第2話
4月はあっという間に過ぎていった。
彼女と楽しく過ごしていたから…なんてことはなく、会話することも、ラインをすることもなく
サッカー部の活動に勤しんでいるだけだった。
一緒に学校に行こと連絡しても、
ごめん!友達と行く約束しちゃった
と返って来るのが2回、3回
一緒に学校に始めていったのが、5月の中旬だった。
正直付き合っているという実感はななかったたけど
それでも、今まで、ずっと見ていることしかできなかった、彼女が、
何の取り柄もない自分と付き合っているという
そんな、事実だけで満足だった。
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