概要
宇宙でたった一人、本物の本を守る巫女とは
若くして図書館の巫女となった少女マリ
ある日、どう考えても
「本の声」を聞きいたように思えて
ある日、どう考えても
「本の声」を聞きいたように思えて
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!図書館星と呼ばれた星の巫女、その先を綴る物語
他の星に居を構えるようになった人類は、大切な水や自薦環境を守るため紙の製造を抑え。本の生産を中止した。これにより、とある星に希少物となった地球時代の“本物の本”を管理する大規模施設が建築され、そこにはただひとりの管理者『図書館の巫女』が置かれることとなる。マリはその第15代めに選ばれたのだが……とあることから紙の本が復活することとなったのだ。時代の転換期にマリはどう生きるものか。
図書館星から出版星へ呼び名を変えつつある星で“巫女”を務めるマリさんは、言わば旧時代の遺物となります。しかしながら彼女は少女であり、新時代の担い手でもあるわけですね。本を芯に置いた舞台設定、その完成度にも目を…続きを読む