!会いたかった!」 胸に飛び込んで来る?

「あのぉ?どちら様で?」

「もぅ!何をおっしゃるのです!ワ・タ・シです!」

「ワタシ?はて?全然覚えが無いですけど?」

「アリア!アリアですよぉ!」

「アリア┅┅┅┅┅┅┅うん?まさか?イヤイヤ!アイツと全然違うでしょう?」

「あ~ん!もう!覚醒進化したんです!だからこの容姿に成ったんです!それにデビルロードに成りました!」

「えっ?┅┅┅┅えっえぇぇええ!アリア!あのサキュパス!だってツノがないぞ!それに┅┅┅凄く柔らかい┅┅」


ピッタリと抱き付いてるから、おっぱいがムニュっと┅それに顔が近い!凄く綺麗で小さい唇が濡れて┅┅┅┅そんなに見つめると┅┅


「そうなのですよぉ、完全にヒトの姿になったんです、全部ご主人様のお陰です」

「まぁ分かったから、いい加減離れて、ハイそこに座って、ゆっくり話そうか?」

「ええ!仕方ありません┅こうですね?」

「うん、それで?あの悪魔なんだよな?それもアリアだと、でもデビルロードって?進化ならデーモンロードだろ?」

「はい、仰る通り順番はデーモンです、しかしご主人様のお力を授かり、ひとつ飛び抜けた様です、凄いのをご主人様が私に注がれたのですよぉ┅┅それは凄かったのですぅウフフ♪」


その言い方はやめろ!誤解を招く!奪ったんだろうが!


「ふぅ~その姿は驚くよなぁ、全くの別人じゃん、それも凄く綺麗になって┅┅俺の理想像に近く無いか?」

「そうなんですね?睡眠中に多くのイメージが流れたのはご主人様のでしたか┅┅」

「綺麗だ┅┅それにスタイルも完璧だよ、俺好み?イヤイヤ!でもなんでここに?」

「それはご主人様に従いお側にと、忠誠を誓いこの身は捧げました、どうか私の初めてをお受け下さい」

「マテマテまてぇい!初めてとか!だってお前は何千モノ男を喰らったって!」

「ああ、それは婬夢術での事、術の中で精気を搾り取った数です、誰がヒトごときに私の体に触れさせましょうか!この体は全てご主人様のモノですよぉ♪ダ・カ・ラ私の初めてを!」


「イヤイヤ!言っただろ?ここの子爵とかに取り憑いて楽に生きればって?」

「もう子爵は死にました、それに決めたのです!何処までもご主人様に付いて行くと!」

「しかしなぁ、俺とは契約とかしてないだろ?嫌だし!なんでそうなるんだよ?」

「下僕の勤めですから、ご主人様の配下なればどんなご命令でも従います、どうか!この身を!」

「┅┅下僕って、俺はそんなの好きじゃ無いんだよ、配下とか!仲間とか友達なら良いんだが?これも俺のやらかしだからなぁ、友達ってのはどうかな?仲間も良い」

「ご主人様!こんな私を!もうもう好き!」 抱き付くなって!


「ハイハイ、それと言ったよな?ご主人様は辞めろって!名前で呼んでくれ」

「ではオメダ様?」

「ちがーう!ジョウだよ、オメダはこのダンジョン街だけ、まぁ色々有るんだ、だからそこは宜しく!」

「まぁ!ウフフ♪ご主人様は秘密持ち┅┅素敵です♪ではここではオメダ様、町を出たらジョウ様と┅┅ウフ♪」


「うっ┅┅それで頼むよ、秘密は沢山だよ、それも少しずつ話すよ、どうせ離れないんだろ?」

「勿論です!それに私とご主人様は全てが秘密でしょうから」

「確かに、アリアの正体は秘密だよ、はぁ~なんて言えば」

「普通に知り合い?友達?下僕?と申し上げたら?」

「下僕は駄目!変な目で見られる、やっぱ知り合いかな、友達も誤解されるだろう、それと俺は家に帰らないと不味いんだ」

「家?ですか?」

「まぁ棲み家かな、そうだ!俺が戻ってる間、アリアにはリビラ町の様子を見て来て欲しい、俺が出て行ってからどうなったか知らないんだ、それに許嫁も待たせてる」


「許嫁?ご主人様のですか?」

「リビラ町の教会にいるんだ、アーリアさんってヒト、早く結婚しないと駄目なんだけど」

「結婚!ですか!┅┅┅┅では私は第2婦人で!」

「何を言う!なんで第2婦人なんだよ!そんな何人も無理だよ」

「イエイエ!ご主人様なら10人でも20人でも娶れマス!その神具はその為のモノ、すっご~く立派ですもの┅┅ジュル」

「神具!これが!」

「ご主人様のソレはこの世界のオスなど比べようも無いモノ、太く長く傘が張って、それに伸び縮み自在、溢れる蜜は若返らせ、相手を美しくする、伝説の神具なのです、私は一目で理解しました、ご主人様は女神に愛されしお方だと、ダ・カ・ラ♪ご主人様はこの世界のメスを幸せにするのです!私がオスではなくメスを望んだのもご主人様のソレを見たから┅┅はぁ♪」


オィオィおい!神具だと!コレ?確かに言われる通り┅異様にデカイ、でも伸縮自在でアレのアレが蜜のようって?

じゃあ絶倫とかも?デカ乳の仕業?コレが?コレで?こうなった?フザケルナ!


でもアーリアさんと結婚って事は?コレを?ああして、こうして、どうなるんだ?大丈夫なのか?入るのか?あっ伸縮自在┅


こうやって俺の謎は解けるのか?

じゃあ女性達が群がって来るのも?コレ?う~ん?


「俺に思い当たる事は多い、この神具ってのもだ、アリアの事も多分そうだろう、俺に会うのは仕組まれてた事、そして俺の謎を教える役目なんだろう、ご免な、俺に関わっちまって、本来のお前を変えてしまったようだ」


「イエイエ!何を仰います!私はご主人様に出会えて本当に感謝しています、これからの事もです♪」

「┅┅┅┅じゃあ皆にも紹介したが良いかな?」

「それはお辞めに、知り合いと言う事ですから、必要無いかと」

「あっ!そうだね、それとこれを(念話で話せるように)┅」

『これは!ご主人様と繋がってるのですね?ウフ♪もぅご主人様ったらぁ♪では体も!』

「ちがーう!この方が便利な時が有るだろ?マッタク!じゃあ俺は皆の所に行ってくるから、自分の部屋に戻れよ」


また厄介事が増えた┅┅ありゃ離れないだろ、デビルかぁ、さしずめ女王だな、見た目は可憐な乙女だけど┅┅┅


「あっ!オメダ!聞いた?町が騒がしかったの子爵の屋敷が燃えて死んだって、それに何やら悪い事をいっぱいしてたんだって、今ね?リビラ町の代官とか領都からも伯爵が向かってるんだって、ダンジョンが怪しい時に迷惑な話だよね」


「そんな事が、でも冒険者には問題無いんだろ?」

「ギルド次第ね、この町はダンジョンで持ってるから、貴族が入れ替わるのは問題無いけど、今のダンジョンはめちゃくちゃだから」

「そうなの?まぁどうにかなるでしょ?それで今夜獲得した品物を分配するから、一応5等分に別けてるから確認してよ」

「そうなの?でも量が凄いわよ、どうしよう?」

「あっ!それは各々のバッグに別けてるよ、心配無いから、後で話も有るし」

「話し?良いこと?悪い事?」

「それは後で、じゃあ」


部屋に┅隣のアリアにお話し!やはり話しとこう、その方が安心だよ┅┅変な奴だし


「アリア?入るよ」

ガラッと入ると!服を着替えてるのか?ラッキー助平?

白いおっぱいがプルンと揺れてる!パンツはしてるんだ┅┅


「ご主人様?私をご所望ですか?それでしたら此方へ!さぁさぁ!パンツも脱ぎましょ♪」

「マテマテぇい!ちがーう!パンツぬぐなぁ!はぁはぁ┅」

「もぅ!ご主人様の意地悪ん♪焦らしでしょうか?私を焦らしていたぶるのですね?も~ん♪テクニシャン♪」


何をクネクネと尻を振る!丸見えだぞ!そうじゃな~い!


「話があって来たんだよ!早く服を来て!マッタク!」

「話しですか?先程の続きでしょうか?」

「うん、その前にちょっと良いかな?パンツは問題無いようだね、でもおっぱいは無防備だな」

「下に着る物がこれですから、どうしてもコレは隠せないんですよぉ」


ムム、ムムム~形の良いおっぱいだ事♪それに垂れて無い!おっきいのに♪


「ちょっと寸法を見るから┅触っても?」

「どうぞ♪なんなら揉んでも宜しいですよん♪ご主人様のモノですからぁ♪ふっふん♪」

「いいから、もぅ┅Eカップ?Fかな?アンダーが細いからか?こうなら?おっぱいが離れてないから大きく見えるんだ┅」

「あ~ん♪┅その粒を┅」

「分かった、ありがとう、これでアリアのブラジャーが作れるよ、スポーツタイプも必要だな」

「もぅ┅ブラジャー?ですか?」

「下着だよ、後で作るから、まぁ座って、服を着てだよ!」

「別にご主人様ならハダカで構いませんよ?どうです?ムラムラとは?」

「無い!有っても我慢する!って!そう言う関係は望まないからな!それでだ、アリアはダンジョンの変化の事は知ってるんだろ?」

「まぁ大抵の事は、最近上位の魔物が浅い階層に出るのは管理者の仕業ですから」


「管理者、コアではないのか?」

「ダンジョンの仕組みは管理者が扱い、コアはそれに従って魔力を放ちます、魔力暴走も管理者が指示するのですよ、コアを守る役目ですから」

「ふぅ~ん、コアより管理者次第なんだな、それで管理者が上位魔物を放ってる訳は?」

「ずっと階層の攻略が進んで無いからです、だから強い魔物を放ち挑発してるのです、もっと強いモノを連れて来いと、浅い階層で上位の魔物を倒せるならもっと奥へ来れるだろうと考えてる様ですね」

「じゃあスタンピードは起きないのかな?」

「それは起こりませんよ、魔力暴走を起こすとコアは消耗します、そうなればダンジョンの半分は崩壊して管理者が困る事になりますから」

「そうなんだ、じゃあ管理者にドロップ品や宝箱を増やすとか、良い品にするとか頼めば良いのか、そうすれば冒険者が多く下を目指すぞ」

「確かにこのダンジョンは規模の割にショボいですから、それは有効でしょうが?ご主人様が最下層迄行きなさるのですか?」

「そうしようと思ってる、少し腹が立ってるからな、10階層も進んで宝箱が出なかった、ふざけてるよな?」

「ウフフ♪でもご主人様が42階層を崩壊させて管理者は慌ててますよ?それとワタシがいた所もです、暫くは手出し出来ないかと、ウフフ♪流石ご主人様です♪」


そうか┅暴走が起きないなら良い、稼げると分かれば攻略は進む、ヒトの欲は強さになるからな、それを管理者は分かってない様だ┅┅┅┅残念だな


「ダンジョンの転移魔法陣を書き換えて最下層へ飛ぶよ、そして管理者と話して来る、コアの魔力が余ってるなら階層を増やせともね、まぁどうにかなるだろう」

「これから?」

「いや、みんなが寝てからだよ、夜中に済ませて来るよ」

「私はダンジョンへは入れませんから残念です、出来ればお供したいのですが┅┅」

「そうなの?入れない?」


「私は永い事あの階層を占拠してましたから、管理者とコアからは嫌われてます、外部のモノが居座ってたのです、ダンジョンとしては恥になりますから」

「だから入れば攻撃される?」

「多分入った時点で最上位の魔物を送り込んで来ますよ、そうなれば被害が甚大ですから」

「まぁ1階層にドラゴンとか出たらパニックだよね?アハハ!それも面白いけどアハハ!」

「洒落になりません!負けませんけど、それにご主人様からは不老不死を授かりました、消滅する事は有りません」


ちょっと待ったぁー!なんだよそれ!不老不死だってぇ!


「ちょ待てよ!なんだ不老不死ってのは!俺がアリアに授けた!そんな覚えは無いよ」

「ウフフ♪進化して覚醒する時に付与されました、これはご主人様を守る為だと思われます、こう見えても悪魔の王ですから、女王かしら?ウフフ」

「あのデカ乳!じゃあアリアは俺の為に使わされた?はぁ~それじゃあ確定じゃん!アリアが俺の嫁?モノ?そうなんだな?」

「そうですよぉ、この容姿はご主人様が望まれた姿、それに私は何時でもご主人様を受け入れますから♪ア・ナ・タのモノよん♪」

「わ、わかったから!顔を近づけるな!その気になるだろうが!只でさえ好きなんだから┅」

「まぁ!私を好きと!もぅもぅ!ご主人様ったらぁ♪このぉ!カワイイんだから!好き!」


っと、まぁアリアにも揉みくちゃにされ、チュッチュッを受け┅おっぱい揉んだけど┅┅オフザケして夕食に降りた┅┅一緒に

アリアとは多分男女の関係になるだろう、だってぇ好きに成らずにいられないもん┅┅理想のだよ?


性格も変わってしまい、ヒトの気持ちが分かる様になってる

素直でカワイイ性格だよ、これも俺寄りだからなのかな?

でも眷属には恐ろしい奴等がいっぱい、諜報活動も簡単だとか

どんな所でも潜り込めるだって?凄いね?

悪魔の眷属はグレーターデーモンがいたけど、それも進化してアークデーモンに成ってるって┅┅

戦力半端ねぇ!

まだまだ話したい事が沢山だけど、今はダンジョンをどうにかしよう!

そうでないと姫達が心配だよ、無茶するからなぁ┅┅それと、アミリラの事は片付けよう

エリクサーか?世界樹の実か?選んで貰おう

だって持ってるからね、あげちゃおう!眼福のお礼だよ?ネェ?




『私は何も言いませんよ! 今は静かにして置きますので 好きに為されば宜しいのです!結果がどうなるかは知りませんけど!フン!』




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