第11話 ルーカスの屋敷 二人の会話

ルーカスは急いで家に帰り、ユリアに告げた。


「ルチアーナはユリアにしたことや今までにやったことが全てばれて、処罰されている。だからこれから、身分も戻るし君は自由だよ。」


ユリアは泣きながらルーカスにお礼を言った。

「ルーカス、、、いつも本当にありがとう」


さらに続けてルーカスは嬉しそうに言った。

「ユリア!あとね、ユリアが会いたがってた皆んなが今日うちに来るんだ。だから今日会えるよ。あとみんなをびっくりさせない?みんなすごく君に会いたがってたんだ。」


「え、?本当にみんなに会えるの」

「そうだよ」

「本当にありがとう、わかった私は部屋の前で待機してるね」

「うん、僕がユリアが会いたがってるという話をし出して、みんなが反応し出したら入ってきてね」

「うん!!たのしみ!!」


こんなにはしゃいじゃって本当に可愛いなぁ。けどごめんね。やっぱりユリアは俺のものだし、会わせられないや


そういってあとでみんなが来るであろう客室に空間魔法をかけ外からは漏れて聞こえる会話は全て反対の意味で聞こえるという特殊な魔法をかけた。


それとみんなが絶対に確認したいであろう今のユリアの部屋にはまだ誰もいないように見せかけて、みんなが部屋から立ち去ったあとに、ユリアが客室まで後で出て来れるように遠方からの合図で取れる簡易的な魔法に変えておいた。


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