第5話 つながるキズナ フレンドリータクト!

『ダックスフンド』[ Dachshund ]

  ――ドイツ原産の小型犬。犬種は国際畜犬連盟(FCI)ってのがその犬の特徴や用途ごとに10グループに分けてるんだけど、こやつまさかの単体『グループ4:ダックスフンド』に属するっていう変わり種。しかし毛色や特徴などで9タイプに分かれる豊かなバリエーションをもつ。毛色は黒、茶、朱の単色か入り混じった形。


:大きさ:

  ――生後15ヶ月時点で測定した"胸の直径(胸の一番下から肩あたりまで)"で以下に分かれる。体重はちっちゃいのは3kgちょい、おっきいのだと10kgを余裕で超える。


・スタンダード

  オス:37 ~ 47cm

  メス:35 ~ 45cm

・ミニチュア

  オス:32 ~ 37cm

  メス:30 ~ 35cm

・カニンヘン

  オス:27 ~ 32cm

  メス:25 ~ 30cm


:毛質:

  ――毛並みの見た目で名称が変化する


・スムース

  短くなめらかで光沢がある

・ワイヤー

  剛毛で眉とアゴに飾り毛がある

・ロング

  ウェーブがかった絹糸状


 なんでサイズの判定基準がややこしいのか? それはダックスが『アナグマの穴に侵入して狩りをする』という役割だったため、どのくらいの穴に入れるか? を基準にしていたから。胸が大きいと大きな穴にしか入れないでしょ?


 上記のとおり元は猟犬です。しかも自力で狩猟するタイプだったのでけっこーかしこいし嗅覚も鋭い。実は被毛の種類により性格が若干異なる、と言われている。スムースは明るく人なつこい、ワイヤーは好奇心旺盛で気が強い、ロングは温厚で甘えん坊など言われてるけどまあ個犬差があります。


 ドイツ語でも[ Dachshund ]と同じ。ダックスはアナグマ、フントはドイツ語の犬を表す。フントはドイツ語読みでフンドは英語読みだと思うけどぶっちゃけどっちでも、いいんじゃな~い?(ウーバーイーツ的な発音でよろしく


 全体的に容器で活発。ダックスは18世紀ごろには存在が確認されており、当時は『ダックス・クリーチャー(生き物)』とか『ダックス・クリーガー(Krieger = 戦士)』なんて呼ばれてたカッコイイ! これより古い歴史に関しては諸説ありますが、一節ではスイスの『ジュラ・ハウンド(Jura Hound)』が深く関わっているのではとかジャーマン・ショートヘアード・ポインターとピンシャーとかそのヘンのミックスじゃねーかなどと言われています。


 胴長短足、ずんぐりむっくりでくりっとしたおめめ。これはもう人間が「かわいい!」と思う要素てんこ盛りでございます。が、そのフォルム故に肥満はすぐ腰をので厳重に注意しなければなりません。また段差を降りた時の四肢への衝撃が強いので、段差が多い環境を排除する心配りも求められるでしょう。


 日々の散歩でしっかり運動させて、強い足腰を養ってあげてください。もともと人懐こい個体がおおいのでしつけで苦労する、という場面は少ないでしょうが、食事と運動管理を怠ったらどうなるか……わかるよね?


 なおハンターたちの間では『テッケル(Dackel )』と呼ばれてる模様。


ジャパンケネルクラブ(JKC)

ttps://www.jkc.or.jp/archives/world_dogs/2604

国際畜犬連盟(FCI)(英語)

ttps://www.fci.be/en/nomenclature/4-Dachshunds-148.html#148






 リードを付けられご満悦のパピヨン。もう『リード = さんぽ』の関連付けがされておりますわ。犬ってね、人間をよく見るし視るし観るのよ。だからこっちが「じゃ、さんぽでも行くか」っていうのをすぐ察して「さんぽ! 行く! はよ! はよ!」ってモードになるの。ほんとあいつらセンサービンビンだよねぇ。


 さんぽちゅうにリード引っ張って「いやです」ってやるの犬あるある。そしていろはちゃんさすがの慣れっこで、うまい感じに『ほかの犬とのあいさつ』ができてますね。


 犬と向かい合う際、しょうめんから「かわい~」いうて近づいたらメッチャ警戒されます。だってんだよ?


 進撃の巨人がこっちくる感じだよ? ――人間って愚かなもので、そうやって近づいて怖がられて、犬が必死の思いで噛み付いたりしたら「何もしてないのに噛まれた!」とか「うわぁこの犬しつけがなってないなぁ」とか言うんです。


 ふざけんなよ?


 わんちゃんと戯れたい時は、まず『飼い主さんへのあいさつ』からはじめましょう。そうするとさりげなーく犬に近づく口実というか理由ができます。んで。飼い主さんと「わんちゃん触っていいですか?」的なね、会話をしてる際にさりげなーく、しかしに近づきましょう。


 飼い主からOKもらえたら、次はその場でしゃがんでスッと手の甲を犬の前に差し出します。手のひらは攻撃のサインに見えるかもしれんので、少しでも可能性を下げるため手の甲を差し出しましょう。で、いろはがやってるように自分のニオイをくんくんさせます。


 なんか許された雰囲気になったら遠慮なくなでまわしてモフモフしてやりましょう。これが犬流のあいさつです。嫉妬するパピヨンに草。これも犬あるあるだね。たぶん『犬 嫉妬』で動画検索するとたくさんでるよ!


 さりげなくお店の宣伝もするいろは氏、ちゃっかりしておられる。




 ボンちゃん? っていうらしいですよ。ちゃん付けならメスかな? 見た目はまっしろでまふまふしてるからぁ……いやわからん。なんかのミックスかもしれんがまあ置いとこう。この子もかわいいけどおとうさんもわりとかわいいなw


 リードをイヤがる犬は一定数いるらしいね。パピ子みたいに「さいしょからおさんぽジョーズだったかんね!」って子に出会えたら、まあラッキーでしょう。だいたいはいろは氏が解説したようにリードに慣れてもらうことから始まります。


 犬は基本『はじめて見るヤツ』を警戒します。まあ、もともとフレンドリーで好奇心旺盛なヤツは「なにそれ!なにそれ!」言うて何しても喜んだりするんだけど、警戒心ある子はなかなかね……なので、あいさつの時もやったくんくんさせる手続きをとるのが基本です。


 クンクン → こいつには害がなさそうだってのが犬の基本スタイルね。あとはエサでもよしよしでもご褒美あげて『リードをつけるとイイコトがある』ってのを教えてやれば無問題。


 ほんっと今回のプリキュア『犬のあれこれ』を余すことなく紹介してくれて気持ちがわんだふるなんですけど?


 こむぎ、ノラ公以前の記憶がないようです。ワンチャンこいつがニコさま疑惑あるけど、まあ5話時点でそういう妄想はやめときましょう。ノラ犬は基本『わけのわからない世界』で放浪してるのでそのココロは不安と恐怖でいっぱいです。慣れてるようでふとしたきっかけでガルガルしちゃったりするので、そういうわんこがいたら『自分はアナタにとって安心できる存在だよ』というのをしっかり伝えることが重要です。


 パピヨンっていう犬種についてはこれまでの犬種紹介でやってきたのでそちらをご参照ください。


 犬だからって語尾に「どうしたわん」ってつけなくても……ってのは子ども向けアニメに言うべきじゃないですねごめんなさい。




 で、猫屋敷家ではまゆちゃんがキラキラモードになってました。人付き合いニガテな子が親切にされた途端その人だいすきになっちゃうのあるあるだよね。


「おそろいなんだってぇ~」は草。そんなことキ気しなくていいのに。ほらユキちゃんも「めんどくせーなぁ」みたいなリアクションしとるわこのツンデレめ。


 さて、さんぽ好きなパピヨン「また行きたい!」と意気込んでおります。パピ子は小型だけど活発な子が多いからね、わりと運動量いるのよ。しっかし「リードなしでさんぽしたい!」じゃなく「人の姿のときもリードほしい!」なの草。それは絵面的にアレだから、いやわたし的には大歓迎なんだけどゲフンゲフン。


 リードを付ける理由なんて聞くまでもないですよね。大型犬はともかく、小型のわんわんだってちょっと目を離したスキにあっち行ったりこっち行ったりします。そのまま帰ってこれなくなるかもだし、もしかしたら他のなにかに危害を加えたり、加えられたりすることもあるでしょう。


 犬自身に罪はないとしても、場合によっては飼い主さんがケツを拭かなきゃならんときもありそうだね。脱走しても家に帰ってくるタイプの子はいるけど、基本犬を野放しってのはアレなのでしっかりリード付けときましょう。慣れると間違ってリードを手放しちゃっても「こら! リードを手放すなよ!」言うてリードを加えてこっちに差し出すかわいいわんこに仕上がります。




 本日のガルガルはペンギンだそうです。まあ地球温暖化が叫ばれてるしちょっとくらい冷やしてやってもいいんじゃないでしょうか?


 気をつけよう言うてソッコーフラグ回収。ワンダフルは氷の上はじめて? 犬のにくきゅうは比較的摩擦が効くけど万能ってワケじゃないからねぇ。あ、いま人間モードか。


 こちとら日光市民なのでスケートはお茶の子さいさいですわよ? まあやった後は足腰ガクガクになる運動量なので楽しむ際はほどほどにどうぞ。


 ペンガルは氷上から水中にシフトしてガルガルしております。なんかこの戦いゼルダの伝説でやったなぁ……ムジュラの仮面のぉ……たしかグヨーグ戦だったっけ。あ、えっとオッサンが幼少時代の話なのでわからなかったらゴメンナサイね。


 そのまま街のほうへ滑り出そうとするガルガル。さあどうやって追いつこうかって時にワンダフルが「いっくよぉ~」ってなにこれ? 何が始まるんです? って気持ちになったのにすぐ察して手ぇ組むフレンディの機転の良さよ。


 ワンダフルただ飛びたかっただけ説は置いとくとして、見事ペンギンの背中に張り付いたワンダフル。しかしそこで待ってたのは氷の道が割れちゃったゼ☆ イベント。


 これはこわくなくないですねぇ。今回のプリキュアさんは、というか今回も水中呼吸できない子たちなのでわりとピンチなのでは? ほら、ワンダフルちゃん犬かきで泳ぐようになっちゃうかもしれないじゃん? ――っと思いきや。


 リwwwーwwwドwwwがwwwあwwwっwwwたwwwかwww


 ってか人間形態でもリード付けたいのねこむぎちゃん。でもまあ「人のときはリードのかわりに"おてて"をつなげる」ということを学んだので良しとしましょう。まあ犬モードでも『おて』があるから無問題。前足だけどな。


 え? 今回のプリキュアは飛行能力デフォな感じ? それともどこぞのバタフライさんが「その絆あげあげぇ~」とかいってご褒美くれた感じ? まあとにかく、新しいアイテム登場でフレンディぱわーあっぷです!


 変身アイテムの正体は、いままで助けたニコアニマルたちのパワーを借りる感じだね。おみみピョコっとしたフレンディかわいい。それに感激したワンダフル「わたしもわたしも!」ってな感じでトライするも――不発っぽいですねぇ。


 おい飼い主、犬がなんかはしゃいでるぞ落ち着かせてやれ。


 フレンドリータクトはフレンディ限定のようです。どんまいこむぎ。


 うさミミ聴力によってペンギンの潜伏場所を割り出し仕留める……あれ? これフレンディ猟犬じゃね? っていうツッコミは置いといて、めでたくガルガルを確保してキラキラさせていくのでした。




 この「おいでおいでぇ~」は毎回恒例イベントなのね。今後ペンギンの力の助けもあるでしょう。そのときはよろしくお願いしたいがいったいどんなパワーなんだろう……やっぱ氷クリエイト的な? 泳げちゃう? まあなんにしてもこれはフレンディ専用だ。キミは『待て』だぞワンダフル。


 次回予告。うん、やっぱ『待て』とはいかなかったようです。ほかどんな理由かしらんが、なにやらパピ公が反抗期になっちゃったようです。たまにあるよね、犬の反抗期。うちの子もたまに……いや毎回だったわ。


 ちょろっと出たけど次のガルガルはライオンさん? マジでガルガルだな、これは激しい"しつけ"になりそう。彼女たちがドウ仲なおりしていくのかお楽しみにどうぞ。


 こんかいのわんだふるコーナー。これまたかわいい子たち勢ぞろいですね。鳥も犬も猫も、人間にとってかけがえのない共でございます。こんなかわいい子たちにゃあ毎日をめいっぱい楽しんでいただきたいところ。こっちとしてもかわいがりがいがあるってもんです。


 アナタにもかけがえのない"家族"がいますか? その子がまいにち笑顔になれるよう、わたしたち自身もまいにち楽しくやっていきましょう。


 アナタと、アナタの家族に幸あれ!

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