第6話

人々の絶望(元カレを称える人間)どもの絶望する顔は見ていて気持ちがいい。


 たがお陰で私は、指名手配者だ。


 「解放してくれ」 

 元カレの悲鳴が聞こえる。スッキリするわ。


「良いわよ」


「本当か?」


「うん」


私は全力で魔法を使って、様々食べ物を出す。


「ーーーっーーーっちょっと待ってくれて、なんで魔法を使うんだ」


 「え、解放して欲しいんじゃないの?」


「いやこのままだと俺死ぬ」


「それ解放じゃん」


「そう言う解放じゃなくて、この杖みたいな状態から解放してくれ」


「無理よ、やり方知らないから」


「・・・そんな」


「あと、離してもまた戻ってくるし」


「なら、せめて魔法は使わないでくれ」


「わかった、代わりにストレス発散に」


「グハッ」


思いっきり壁に叩きつけてストレス発散


 「まった、俺が悪かった。だから魔法を使ってくれ」


「俺が悪かった、私が悪いと思ってた口ね」


 「ひぃ、」


「お仕置き、開始」


ーーーーー


 「お・・・お・・・うぉ」


細々とした、哀れで可哀想な元カレ棒は何か投げて居るが、


 それより問題なのはこれからどうするかだよね。


 「まぁ、やっぱり旅に出るしかないよね」


「ちょっ国は、彼女が」


「そうね、アンタの今家のが居たわね。」


そして、私は魔法使ってイマカノを出した。


 一応、イマカノはわたしのことを知っていたからこのクズ棒と同罪ってことで


 どうやら、イマカノは家にいるようだ。


 「どうやら、家にいるようね」


「あぁ、愛しの我が家、帰る場所」


ほい


 「あぁ、」


【ぎゃーーー】


水晶から悲鳴が聞こえる。


 「嘘だろ」


「アンタの帰る場所(家)消しといたから、これで心置きなく冒険出来るわね」


「鬼畜」


ガンと地面に叩きつけて冒険は始まった。

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