第3話
・・・花はきっと、今頃両親に酷いことをされて悔やんでいる時期だ。
・・・早く助けないといけない。
「・・・お兄ちゃん、どこ行くの」
昨日、俺が思い出してから、春は俺を離そうとしない。
「・・・花のところ」
「・・・いや、嫌だ。辞めてよ。もう私を一人にしないでよ」
前の世界を思い出す。
________
義妹は何かも絶望していた。そして
「・・・私ね。お兄ちゃんのことは本当はずっと好きだったんだよ・・・」
「・・・は、春!!」
春は落下する。
________
そう、春は自殺してしまった。それくらい、俺の冤罪はショックで、俺への思いは本当だった。
「・・・」
当然、今の春に自殺して欲しくない。愛してもいる。
だけど、
________
「この傷とかさぁ・・・優君はいいって言ってくれるけど」
「・・・」
「やっぱりない方がいいよ。ない方が綺麗なのは絶対だもん」
「花」
「私はもっと、もっと可愛い私を優君に見せたい・・・辛いよ。苦しいよ」
________
「・・・春」
「・・・お兄ちゃん?」
「俺は花も春もどっちも大切だ。」
「・・・っ」
「だから、今はどっちもを取る」
「・・・二股ってこと??」
「そう!!」
「嫌だよ!!私はお兄ちゃんだけ。お兄ちゃんにもを私だけを見てほしい。」
「・・・俺は春も花も両方大切なんだよ。だから両方をとる」
優の顔は苦しみと悲しみとそして幸福から出された、矛盾と支配の顔
冤罪から唯一信じてくれた義妹がタイムスリップしていたことが分かった。そして前の未来に嫁がいた。 激 辛 @eaconnn
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。冤罪から唯一信じてくれた義妹がタイムスリップしていたことが分かった。そして前の未来に嫁がいた。の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます