第6話 うれしい!

 次の日曜日の事です。朱美ちゃんがいつも通りお昼兼朝ご飯にひじきの煮物を食べていると、


「その黒ちょーだい」


 いつの間にかやってきたガーネットが言いました。


「夕日担当なのに人手不足で夜空の方にまわされちゃったの。また手伝ってくれない?」


 お友達がまた来てくれた事にニッコリ笑った朱美ちゃんは、快くひじきの煮物を差し出して、


 それからママが焦がした黒いハンバーグも差し出して、「それはちょっと」と却下されたのでした。

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その赤ちょーだい 豆腐数 @karaagetori

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