第6話 レベルアップそしてリラインの街へ

 草原地帯に来て2日が経った。

 この間に2人には実戦を通して様々な変化があった。


 まずどう戦えば被害を最小に抑え込んで勝てるか、この最小には無傷という事も含めてだ。

 そして彼女達との話し合いで出た答えが、仕掛ける場合は奇襲で遠距離攻撃が出来る存在を最優先、仕掛けられた場合は出来る限り相手より早く一撃を当てて勢いを削ぐ事。


 奇襲の言葉だけを聞けば卑怯と言われるかもしれないが、負ければ死を意味する戦いにそんな事は言ってられない。

 寧ろオレとしては、彼女達が正義感や戦いの正々さに流されずその判断をした事に驚いている、正直その考えが出来る様になるのはまだ先だと思っていた。


 負けの意味、魔物に対しての甘さ、自分達の未熟さ、それらを理解して精神的に急速に成長していた。


 オレが一人でそう考えているとアヤカさんに呼ばれた。


「ナナセさん、この訓練中にスキルの事で分かった事があります」


「わかった事?」


「私の魔力干渉スキルですけど、このスキルは魔法で起こる個の事情には有効なんですが、範囲の事情に対しては触れてる部分しか破壊されないみたいです」


「魔法で起こる個? 範囲? えーっと……つまり?」


「簡単に説明すると、単体の攻撃魔法であればスキルで触れた瞬間効果で破壊されます、ただ範囲魔法のようなものに対しては、触れた部分しか効果がありませんでした」


「あ~なるほど、個として成立してる物に対しては有効だけど、範囲として成立してる物に触れると、その触れた部分だけが対象になるって事か」


「そうですね、スキルにⅠと表記がありますからスキルアップがある場合は分かりませんけど、現状の効果では今話した通りです」


「それは早めに気付いてよかった、知らずにぶっつけ本番だったら目も当てられない事になってただろうから」


「場合によっては命に関わりますからね」


 今気づけて本当に良かった、これからはスキルを覚えたら出来る事を確認した方が良さそうだ。

 そのあと昼くらいまで草原でレベリングをしたあと、遅めの昼食を取り国境に向けて歩き出す。


 ・ファングラビット×8 ・シャープホーンディアー×2

 ・バイコーン×1 Cランクの魔物 ・コボルト×7 Gランクの魔物

 ・アックスビーク×1 Bランクの魔物

(5話のファングラビット2匹とシャープホーンディアー含め)


【名前】 カズシ ナナセ

【レベル】 5

【生命力】1935 【魔法力】541 【力】1028 【魔力】399 【俊敏性】925 

【体力】768 【魔法抵抗力】618 【物理攻撃力】1028+350 【魔法攻撃力】399

【防御】384+20 【魔法防御】309 

【スキル・魔法】

・剣術【達人】 ・徒手空拳【達人】 ・状態異常完全無効化【ユニーク】

・闘気Ⅰ【ユニーク】


【名前】 アヤカ ユキシロ

【レベル】 4

【生命力】661 【魔法力】513 【力】549 【魔力】418 【俊敏性】469 

【体力】352 【魔法抵抗力】472 【物理攻撃力】549+180 【魔法攻撃力】418

【防御】176+230 【魔法防御】236 

【スキル・魔法】

・護身術 ・初級魔法(水)(風) ・ストレージ・スペース【ユニーク】

・魔力干渉Ⅰ【ユニーク】


【名前】 ユウカ ユキシロ

【レベル】 4

【生命力】452 【魔法力】783 【力】173 【魔力】647 【俊敏性】257 

【体力】281 【魔法抵抗力】529 【物理攻撃力】173 【魔法攻撃力】647+100

【防御】141+120 【魔法防御】265+10

【スキル・魔法】

・護身術 ・初級/下級/中級魔法(治癒)(炎)(雷)

・マジックキャンセラー【ユニーク】

・鑑識眼Ⅰ【ユニーク】


 翌日の昼前に国境に到着し、通る際に兵士の人にここから最寄りの街まで徒歩どれくらいかを聞くと、「歩いて2日もすればリラインという街がある」とのことで、話しながら街まで歩くことに。

 ※国境通過料金 一人銀貨3枚


「ナナセさん、戦ってる最中髪は邪魔にならないんですか? 結構長いから死角になると思うんですけど」


「んー正直髪とか気にしてなくて、切るのも面倒だし時間も勿体ないからいいやって、ほったらかしにしてるんだよね」


「もしよかったら私が切りましょうか? ちょうど鞄の中に包帯とかを切るハサミもありますし」


「戦ってる時の死角は危険以外のなにものでもないし、姉さんそういの上手いですからどうですか?」


「確かに2人の言う通りだ、それじゃお願いしてもいいかな?」


「わかりました」


 そのあとはどんな髪型がいいか聞かれたけど、今までで髪の事を気にしたことが無かったからな、正直どんなのが似合うか分からない。

 なので、アヤカさんユウカさんの全部おまかせコースにしてもらうことに、そんな話をしながら歩いているとリラインの街が見えてきた。

 街の人に冒険者ギルドの場所を聞いて向かう、その途中に宿を見つけたで今日の宿を確保しつつギルドに到着した。

 ・宿代 風呂付 銀貨5枚


 「すみません、ここの冒険者ギルドは初めてなんですが、狩った魔物の買取はここでいいですか?」


「初めて当冒険者ギルドをご利用する方ですね、ギルドカードを確認致します」


 オレは受付の人にギルドカードを差し出す。


「ありがとうございます。では、今担当を呼びますので少々お待ちください」


 カードを返すと受付の人は奥に行ってしまった、周りから小声で。


(みない顔だな、新入りか?)

(魔物の買取って、どうせ新人のGランクが狩ったやつだろ、大したことねーよ)


 わざとなのか聞こえる程度の小声で話す冒険者達、どうして最初に見下すような発言ばかりするのか。


「おう! 初めて見る顔だな、俺は解体部門の責任者レスターだ、何を卸してくれんだい?」


 ガタイのいい男性が奥から出て来ながら声を掛けてくる。


「量があるうえ解体もしてないんですが、ここで出してしまってもいいですか?」


「なら直接解体所で出してもらった方が助かるな、付いて来てくれ」


 ・ファングラビット×8 ・シャープホーンディアー×2 ・バイコーン×1

 ・コボルト×7 ・アックスビーク×1

 解体所に着くなり草原地帯で狩った魔物を全て出した。


「お前さんら、Bランクのアックスビークなんて狩れる、高ランクパーティーだったのか?」


 やっぱり見た目が若いうえ、見ない顔だと疑われやすいんだろうか。

 だがランクを偽ってもギルドカードの呈示を求められれば一発でバレるし、何よりそのあとの対応やギルドからの印象が悪くなるのは避けたい。

 ここは素直に自分のランクを伝えるのがいいな。


「いえ、Gランクですけど狩ったのは自分達です。信じてもらえませんか?」


「うーん正直な話をするとな、再登録組みなら話は分かるが、Gランクの冒険者が狩れるのは全力を出し切って精々がFランクくらいだ、Eランクとなると何人か大怪我する、なのにCランクの魔物数匹にBランクもいるとなると元冒険者の経験上ちょっと考えられねーんだよ、こいつが貰ったとかならまだわかるんだが」


 その言葉にオレは考え込む、だが事実この魔物達はオレ達で狩ったものだ。


「疑っちまうのは申し訳ねぇと思うが、お前さんらがコイツらを狩れた理由がわかれば、オレも納得できるんだ」


 オレは目配せをすると2人は頷く


「ではオレのステータスを見せます、ただそれを口外しないと約束して貰えますか?」


「他の職員にもダメってことか?」


「そうです」


「わかった、職員で共有もしないし仕事で知りえた個人の情報を絶対に外部に漏らさない、そもそも漏らした時点で違反者として職員は罰を受けることになるから依頼人に話すにしても必ずその冒険者の許可を得てから話す、それは信じてほしい」


「わかりました」


【名前】 カズシ ナナセ

【レベル】 5

【生命力】1935 【魔法力】541 【力】1028 【魔力】399 【俊敏性】925 

【体力】768 【魔法抵抗力】618 【物理攻撃力】1028+350 【魔法攻撃力】399 

【防御力】384+20 【魔防】309


【スキル・魔法】

 ・剣術【達人】 ・徒手空拳【達人】


「なっ!?」


 レスターさんはステータスを見た瞬間一言驚きの声を上げ、オレのステータスを凝視していた。


「これがオレのステータスです、なので狩れました」


「いや……疑って申し訳なかった。確かにこれならBランクのアックスビークも狩れるはずだ、こりゃGランクのステータスじゃねぇ、もしかしてそっちの嬢ちゃんたちも?」


「すみません、これ以上は」


「や、そうだな何度も申し訳ねぇ、コイツらの買取だったな、傷も少ねぇから毛皮の損傷も最小限だ、これなら良い額で買わせてもらうぜ、金は解体してからになるから明日もう一度来てくれ、向こうで預かり証を渡すから」


「全部ギルド引き取りで構わないんですが、それでも明日になりますか?」


「すまんな、どの魔物も稀に腹のどっかに魔石を持ってたりするから解体してみないと正確な金額が出せねぇんだ、用途も色々で結構金になるし、魔物が強ければ魔石の価値も上がる、覚えておくといいぞ」


 魔石か、たしかアヤカさんの剣にも使われていたな、高価って話だし魔物を倒した副産物としてはありがたい限りだ。


「あと魔石含め素材が欲しいとなると別途解体費用を貰うことになるが自分で解体すりゃタダだ、だが他の素材を傷つければその分買取額は下がる、わかったか?」


 オレ達はレスターさんに返事をして元の建物に戻り受付の人に声を掛ける。


「受付さん、この国の地図を2枚欲しいんですがいくらですか?」


「地図ですね、2枚で銀貨2枚になります。」


 代金を支払い地図を受け取った後は、レスターが戻ってくるのを待ってると。


「おいあんちゃん! いくら魔物を狩ってもゴブリンなんて大した額にゃならねーぞ!連れの2人!奢ってやるから俺らと飲もうぜ!」


(どうして大きい声で人を馬鹿にする人は、自分が馬鹿って気づかないのか)

(ケンカはダメよユウカ)


 冷やかしてくる連中が多いがオレもアヤカさんもユウカさんも聞こえぬ振りだ、そんな野次に耐えながら待ってるとレスターさんが戻ってきた。


「うるせーぞパイク! 野次言える体力あんなら1つでも多く依頼片付けてこい!」


「レスターの旦那! 可哀想だからってゴブリンなんて買い取らなくていいんですぜ!」


(ああいうヤツは放っておけと言いたいんだが、それは良くねぇ、どんどん図に乗るからな、だからと言って乱闘騒ぎもダメだ、だから早めにあいつらよりランクを上げて黙らせるのが一番だ、ギルドランクは力量差の象徴だからな)


 あとで聞いた話、レスターさんも元Bランクの冒険者だったそうだ、今は引退してギルド職員として解体と買取、冒険者達にアドバイスをしているとのこと。


「預かり品の確認をするぞ、ファングラビット8匹・コボルト7匹・シャープホーンディアー2匹・バイコーン1匹・アックスビーク1匹だ、そしてこれが預かり証だ」


 レスターさんがそう言い、預かり証を置こうとすると野次を飛ばしていた男が叫ぶ。


「Cランクの魔物にBランクのアックスビークだって!? 旦那そりゃどっかから掻っ攫って来たヤツだぜ! おいお前! 一体どっから掻っ攫って来た! 事と次第『証拠はあんのか?』


 レスターさんが発言を食って被せる


「え……いや、証拠はねーっすけど、どう考えたってこんなガキにBランクの魔物なんて倒せねーでしょ!」


「獲物を盗まれたって報告も無ぇし、掻っ攫ったって証拠も無ぇ、更に言やぁこの子らが倒せねぇって証拠も無ぇ、お前よぉ無ぇ無ぇ尽くしばっかどう納得しろってんだよ」


「ぐっ……で、でもよ! こんなガキがCランク、ましてやBランクを持ってくるって事自体変じゃねーっすか!」


 パイクと呼ばれた男はテーブルを叩きながら大声でそんな事を言ってくる、そんな中ギルドに一組のパーティーが入って来た。


「おいおい、そんなに大きな声上げてどうした? 外まで丸聞こえだぜ」


「おうライネス」


「ライネスさん! コイツ新人の癖にBランクの魔物を狩ったって言ってんすけど、絶対にどっかから掻っ攫って来てるのに認めようとしねーんですよ!!」


「穏やかじゃないな、でもお前の言うことに証拠は無いんだろ? レスターさんは怪しいと思えば納得する理由を出せって言うはずだぜ? 預かり証を出してるって事は彼等はレスターさんを納得させたってことだ」


 ライネスと呼ばれた男性は少しの会話で今どんな状況かを正確に理解してくれた、さん付けで呼ばれている事から恐らく高ランクの冒険者なんだろうけど、別にやましい事は何もしていないし堂々と帰らせてもらおう。


「これ以上何も無ければオレ達は帰らせてもらいます」


 ライネスさんの横を軽く会釈して通ろうとすると


「おい待て! まだ『すまない、こいつも悪気があった訳じゃないんだ、ただ、もし盗まれた物ならと思って、強く言ってしまっただけなんだ、不快にさせてすまなかった』


 そういいライネスさんが突っかかってきた人達の代わりに謝罪してくれる、オレは「いえ」っと一言だけ言ってギルドを後にした。


「ライネスさんどうして止めなかったんですか!」


「パイク、お前そんなことだと、何時かとんでもない事になるぞ」


「とんでもない事って何ですかライネスさん、というか今そんな事は関係ないじゃないっすか」


「あるんだよ、お前本当に見た目やランクでしか判断しないな、彼の視線や気配、重心の取り方を見ても結構な実力者だったぞ、少なくともお前より遥かに強い、」


(さすがBランクパーティーのリーダーだな、初めて見る相手をしっかりと分析してるぜ)


「な!? 嘘ですよね? あんなガキが俺より強いなんてそんな……」


「実際、ライネスが来た時からアイツの警戒はパイク、お前からライネスに移ってたぞ」


「レスターの旦那まで!」


「中にはランクに縛られない強さの冒険者も居るってことだ、お前もいい加減ランク以外で相手の強さを察せないと本当に痛い目に会うぞ、今回はたまたまオレが居ただけで、その前にお前が手を出していたら恐らく……」


「そういやメイリアの冒険者ギルドで、スコーピオンが若い男女のパーティーにケンカ吹っ掛けて衛兵に捕まったって話が来てたな」


「スコーピオンってCランクパーティーのっすか?」


「そうだ」


「どんな内容なんすか?」


「仲間の女を無理やり引き抜こうとして男を怒らせたんだとよ、そしてスコーピオンが男にケンカ売って剣を抜いて騒いだ結果、スコーピオン全員ランク剥奪のうえ衛兵に取っ捕まったそうだ」


「パイク、お前もそういう所を直さないと、いつか同じ事をになるぞ」


 そうライネスがパイクを窘める、


 宿に戻ってきたオレ達はレスターさんに言われたことを考えていた。


「魔物の買取時だけじゃなく冒険者とのトラブルも考えると、多くの依頼を達成して、早く昇格試験を受けて上がってった方がいいんだろうか、2人はどう思う?」


「そうですね、ランクが低いとどうしてもどこか下に見られてしまうんでしょうね」


「高ランクのギルドカードさえ見せれば相手も引き下がるなり、黙るなりしてくれるなら、私は昇格賛成」


「私もユウカと同じ意見で賛成です。ナナセさんはどうですか?」


 オレは腕を組んで考える、正直異世界の冒険者がこんなに煽ってくるなんて思いもしなかった。


「オレもランクを上げる事には賛成なんだ、でもなぁ」


 そんな風にグチグチ呟いているとアヤカさんが。


「考えても埒が明かないのなら気分転換しましょうか」


 オレとユウカさんが頭に?マークを浮かべていると。


「髪を切るって約束したじゃありませんか、今やっちゃいましょう」


 そう言ってアヤカさんは宿の女将さんに馬房や獣舎のスペースを借りれるか聞きに行った。


「さぁ今日はどのように整えますか?」


 それにしてもノリノリだなぁ。


「お……おまかせで、オネガイシマス」


「おまかせですね、かしこまりましたー」


 オレの様子を見て大笑いしてるユウカさん、だって仕方ないじゃない、今までク〇ックカットしか利用したことないんだから!

 そんなことも関係なしにテキパキと進めるアヤカさん、時折ユウカさんと相談しながら

 髪を整えてくれる。


「ナナセさん、どうして即断でランクを上げようって言わなかったんですか?」


 不意にアヤカさんが語り掛けてくる、ランク上げを即断しなかった理由それは決まってる。


「それは……ランクを急いで上げるってことは弱くても魔物の討伐が一番の近道だ、でも討伐ってなると危険地帯に行くってことになる、ある程度魔物との戦闘経験や連携が出来る様になるまで、行くのはどうなんだろうって迷っててね」


「なんだそんな事だったんですね」


「そんな事って、命にかかわるんだからそりゃ考えるよ」


「それならナナセさん、パーティーを結成しましょう、リーダーはナナセさんでリーダーの指示は基本絶対、何か意見がある場合は必ず理由と代案を出すこと、こんな感じでどうですか?」


「ちょ! ちょっと待って! パーティーとかリーダーとかいきなり過ぎて何が何だか」


「そうですか? 私は前々から考えてましたよ? そっちの方が色々とスムーズじゃないかなって、ユウカはどう?」


「ナナセさんがリーダーってことなら賛成で」


「という訳でナナセさんがパーティーリーダーってことですから、パーティー名を考えて下さいね」


「わ……わかった」


 アヤカさんは色々と円滑に進むように考えてくれてたんだな、それなのにオレは帰るって目標に縛られて目標に到達するまでの過程しか考えてなかった。


 しかもその内容も完全に独り善がりのものだ、これからは同郷ということだけじゃなく同じパーティーメンバーとしても密に相談し合いながら旅を続けよう、まずは2人が言った様にランクを上げることだ。


「はい、終わりましたよ」


 結構話してたと思うのに手はしっかり動いてたんだ、アヤカさん本当に凄いな。


「ありがとう、お代は今日の晩御飯でいいかな?」


「美味しい物を期待してますね」


 そう言われて夕空のなかオレは晩飯を求めて、急いで露店が多く出ている広場に駆けだした。

 ※晩飯代3人分 銀貨3枚

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