第5話

そして、クズは目が覚めると装備されてないクズは私に襲いかかろうとしたが、一切攻撃は出来なかった。私には逆らえないようになってはいるのだろう。


 変わってしまったな、私の元カレは


 とりあえずお仕置きも含めて、装備して、どんな魔法が使えるか色々試してみたが、基本何でも出来た。出来ないのは催眠とか心理系くらいだろうか。


ーーーーーー


 私は城に招待された。


 だが、歓迎はされてないようで、入ってすぐにいきなり、クズのパーティメンバーかつハーレムの一員?に襲われそうになったが、クズが体を張って守った。


 「何してるんっすか!!優先輩!」


キモォ、この世界には先輩という言葉ない。言わせているのだろうか


 「ち、違う体が勝手に」


「まさか、操られているんですか??」


「そうなんだ!!助けてくれ!!早く、この呪いを姫様を呼んでくれ」


「アクセント」


私の周りが光った。


 「優先輩!!」


「ダメだ、変わってない」


 どうやら、姫様がすでにいて呪いを解く魔法を使ったようだから、意味が無かったようだ。


 「どうやら、私歓迎されて無いみたいだし帰るね」


「待ってください!!私の大切な人をどこに持っていく気ですか?」


「そうです!!先輩を返してください」


「俺からも頼む、なんでもするからアイツらの的に返してくれ」


  めちゃくちゃ言いたいことがある。


 まず姫様に関しては、自分から飛び込んだとはいえ、異世界召喚という、私を知らない地に強引に連れて来た張本人。どこに持っていくとか言われるぎりじゃない。あと元彼女と知ってる筈だよ。


 次に後輩さん。確かクズがキスしてた奴だ。ここに来たとき殺そうしてたよね。頼める義理じゃ無いでしょ


 そして、クズはもう何も言う必要はない。


 「返してお願いします」


「うちから頼みます!!」


「頼む、お前が優しいの俺は知ってるから」


その優しさに漬け込んだ、私は漬け込まれたのか


 はぁ・・・とりま。


 「うぉーーー!!」


 「ゆう!!」「優先輩」


クズ彼氏の体は細くなっていく。そして、魔法に成功した。


 「えっ、」「なんっすか、どうなってるんすか?」


「嘘だろ?俺も出来ないぞ、こんなの。」


 私は魔法を使って城を消した。


 

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