ヨハルドダンジョン Ⅵ

「オメダ?ちょっと良い?」

「はい?(アミリラさん?)」

「ごめんなさいね?聞きたい事が有ったから」

「なんでしょう?」

「ボス部屋の事よ、何故だか私達は意識を失って、気がついたらここにいたわ、あのアラクネを倒したのはアナタね?」

(やっぱり隠せないか┅┅)

「まぁそうですけど┅」


「あのアラクネはSクラスよ、私達では無理だったでしょう、それをアナタ1人で倒せたのは何故?どうしてD級のアナタが?」

「仕方ない、じゃあ話します、アラクネの弱点は火魔法での攻撃です、だからアイツは糸で防御するんです、それに動きも早く毒針を放ちます」


「そうなの?でもアナタは火属性は?」

「これを見てて下さい」


手の平に生活魔法で種火を出す、そしてそれを大きくして行くと┅


「そんな!種火が大きくなって行くなんて!」

「生活魔法も魔法なんですよ?だからレベルが有るでしょ?俺の生活魔法はレベル7です、だからもっと大きくできます、この火の玉を使いました」

「信じられない┅私の生活魔法は┅」

「レベル1でしょう、大抵のヒトは生活魔法を魔法とは思ってません、便利使いのモノだとしかね、でも魔法なんですよ、だから攻撃にも使えます、こうして┅水を左手に出して同時に投げると水蒸気爆発します、これでアラクネを攻めました」

「イヤイヤ!両手に!なんでよ!両手を使うなんて不可能よ!」


「えっとぉ、皆さん片手から魔法を放出してますけど、土魔法では壁を作るときには、地面に両手を付けて発動させてるでしょ?両手で出来ますよ?それにこうして、生活魔法のライトと水、火とライト、水と水と言う事も可能です」


「えっぇええ!驚いた┅┅でも無理、私には出来ないわ」

「出来ますよ、魔力循環はご存知ですよね?それを常にするんです」

「魔力循環を常に?どうして?」

「だって体の源ですよ、その魔力を常に体に巡らせれば、肉体は活性化して身体向上は勿論、魔法も放ち易くなります」

「そうなの?魔力循環┅随分と前に教わったけどやらなくなったわ」

「魔力循環はとても必要な事です、生死に関わる事なんです、魔力がないと死ぬんですよ?なのに疎かにしてる、循環させてれば体に魔力が溢れるんです、そして増やす事も」


「魔力を増やす?そんなことが可能なの?」

「寝る前に放出して倒れる迄出します、これを涸渇法と言ってます」

「バカね、魔力を出し切ったらそれこそ死ぬわ、自殺行為よ!」

「そうじゃないんです、魔力の放出をギリギリ迄すれば気を失います、これは自己防衛でして、自然と気を失うんです、本能が死ぬ前に辞めさせるので死にません、そのまま寝てしまいます、スッキリとした目覚めになりますよ」


「でも魔力が少なくなると欠乏症で気持ち悪くなったり、頭が割れる様に痛くなるのよ?」

「それは魔力を中途半端に残すからです、攻撃の時に必死で魔法を使って気を失う時が有りますよね?その場合欠乏症にはなって無いしょ?スッカラカンにはなりません、生きる分は残ってます」

「それは知らなかったわ┅┅┅」

「この魔力が空に近い状態を繰り返す事で魔力が増えるんです、例えば革の袋に水を満タンにしてそれを出す、それを繰り返すと前より多く水が入る様になります、革袋が膨れ容量が多くなるのと同じですよ」

「そんな事誰も気付いて無いわ、そもそも魔力量は産まれて死ぬ迄変わらないと教えられたのよ、12歳の鑑定儀式で判定された事が全てだと┅┅」


「まぁそれは間違いです、永い歴史の中で時の権力者達、お偉いさん達が下のモノ達を扱い易くする為に嘘を広めた結果ですよ」

「それは!王様とかが画策したから?┅┅」

「貴族とかが特別扱いされるのは魔力量が多い、魔法が使えると言う事ですよね?でも平民や亜人種

が同じ様に魔力が多く魔法が使えるってのが普通になればどうなります?」

「それは┅┅」

「その事に気付いて統治するモノが蓋をしたんです、これは禁書に書かれてる事です、王族はみんな知ってるんです」

「騙してる?の?」

「悪く言えばそうです、でもこの何100年間は王制で貴族制度が世界を安定にして来たのも事実です、下のモノ達が力を持たなかったからですね?アハハ」


マッタクふざけてるよな!優位制だけで統治するなんて、オマケに身分制度だ!偉いとかを押し付けやがって!


「でもどうして?アナタは何故そんな事を知ってるの?王族だから?」 カワイイ!

「平民ですよ、知ったのは沢山の書物の中に少しづつ書いて有ったからです、繋ぎ合わせたら真実が分かったんです」

「沢山読んだ┅┅だから知識が豊富なの?凄いわ!そのぉ┅私でも魔力が増えるの?」

「増えます、循環も常にしてれば寝てる時でも自然と循環出来ますよ」

「寝てる時も!」

「俺はそうです、今もずっとです、だから魔力が多く魔力放出も多いんです、それと魔力が増えると属性が付きます」

「えっ!今なんと?」

「魔法属性が付いて魔力量次第では全属性が付きますよ、これは全ての生きてるモノ達がそうです」

「じゃあ私が全部の属性魔法を使える様になるの?」

「時間が必要ですが可能です、実はリビラ町の子供達や冒険者達は既にそうなってます、魔力循環と魔力涸渇法を実践してますから」

「すごい┅┅そんな事が┅┅」


「お分かりですか?アラクネを倒したのは皆を助けないと駄目でしたから、隠してすみません」

「それは良いわ┅┅ありがとう┅寝る所をごめんなさいね、あっ!そうだ!この階層はアナタが前を歩いて、そのぉ┅実力を見せて!お願い┅┅」 なんて可愛い!


「アミリラさんに頼まれたら断れませんね」

「それとその敬語はお仕舞いにして、これは全員からの申し出よ、仲間だからね?歳も変わらないのよ?だから絶対よ!」

「はぁ?絶対ですか?」

「だから!駄目!今度敬語を使ったらお仕置きよ!良い!おやすみなさい」


お仕置き┅┅どんなだろ?されてみたい┅┅フフフ♪良いなぁ!お仕置き!アミリラさんがパシッ!とか?あの脚で踏みつける?


┅┅┅┅決してMでは無い!



目が覚めたら1人┅┅なんだかガッカリ、これはこれで寂しい?


見るとまだ寝てるようだ、ダンジョンじゃあ時間が分からない、疲れも有るしなぁ、寝かせとくか┅


時計では朝の10時過ぎ、寝たのが3時頃だから充分だよな、まぁ朝飯?昼飯?を作るか

そう言えば俺を前にって?さてどうする?下手に実力を見せてもなぁ、しかし┅┅まっ良いかぁ!彼女達ならおかしな事にはならないだろう


起きたては軽く、でも栄養価は高めに┅具沢山スープ!ハンバーガーが良いかぁ!それとサラダ、買っておいて良かった!

早速作る、ハンバーグは作り置き、ステーキも挟む、デザートも作る、寝てる┅┅プリンは間に合うな、テキパキと作業してると?

あれは?ルルエラさん?

トイレかぁ┅って!ハダカ!

白いお尻がぁ!ハダカで寝てたのかぁ、まぁここは適温より少し温かいからね┅┅┅┅ムフフ♪

みんなハダカなのかな?あのカラダを拝めるのかぁ!眼福じゃあ!

完全に好きになってますな!


『スケベ爺ぃ!』



▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲



ジョウ達がダンジョンへと入った頃にあの悪魔、アリアは進化の覚醒睡眠から目覚めた

クレーターの中心部からボコッボコッと岩をどけ現れた┅┅┅誰?


そう!あの時のサキュパスじゃ無い?容姿が全然ちが~う!


デビルロード 最上位悪魔

デーモンロードも上位だが更に上!悪魔は爵位が有る、デーモンロードは魔王、デビルロードは悪魔王、そして悪魔神

アリアはひとつ飛びで王、女王と成ってる!

これはジョウの影響だが!進化では稀な事、恐らくアリアのジョウに対する想いや尊敬の念がもたらした産物かと┅┅


長い金髪で顔はあのオードリーヘップバーンとマリリンモンローの良いとこ取り!スタイルも上からB 88 W 60 H 94のナイスバディ!身長182cm 真っ白な白人!


オールヌードで現れた姿!なんて神々しい!ウ~ン!たまりましぇん!しかぁし!なんで!


サキュパス特有のツノ!角が無い!シッポも!

これはもしかして?完全なヒト型なのか!悪魔だろ!


悪魔の女王ともなればそうなるのか┅┅誰が見てもヒト、それも物凄い美人で可愛い!おっぱいがぁ!お尻がぁ!はぁはぁ┅┅


これはわたくしの理想像に寄せてますね?エエ!そうです!

美人より可愛い方が好きで、オードリーやマリリンのような可愛い顔が好きだ、そりゃスタイルは当然マリリンみたいなバディが好みだけどデカ乳、大き過ぎるのは嫌い!でも小さいのもなぁ┅その気になれん!

乳は大事!フン!マザコンと言われようが豊かなおっぱいは尊い!


アリアは正しくジョウの理想に近い女性、中身はどうあれ?だけど、彼女はジョウを慕い尊敬と忠誠もしてる、惚れてますから┅


そのアリアが手元のバッグに気付き、手にするとワナワナと泣いてる?


『ご主人様!あなた様の優しさ!この身に染みます!マジックバッグ!しかと頂戴致しました!』


慌てて渡したから中身は確認して無い、けどまぁ必要な分は入ってるだろうと┅┅┅┅┅いい加減


バッグからジョウ専用下着パンツを履きジョウがフォーリアから授かったと白いYシャツを着る、靴は冒険者用ブーツを履いて静かにダンジョン街へと向かうアリア┅┅┅


Yシャツにパンツだけ┅┅スラリと長い生脚にボタンをキチンと上まで止めてない胸元から豊かな乳がぁ!

その格好は爆弾だぞ!男子の憧れでも有るんだ!責めてTシャツを下にぃ!

おっぱいがチラチラ見えるだろうが!┅┅┅┅┅┅┅捕まるぞ!


「あ、あなた様は?」

「ウフフ♪ねぇ?私、身分証とか無いのよぉ┅」

「ハイ!大丈夫です!銀貨1枚!イエ!あなた様なら要りません!」

「そうぉ~悪いわねぇ~フフフ♪良いオ・ト・コ、お礼に┅チュッ♪」

「ハイィィィイ!私の頬に!ありがとうございます!好きですぅ!」

「ウフ♪ありがとう♪どこか服屋さんはしらない?」

「服屋で有りますか!この先の大きな交差点を左に行けば服屋に雑貨屋など!沢山有りますです!」

「そうぉ~助かるわぁ、アナタ┅素敵ね?ウフフ♪じゃあねぇ」

「ハイィィィイ!ありがとうございます!」


っとまぁ┅誰もが振り返る、誰もが見惚れる、誰もが視線を離せない!だって!すんごいですもの!

スーパーモデルが素肌にYシャツだけ、オマケにパンツ一丁で歩いてるんだから!

男だけじゃなく女性達も見惚れるよぉ!


「ごめんさい、服を見せて」

「ハ、ハイ!どうぞ!」

「あら?良いのが有るのね?気に入ったわ」

「あ、ありがとうございます!サッサ!どうぞこちらに!」


赤いワンピースを着て靴もパンプスにした、それと他にも気に入った服を買い満足


「お代は金貨2枚と銀貨6枚になります」

「じゃあこれね、それとこの辺りの宿で朱露華ってどこかご存知?」

「朱露華は近くですよ、ダンジョンの前の通りです、あの交差点を左へ行けば直ぐです」

「そう、ありがとう」


店を出ると沢山のヒトダカリ、男ばかり┅┅覗いてたな

その中を悠然とスカートをヒラリ! おおぉ!歓声!

髪をフッと手で払い歩く様はまさに女王様!その後ろ姿に見惚れる男共の視線! バカだねぇ┅


ふと?足を止め雑貨屋で何か買った┅┅┅┅帽子!それもあのツバの大きなの!赤いリボンが巻かれたツバの広い帽子を被り去って行く┅┅映画のワンシーン?



「あのぉ?ここにオメダさんが宿泊してると聞いたのですが?」

「あら!┅┅エエ┅泊まってるよ、アナタは?」

「私は知り合いですけど、会えますか?」

「そうかい、わたしゃここの女将をしてるリンダって言うの、今日からオメダちゃんは姫達とダンジョンへ入ってるわ、2、3日は戻らないんじゃあ無いの?」

「2、3日┅ではお部屋?空いてます?」

「空いてるよ、泊まるのかい?」

「エエ、そうね、5日程、良いかしら?」

「部屋は普通のが銀貨4枚、オメダちゃんが泊まってる部屋が銀貨8枚よ、どうするね?」

「では銀貨8枚の部屋でお願いね」

「前金で金貨4枚よ、食事は朝と夕、一言言えば部屋へ運ぶわ、食堂でも時間が来れば食べれるからね、部屋はオメダちゃんの隣よ、案内させるね、ハーイ!お客さんだよ~!」


『ウフフ♪ご主人様の隣よ♪良かった、さて?確か子爵が悪人なのよね、それとクズ冒険者┅きっと面白いかも?探りを入れましょう┅姫とか?少し気になります┅』


「あら?出掛けるのかい?」

「エエ、初めての町ですから、お昼も何処かで食べようかと、何か見る所とか有ります?」

「まぁここはダンジョンの町だからねぇ、見る物はないさね、道具屋とか鍛冶屋ぐらいよ、町を歩くなら気をつけなさい、アンタもオメダちゃんと同じで綺麗だからねぇ、変なの多いから、用心してね」

「ハイ、ありがとう♪」


『ウフフ♪ご主人様が綺麗だって、そりゃそうよ!私の大事なご主人様だもの、あの女将は褒めて良いわね♪』


上機嫌で町をブラブラ、道具屋や鍛冶屋を見て店のヒトと話したりして子爵の事も聞いてる

先に見えるのが子爵の屋敷、大きな屋敷で門にはしっかり兵士が2人ついてる

何でも屋敷離れが奥となって妻や側室?女達は全員そっちらしい、屋敷自体がこの町の執務館で行政を取り仕切ってる


アリアは眷属のクモを召喚して屋敷に放つ、ゾロゾロと10体のクモが屋敷に入っていく

コウモリも3体、このアリアさん、眷属には他の悪魔も従えてる、進化と共にグレーターデーモンがアークデーモンと成ってるのはご愛敬、実に恐ろしい存在ですよぉ~


仕掛けを済ませ宿へと戻るが?町から馬車が来るのがみえる、それはダメ子爵のだが?



「おい!まだアモンの奴は姫を拐えんのか!あのクズめぇ、グズグズしおって!だが奴を野放しにしておくのも不味い┅┅下手したら私に及ぶかも知れんな」

「旦那様、奴隷商人のダヤンが参りますが?如何されます?」

「フン!あの女共は散々オモチャにしたからな、頃合いだ!全部売れ!それとアモンにはもう用は無い、始末しろ、姫は私自ら捕らえる、な~にイチャモン付けて不敬として引っ立てる、その方が早い、町へ出るぞ!」


そして朱露華へと行って袖を振られた、ダンジョンでは仕方ない、引き返して来たと言う訳だ┅┅

ホントどうしようも無いクズだ!


『丁度良いわ、ここはひとつ罠を仕掛けましょかね♪フフ┅』


後を付けて来た4人の冒険者風情をけしかける


「ねぇ?この先に美味しいお店とか知らない?」

「へへへ~知ってるぜ、酒の旨い店だぞ、俺達と飲まねぇか?」

「案内するぜ、楽しもうぜへへへ」

「たまんねぇなぁ┅良い女だ!」

「バカヤロー!エヘヘ、コイツはバカなんだ、アンタがベッピン過ぎるからよぉへへへ」

「なによぉ?私をどうにかするつもり?」

「別にそうじゃねぇ、お酌でもなぁ?良いだろ?」

「へへへ┅たまんねぇ、なぁ良いだろ?来いよぉ、良い事してやるからよぉ」

「バカね!誰がアンタ達なんか!汚いわよ!水でも被って出直しなさい!ゴミが!」

「なんだと!下手に出りゃ逆上せやがって!来い!俺のをぶっ込んでやる!」

「放しなさいよぉ!誰か!助けて!」


ハイ!既成事実確定!暴漢に襲われる美女! パチパチパチ!


馬車が急に止まる!そして子爵様が窓から面倒くさそうに見る┅

すると!目を見開きアリアを見る! バタン!

飛び出し剣を抜く!冒険者達は驚き後ずさる


「この公道で不埒な行い!私が成敗してやる!そこに直れ!」


「「「「ひぇぇー!子爵様!」」」」


「子爵様なのですか?どうか剣を納め下さい、このモノ達は乱暴を働く前です、責めて打ち首はご勘弁を」

「ほう?寛大だな?ソナタを拐かす所だったのだぞ?」

「そうですが┅子爵様がお助けになられて安堵致してます」

「そうか┅┅ソナタに免じて許す、何処にでも行け!」


「「「「ハハーッ!」」」」


蜘蛛の子を散らす?逃げ足はや!


「ありがとうございます、子爵様には恩を頂きました、この身に代えても報いとう存じます」

「ウム┅┅ならば、どうだ!私の屋敷に来ぬか?お茶でも食事でも良い、一緒にどうだ?是非とも!頼む!」

「まぁ?ウフフ♪それはありがとうございます、私で宜しいなら」

「是非!サッサ!早う!手を!」


手を差し出し馬車へ乗る、その時!抜け目なく子爵へ目を合わせる、目と目が合った時にすかさず魅了を掛ける

これで子爵様はアリアの奴隷に仕上がった┅┅┅┅┅┅流石!


クモ達から念で報せが入る、地下に牢が有り檻には女が12人ハダカで入れられてると┅┅┅


アリアの仕事は殆ど終わった、後は始末だけ┅┅┅


そしてあのキタナイ、アモンは今日も姫を追う、しかし┅┅

29階層で罠に捕まった女冒険者をいたぶってる?

アモンの罠は用足しな来た女性を動けなくすると言う卑怯な罠

お尻丸出しで用をしてる女性を捕らえるのだ┅┅┅┅クズだ!



「いゃあ!なによぉこれぇ!」

「へへへ、汚ねぇなぁ!ションベン垂れ流しやがってよお!何か?糞もか?フフ、その尻はソソル!どれ?おめぇのションベンが出てる所を綺麗にしてやるぜ、そのままじっとしてろ!」


その女性はしゃがんで用足ししてた、だからお尻は丸出しで今は四つん這い、そのお尻にキタナイのモノが突き刺さる


「ヒィー!やめて!駄目!助けて!誰か!チャピ!ギイダ!助けて!」

「誰も来やしねえ!観念しろ!もうズッポリ入ってるぜ!アハハ!こうだ!感じるだろ!ホラホラ!」

「ウッ┅┅ググッ┅はぁはぁ!ダメ~やめて~アグッ~」

「どんな女も喰らえば終めぇだ!ヨガリやがって!好き者か!ホリャ!これは!」

「イャ~はぁはぁ~もぅやめて~」

「これからは俺の奴隷だ、楽しませてやる、せいぜい腰を振るんだな!ガハハハ!」


満足したキタナイは女を担いでダンジョンを出る、そして子爵の屋敷へと行くのだが?


「おい!お前とその担いでる奴の名前!ちゃんと報告しろ!決まりだろうが!」

「すいやせん、俺はアモンでさぁ、コイツはミン、パーティーはまだ中で、コイツは具合悪くって俺が連れて来やした、なぁに診療所で寝かせたら大丈夫ですぜ」


「そうか┅┅アモン┅ミンだな、確認した、だがミンのパーティーは?」

「何でも2、3日こもるんで、コイツは足手まといになるから、出る所を助けたんでさぁ、具合が治れば又ダンジョンに戻るでしょうよ」

「そうか┅わかった」


シメシメと言った所か?バカだねぇ?自分の名前を告げたよ?足が付くだろうが!



こうしてアモン、キタナイは死ぬ為に子爵へ獲物を届ける

姫の代わりとなった女性冒険者は運がなかった┅┅

犯られてしまいもう性奴隷として売られる運命なのか?┅


アリアさんはどうする?どうするの?まさか!正義の味方なのか?

見届けよう!






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