概要
夢想家の敗者復活劇
30歳にもなって親のすねをかじるニート同然のプアーな生活を送っている山浦豊(30)は、すんでいる龍亀町の総面積の0.1%を所有するまぁまぁの土地持ちだった。それは日本を1000とすると高松市ぐらいを領有していることになる。まぁ、大した土地持ちではない。しかし、豊は3年寝太郎のように勉学だけは励んで毎日過ごしていた。お金のあてもないのに。彼はいつものように「俺はツイてる」と心の中から叫び、寝る前も「今日も良い一日だった」と思いながら過ごしていた。ある大晦日、趣味の宝くじが幸運にも当たってしまう。遂に彼の大志が動き出すことが来たのであった。彼は領地経営から始まって町経営、県経営を経て、国政にも進出し、世界制覇の道へと突き進むのであった。彼は平和主義者だった。平和を愛するがゆえ世界を征服するのだっ
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