第45話 私の奏でた物語たちよ、安らかにあれ








  このエッセイを書き始めてからおおよそ1ヶ月弱……この間、私の日常においては激動だったのかもしれない。


 例えばそうだな、このエッセイを書いているとき、リアルタイムでの交遊関係が激変し、ようやく心の底から対話できるようになったことで、20年に及んだ腐れ縁よさらば……これからはそうだな、ご縁と姿かたちを変え、ある種の戦友となったことで改めてよろしくとなった。


 過去は消えない、しかし、乗り越えることが出来れば、それまでとはまた違った見方を発見し、私の味方になればハッピーなんじゃないかな?


 昨年の師走よりも新年から忙しい2024年、私の干支と同じ辰は、果たしてどのような一年となるのだろうか?


 まずはそうだな、この物語を終わらせること、そしてこれまで投稿してきた物語たちの始まりから、やがては眠りにつくことになるのを見届け、終わらせる……私は作者としての責務を果たすこと、ただそれだけだ。


 これまで奏でてきた物語たちよ、どうかやすらかにあれ。


 これから奏でられる物語たちよ、私の中で奏でられる音楽と共に、今日も生きる原動力となればそれでいい。


 既存の作品、もしかしたらこのエッセイも含め、全て更地にするのかもしれないが、私はね、新たな試みをやってみたいんだ。


 例えば……ああ、今後はそうだね、当面の間、長編を書かない。


 代わりに短編をいくつか書くと思う。


 新たな試みを、私のやりたいことを反映し、これまで書いた作品、物語から得た経験を活かしたアップグレードを図ることだろう。


 どのような形で表現していくか、その時を楽しみにしてくれる方がいるのであれば、私は大変嬉しい次第だ。


 失敗は成功の母と言うように、過去の失敗談から学んだことにより、前へと進む活力になったのは言うまでもなく、心の底からワクワクする日々を送るにあたって、最高の機会に恵まれたことに感謝。


 なによりも、エリーこと、エレノア・ルーズベルトの言葉が、私の心を踊らせてより楽しくなったんだ。


 ───あなたの心が正しいと思うことをしなさい。どちらにせよ非難されるのですから。



 サンキュー、エリー……サンキュー、このエッセイを読んだ全ての人たちよ、ここまで私の失敗談にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。


 それじゃ、このエッセイにおける私の最後の仕事といこうか!


 ああ、ちょっと寂しいけれどさ、とってもシンプルなことなんだから、躊躇する理由なんてないよな? HAHAHA!


 改めて、最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。


 私は、作者としての責務を果たすよ……さ、カーテンコールだ!───。




『私の奏でた物語たちよ、安らかにあれ』



↓↓



『失敗談なんて誰にでもあるだろ? HAHAHA!』



 ───fin.

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

失敗談なんて誰にでもあるだろ? HAHAHA! あら フォウ かもんべいべ @around40came-on-babe

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ