第15話 薬になる花など

 こんばんは。


 今回はお薬もとい、漢方薬の原材料にもなる花などを取り上げたいと思います。

 まず、春に咲く桜は樹皮がお薬になりますね。名前は「桜皮おうひ」と呼ばれています。咳止めや去痰作用があるそうですね。ちなみに、葉っぱや実も食用になります。

 葉っぱは梅酢や塩で漬け込み、桜餅などに使われていますね。実は言わずとしれたサクランボですが。確か、大きく分けて二種類あります。

 甘果桜桃かんかおうとう酸果桜桃さんかおうとうが主に食べられていますね。甘果桜桃がよく知られているサクランボです。酸果桜桃は酸味が強く、よく料理に使われています。


 次に、桃ですが。果実は食用で有名ですね。種子に葉っぱ、果実、花がお薬になります。種子は婦人科系の症状や便秘に効果があるとか。葉っぱはあせもなどに効果がありますね。花は尿路結石やむくみ、便秘に効果があるんですが。果実も便秘に効果があるそうです。

 ちなみに、桃は魔除けにもなりますね。色も縁起が良いとか。


 今の季節だと、シャクヤクでしょうか。効能は婦人科系の病気です。結構、見かけはゴージャスな花だけど。効能もちゃんとあり、知った際は驚きました。夏場なら、古典でよく出る忘れ草ですかね。萱草かんぞうという名称もあります。

 これの花の蕾が咳止めになるんですね。採って、乾燥させたら。漢方薬の材料になったそうです(゜゜)


 それでは失礼します。ありがとうございました。

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