第12話 修行の始まり!え?説明回⁉②魔法編

「今度は魔法についてさね」


「おお!魔法!!」


「テンションが露骨に高くなったねぇ」


「魔法属性って……あぁまだ魔力の知覚が出来てないからわからないのか」


「それでだ、魔法には属性が……いややっぱ忘れ——」


 マトラ姉ぇはあんなに自(ry

 まとめるとこんなところだ。


 魔法の属性は「光 水 風 土 火 闇」に分かれており、この並びで、左に近いほど「善」いわゆる人類種のオリジナルに近く、エリートの血筋に多い。逆に右に近いほど「悪」こっちは魔物種のオリジナルに近いらしく、迫害の対象らしい。


 人類側の希望や吉兆とされる「祝福の子」は光属性が一際強い先祖返りで、おそらく主人公で、人類側の厄災で凶兆とされる「呪いの子」は闇が異常に濃い原因不明の突然変異なのだという。


 光と闇を除いた残りの四属性を「四元素」と言い、その魔力はそれぞれ

「水力」「風力」「土力」「火力」という。

 また、光と闇は「始元素オリジン」と呼ばれ、魔力は「祝福」や「呪力」といった大げさな名前で呼ばれるのだという。


 魔法の使い方は簡単で、自分の操る属性に関連するもの(これは初めて使ったときに呼び掛けたものになるらしい。大体は初めての呼びかけは身近なものに呼びかけるため、ほとんどの獣人は属性が同じだと呼びかけるものが同じだったりするらしい。)に呼び掛けてけてやる。

 口に魔力を込めることで、二重に声が出るようになるため、それで指令を出すのと同時にその事象に名前を付けることで世界に固定するのだという。


「今までこれを知らなかったのなら、きっと魔法の対象は決まってないはずさね」


「何を対象にするか、よく考えて決めなよ」


 どんな魔法にするか………悩むなぁ!

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