第6話:成長の序曲

時刻は正午を回っただろうか。今俺はレンの畑の中にいた。まあ畑と言っても案外こぢんまりとしていてどちらかというと家庭菜園に近い気がする。

そしてその菜園には瓜のような植物が地面に乱立していた。そして瓜の頂点からはツタのようなものが伸び、葉を繁茂させながら地面へとつたっている。瓜のような植物はどれも模様が派手で禍々しい見た目をしている。こんなものは絶対に食べたくないと思わせる見た目だ。俺はその植物をよく見るためにその場にしゃがみ込む。

「痛ッ!」

と思わず声を上げてしまう…太ももどころか下半身全体が悲鳴を上げる。そう、俺はさっきから強烈な筋肉痛に悩まされているのだ。まあ当然だろう。あれだけ走ったんだ。少し体を動かすだけでも一苦労だ。狩りの後、帰ろうにも筋肉痛がすごすぎて足がつってしまいそうだったしな。レンの介助がなかったらどうなっていたことやら…

「これはプリズニアココナッツっていうんだ。」

と何やらナタなどの農具を持っているレンがいつの間にか横に立っていた。ココナッツ?普通ココナッツってヤシの木の上にあるものじゃないか?見た目も全然ココナッツに見えないし。

「この植物は中に大量の液体が入っているんだ。で、この星には水が基本的にないからここの人たちはその液体を飲料水代わりに摂取しているんだ。味も意外と美味だぜ。」

とレンは生き生きと語る。なるほど、水分がたくさん入っているからココナッツって名前が付いたのか。そう俺が納得しているとレンが俺に手に持っているナタらしきものを差し出してきた。

「ユーギリにやってもらうことなんだが…これを見てくれ。」

とレンは瓜とつながっているツタを引っ張って俺に見せるようにする。

「ほら、ツタをよく見てみるとこの瓜につながっている太い本流のツタのほかにたくさん枝分かれしている部分があるだろ?これをどんどんナタで切っていってほしいんだ。これを放置しておくとその枝分かれの方に栄養がいっちゃってメインの実が育たなくなってしまうんだ。」

なるほど。どこかで聞いたことがある話だ。

「俺はその間に育った実を収穫して加工するから、何か困ったことがあったらいつでも言ってくれ。」

そういって彼は俺にナタを手渡した。なるほどな…家庭菜園くらいの規模だとは言ったがそれでもココナッツの総数は優に 100 は超える。しかもその枝分かれしたツタは周囲のツタと複雑に絡み合っていて一つツタを切り取るだけでも相当な時間が必要になりそうだ。

「この植物はめちゃめちゃ成長が早くてな。1 か月に一度のスピードで収穫できるようになるんだ。まあ成長が

早いということはそれだけ世話っていうことだ。」

1 か月に一度!?すごい成長スピードだな。やはり人間の常識なんてここでは通用しないということか…。まあというかほかに水分を摂る手段がないからこれくらい成長が早くないと困るのだろう。

そうして俺は早々と言われた通りの作業を始めた。


あれから体感小 1 時間くらいたっただろうか。あれから俺は一回も休むことなくツタを切り続けている。やっぱりというか朝一にあんなに走ったこともあり、疲労困憊だ。しかも中々ツタが固かったり、切ってはいけないツタを切ってしまわないように常に気を張っていないといけない。レンから本流のツタは絶対に切らないようにくぎを刺されている。しかしもうだいぶ泥だらけになってしまった。周りには切ったツタが散乱している。汗もさっきの持久走の時ほどではないが汗もダラダラとかいている。呼吸だってどんどん荒くなっていっているのに俺は全然手を止めようとしない。

...なぜだろうか?なぜか夢中に作業をしてしまう。そうか、楽しいのか。そういえば農作業なんてしたことなかったな。昔の俺は泥臭くて、バカがやることだと思っていたが、いざ体験してみると農家になる人の気持ちも少しだけわかった気がする。おれの苦手な虫にも案外遭遇しないし、結構いいかもしれない。

すると横から足音が聞こえてきた。多分レンだろう。レンはさっきから彼が言っていた通り実を収穫して、中にある液体を取り出したりと俺はあまり把握していないがいろいろと作業をしていた。

急にどうしたんだろうか?遂に作業終了の時間か?そう足音を聞きながら考えていると俺の真横で足音がピタッと止まった。全然話しかけてこないな。不思議に思って振り向こうとしたその時、頬にぬめっとした感触が走る。

「ヒッッ!!」

俺は短い悲鳴を上げ、その感触のした方向を見る。赤茶色の果肉の表面に大量の柔毛のようなものがついている物体を持つレンがいた。しかもその柔毛らしきものはうにょうにょと動いていて、その姿はまるで幼虫のようだ。

「どうだ、驚いたか?プリココの実のなかだ。見た目は気持ち悪いかもしれんが直接的な害はないから心配するな。」

とレンは楽しそうにそう答えた。プリココの実?ああ、プリズニアココナッツの実のことか。俺はしりもちをついた状態でじっとその物体を眺める。よく見ると気持ち悪い果肉の裏にはプリココの実の固い殻がある。

やっと状況を理解した。レンはプリココの実を持ちやすい大きさに切って、それを俺の頬に押し付けてきたのだと。虫の類ではないとわかってもやはりその見た目への生理的嫌悪感は消えない。

「もう…普通にやめてくださいよ…」

俺は腑抜けた声でそう答えた。一気に気が抜けた。

「ははっ、すまんすまん。でもプリココは中の液体だけじゃなくて中の果肉部分も生で食べられるから、しっかり覚えておいた方がいいぞ。たまに自生してるからな。」

え?この柔毛というか大量に密集して生えている触手みたいなものも食べれるのか?流石に躊躇してしまう。まさか今食べろとは言わないよな…?

そう思いながら元の作業へと戻っているとレンの方から「ブチっ!」という音が聞こえた。俺は再びレンの方を見る。そうするとレンがプリココの実から一本柔毛をちぎり、俺へ差し出してきた。

「ほら、試しに食べてみろ。これから食べる機会もあるだろうから味くらいは知っといた方がいいだろう。」

またフラグ回収をしてしまった。確かに過酷なこの星で生きていく以上、食べれるようになっておいた方がいいのはわかるが…こちらとしても心の準備というものがある。

しかしそんな俺の都合などお構いないにレンは柔毛君を俺の口に近づけてくる。

本体から切り離されてもなお柔毛君は元気よく動いている。

「いや…今はちょっと……!」

「そんなこと言って…どうせ食べないつもりだろ?機会があるときに食べておくのが一番なんだよ。」

とレンは俺に無理やり食べさせようとする。その顔はどこか楽しそうだ。俺は両手を使いレンの攻勢を必死に押し戻そうとするがここで何年も生きてきたレンとひょろがりのガキが押し合って俺が勝てるはずもなく何回か押し問答が行われた後、柔毛が口の中に押し込まれてしまった。

「やめろよ!!??」

柔毛が口に入った瞬間、俺は思わずそう言ってレンを突き飛ばしてしまった。しかしもう時すでに遅し。俺は混乱に気を取られ、柔毛を 2、3 回噛んでしまっていた。ここまで来て俺には柔毛を吐き出すという選択肢は浮かんでこなかった。

そして十分に噛み終えた後、それを飲み込んでしまった。味は、まあ悪くない。でも食感はなんというかぷにゅぷにゅしていて心地が悪い。まあ確かに食べてしまえばそこまで嫌がるほどでもなかった気もするが、やっぱり無理やり食べさせられてしまったことへの嫌悪感は残っていた。俺はそう思い俺の口の中に柔毛を入れた張本人をにらんだ。レンは突き飛ばされてしりもちをついていた。驚いたような顔でこっちを見つめている。

俺は少しの間、彼をにらんだ後、元の作業に戻った。

「す、すまん……」

とだけレンは言って、申し訳なさそうに俺の傍らにしゃがんで元の作業に戻っていった。なんでそんな引きつった顔をするんだよ。あんなことしたあんたが悪いんだろ?そんな顔するなよ…まるで俺が加害者みたいじゃないか。

そのあとしばらく、ツタが絡み合い、時にブチブチとナタによって切り捨てられる音だけが流れる静寂な時間が流れた。

めちゃめちゃ気まずいな…またやってしまったな……。

この感じ、昨日同じようにレンを突き放したときに似てる

な。やっぱりこいつとは馬が合わないな。まあこいつを同じようにそう思っているだろうが…。まあ数日の辛抱だ。というか気が合わない奴と無理に仲良くなる必要はない。俺はそうやって生きてきた。ここにいる奴らとはもともとの価値観が違うんだ。気にすることはない。って言っても気にしてしまうのが俺なんだが。そうして自分の思考がひと段落したのでふと気になって彼の方を見てみると何か言いたげな顔をしていた。まだ言い足りないことでもあるのだろうか。まあいいか。と俺は黙々と作業に戻った。

「なあ…言いたくなかったら言わなくてもいいんだが、やっぱり居心地…悪いか…?」

と遂に彼はそう言葉を発した。そんなことを聞いてくるとは…気を遣われているんだな…。それがまたきついんだが。というか居心地が悪いか…?って見りゃわかるだろ!?それとも本当にわからなかったのか…?

「普通……です…。」

まあ可もなく不可もなくといった返答だろう。

「さっきの件もそうだが、俺にもっとこうしてほしいとか言いたいことがあるんならいつでも言ってくれ。」

優しいな。いや社交辞令か。俺なんかと仲良くなりたいと思うはずがない。そんなこと言われたって本音を言えるわけがないじゃないか…。

「なあ、明後日俺の家で何人かで集まって飲み会的なものをやろうってことになってるんだが……もしよかったらユーギリも来るか…?い、いや別に嫌だったら全然いいんだが。まあみんなもユーギリのこともっと知りたいだろうし、みんなも喜ぶと思うぞ。」

え?急にどうした…?嫌に決まってるだろ!?というか踏み込みすぎじゃねーか!?社交辞令でここまで踏み込むか…?みんなも喜ぶって…仲良しグループの中によくわからない奴が急に入ってきて喜ぶ奴がいるもんかよ!?

「別に今決めろなんて言ってないからな。当日に気が変わったんなら、いきなり来たっていいんだし。」

いやいや、そっちの方が気まずいだろう!?普通!?本当に何を考えているのかわからない人だな。でもその目は輝いていた。社交辞令で言ってる事とは思えないくらい。本当に仲良くなりたいとでも思っているのか?でもそうだとしても俺のどこがいいと思って仲良くなろうとしているんだ?愛想もなければ、特に面白いこともできない俺に、

「なんでこんなにしてくれるんだよ…」

ん?しまった。心の声ががっつり漏れてしまった。

「ん?どういうことだ…?」

俺の心の声を聞いたレンはここぞとばかりに詰め寄ってくる。めちゃめちゃぐいぐい来るな……

俺はその圧に負けてしまい、疑問に思っていたことをぶつけた。

「い、いや…なんでこんなに仲良くしてくれるのかなーって……」

...言ってしまった。レンはきょとんとした顔でこっちを見つめている。どんな返答が来るんだろうか。

「あー、俺は人と接するのが好きだからそんなこと考えたことがなかったな。まあでもあえて理屈をつけるんだったらこの星には数百人くらいしか人間がいない。ここに住んでいたら接する人間はもっと少なくなる。ともなればこうやって知らない人と接することなんてほぼないわけだ。だったらさ、ここにいるひとりひとりと友達になりたいって思うのはおかしい話ではないと思うんだ。ユーギリみたいな新しく出会った人ならなおさらな。」

俺はどんな反応、表情をすればいいかわからなくなってしまった。こんな答えが返ってくるとは思わなかったからだ。彼の言っていることに共感することはできない。でもそう言った彼の眼差しはまっすぐなものだった。お世辞ではない、そう確信させる顔だった。

何だろうか、このむずむずした感覚は…さっきまでの嫌悪感ではない。いや、今までの彼に対する嫌悪感は自然消滅していった。俺はそんな彼から顔を逸らしてしまった。彼の心の中の光がまぶしすぎて。



ふう、疲れた。もうとっくに日が暮れてしまった。やっと仕事が終わったと思ったら、追加で村を囲う柵の修繕の仕事に駆り出されるとは…いくら何でもこき使いすぎだろ…。初めて来たときから丸 3 日くらいたった。さすがにもうだいぶこの生活には慣れたが、集落の人たちとはまだ距離がある。まあまだ 3 日しか経ってないしな。気にすることはない。

で、何だが…俺も忘れているわけではない……今日がレンの言っていた飲み会が行われる日であることを。俺はまだ返事をしていない。ここ 3 日ずっとそのことで悩んでいたあれからレンはその件について話してくることはない。多分気を遣っているのだろう。でも話しかけてこないこともあってか返事を言う機会をつかめないまま当日になってしまった。多分もうレンは俺が来ないとでも思っているのだろう。

どうしようか……昔の俺だったら100%断っていただろう。そりゃ気も馬も価値観も合わない相手に自ら絡みに行くなんて…これまでの俺には考えられないことだ。でもなんでこんなに心が揺れ動くんだろうか…?やっぱりあの時からレンを見る目が変わってしまった気がする。あの言葉がずっと頭の中で堂々巡りしている。別にあと数日の仲なんだ。だからこんなに未練がましく思う必要はないのに。

俺はしばらく独り物静かな自室で頭を抱え悩んでいたがやっとの思いで思い至った。

そうだ、見に行くだけ…遠目から雰囲気を観察するだけしに行こう。それでその輪に混ざりたくないと思ったのならばそそくさと帰ればいいし、混ざりたいと思ったのならば混ざればいいしな…よし、そうしよう。

俺はこの妥協案を胸に颯爽とレンの家に行く準備を始めた。



あれこれ(心の)準備をしているとだいぶ時間が経ってしまった。もうとっくに飲み会は始まっている頃だろう。

俺は今早歩きでレンの家に向かっている。とりあえず集落の人と鉢合わせないようにしないとな。今の俺の挙動不審な姿を見られると確実に侵入者だと思われてしまう。知り合いに見られるのも最悪な展開だな。

そう思い俺は最大限気配を消してレンの家へ向かう。

集落には街灯という街灯はなく、あるとすれば民家からときより漏れ出る小さな明かりくらいだ。だから足取りが中々おぼつかない。集落は平坦な地形の上に立っているので転ぶよ

うなことはないが。空には星空が広がっていていかにも辺境の星の夜と言った感じの風景だろう。でもガイアの衛星であるムンのような大きな衛星がないせいで夜はガイアよりもずっと暗いが。

そんなこんなで暗闇の中を無心になって歩いていると遂に大きな明かりが見えてきた。周囲があまりにも暗いので近づかないとわからなかったが十分に近づくとそれがレンの家だと確信できた。どうやら 1 階のガレージのようなところで外の景色が見れるように風呂敷を広げているらしい。

俺はもっと近くでその様子を観察するために家に接近する。そして中の様子を観察するために小窓からそっと覗き込んだ。大分その小窓高い位置にあるため中々見にくいがようやく中を視認することが出来た。中は暖色の明かりが灯されたランタンが数個天井につるされていてずっと暗闇の中を歩いていた俺にはまぶしいものだった。視線を低くしてみると部屋の中央に低い机が置かれていてその周りをまるでキャンプの時にでも使いそうな低い椅子が6つおかれていた。そしてその6つの椅子のうち4つは若いフツメンのお兄さんたちを背負っていた。多分この飲み会に集まったメンバーだろう。このメンバーの中からレンを見つけるのはそう難しくはなかった。逆にほかのメンバーは顔も名前も知らない人。思っていたより威圧感はなく、上から目線かもしれないが普通のどこにでもいる青年といった感じだ。

そうまじまじと観察しているとメンバーの一人が静かに口を開けた。

「あ、そうだ!お前が誘ったっていう…ええ~なんだったっけ……?……あ、そうそうユ…ユーギリ君だっけ~?結局どうなったの~?」

とメンバーの一人がレンに話しかけた。めちゃめちゃヘラヘラしているな……もしかして酒でも飲んでいるのか…よく見ると顔が赤らんでいるな…これまで絡んだことがない人種だ。

「あ?ああ、一応誘ったんだがな…あの感じじゃ中々来ないだろうな……」

「え~、そんな奥手にならないで無理やり連れてこればよかっただろ~!」

レンへのダル絡みがエスカレートしている。やっぱ顔を出さなくて正解だったかもしれない。

「いや…無理やり連れて行ったところで意味ないだろう。自分の意思で行きたいと思って一歩を踏み出すことが大事なんだ。というかそもそも行きたいと微塵も思ってないかもしれないからな。それにお前だって居心地が悪そうに彼が隣に座っているのは気分が悪いだろう?」

「えへ~、でもユーギリ君がずっと一人で部屋にこもっているのを心配して飲み会に誘ったのはお前じゃないか~。そんな簡単に引き下がってもいいの~~?」

「大丈夫だ。あいつが本気で俺たちのことを知りたいと思ったら今日じゃなくても勇気を出して交流しに来るさ。あいつはああ見えて根性はあるからな。初日からあの狩りをやり遂げたのは大したものだ。ガタイがいいわけではないからすぐにギブアップすると思ったのに。」

「ふ~ん、そんなもんなんかな~?はあ、でもせっかくユーギリ君と話せると思って楽しみにしていたのに残念だな~~。」

「別に飲み会はこれで最後じゃないだろ?普通に明日だって集まって飲もうっていう話だったじゃないか。まあ別れの時まで真正面から向き合うまでだ。」

俺はこの話に聞き入ってしまった。レンのその言葉には偽りがないように思えた。上から目線なのは少し癪に障るが彼が本気で俺のことを心配して、俺のことを想ってくれているのは伝わる。自殺志願者だと言ってレンを見下していた俺はもうすでに死んでいた。

「君、そこで何やってるの…?」

俺は慌てて振り向いた。

そこには見知らぬ若い男が物がパンパンに入った袋を抱えた状態で立っていた。まずい、中の会話に集中しすぎて足音に気付かなかった。そういえば中の椅子が 2 つ余っていたな。多分この飲み会の残りのメンバーだろう。いや、だとしたらまだ椅子がもう一つ余っているな。まだ追加人員がいるのだろうか……?

そんなことより…どうしようか、どう言い訳しようか…でも言い訳って……まず何を言い訳すればいいんだ…?覗いていたことか…それとも自分が何者かを釈明するべきか……。どちらにせよ何も言い訳が思い浮かばない。

俺は何も言えずその場でフリーズしてしまった。

「君……もしかして……ユーギリ君……?」

……あ、終わった。

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