第4話

最後の夏の大会が近い。


少し、肌寒いなんて、思って居たはずなのに

もうそんな季節になっていた。


部活に没頭しているわけでなく、


今、初デートに来ていた。


場所は、県内の水族館


二人で談笑しながら、周って、イルカショーを見た。


あわよくば、手を繋ぎたかったけど、そんな勇気は僕になかった。


お土産コーナーに最後寄ったけど、何も買わずに、電車に乗り、最寄り駅で降りて、何事もなく

自転車で帰路についた。


家に帰った後すぐに、


今日楽しかった!ありがと!というメッセージが来た。


ホントにいい人だなぁって関心し、そんな人が自分の彼女なんだと優越感に浸りながら


こちらこそ、とても楽しかったです、ありがとう

と返信を返す。

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