詩  「やさしさ」

@aono-haiji

第1話  詩  「やさしさ」



逃避行を続ける

わたしの 右脳

ひとりで あか

サンザシの実る

小さな森に 迷いこんでいた


とても

なつかしい 思いがした

まちがって 生まれたものの

においがする


わたしを み落とした女神

姿を 見せたことはない

でも 古い

言葉が一つ 落ちている



あなたは 生まれてはいけなかった



でも わたしは ここにいる

この わたしが ゆるされないから

赦される時は 来ないから


わたしは


永遠とわ


やさしくなれる


やさしく


ありたい

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