第3話

定期テストが昨日終わり、テストが返ってくる。


チラリと彼女の方を見ると、友達と話しているようだった。


耳を傾け聞いてみると


「ニッシー、テストどうだった?」と聞かれていた。


その友達は、彼女のテストの点数を見て、


「流石!賢いわ〜」と感嘆の声をあげていた。



賢いんだと、思ったけどいう言えば、


4月なのに、もう受験の事考えてたんだから当然と言えば当然だった


対するこちらは、


「和也、テストどうだった?」と聞かれても


いや〜と曖昧に返すことしか出来ない点数だった。


とりあえず

テスト切り替えて、部活頑張ろ

なんて考えていた。




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