第44話 リトルビッチよ、やすらかにあれよ








  偉大なる芸術家の遺した格言に魅了され、心の底から沸き立つ熱気、渦巻く熱狂のあるがままに……この際だから、完成間近で止まっているものを凍結するか!


 あ、ついでに同シリーズの作品も全部凍結しよう! HAHAHA!


 こうして再び、セルフスコッパー(埋める方)ネタが出来上がり、2024年1月いっぱいをもって、リトルビッチ・アンタッチャブルシリーズの全てを公開停止にする運びになった。


 リトルビッチとは、いわゆる『メスガキ』、『生意気な少女』的なニュアンスであり、日本で使われる bitch とは意味合いが違う。


 話を戻そう、ああ、もちろんPV伸びないから自棄になっていることは……全くもって否定はしない!


 精神衛生上よくない、むしろ心を込めた「F**k」等のコメントが付いた方が面白い。


 全力でお返事が出来て楽しいからね。


 ま、これには私なりの事情というか、考えていることがありましてね。


 まず、完結したものの……たまに応援、コメントが付いてありがたい一方、当時の書き方と言うのか、知らないがゆえに突っ走ったものだからか、そこかしこにイージーミスが目立つ。目立つからこそ気になるのは、きっと物書きとして成長した証なのであろう。


 例えばそうだな、感嘆符である『!』、『?』を置いたら、1マス空ける。


 当時は全く知らなかった故、改めて読み返してみると気になる……ああ、気が遠くなってきたぜ? HAHAHA!


 そうだな、来月から当分の間、意味をなさなくなる作品のリンクだ。



 リトルビッチ・アンタッチャブル ー傍若無人な無敵のJK二人が学園ライフを楽しんでいく!ー


https://kakuyomu.jp/works/16817330652621416417



 この作品は、元々異世界ものを書いている時に思い付き、登場するキャラクターの年代をずらしたことで女子高生時代の 香坂 凪沙、ウィラ・フォン=ノイマンの二人が出会い、ハチャメチャな学園ライフを送る話が出来上がったというわけだ。


 とりあえずそうだな、サブとして考えていたので生産性重視、むしろ会話だけで成立させる、対話体小説にしよう!


 ネタはそうだな、ブラック校則に突っ込みを入れつつ反抗しまくり、いっそ校則を変えるなら生徒会やればいいじゃん?……的な感じのやりたい放題。


 だいたいノリで書けるからなんとかなる!……なお、秒でネタが尽き、思ったよりもエネルギーの消費が激しいのは、会話のみで構成するからこその難しさからであろう。


 当初の構想では、おおよそ三年間に渡る高校生活の物語を描く予定としていたものの……無理だと悟り、休みながらなんとか一年生の終わりまで書き、時が流れて修学旅行のワンシーンで思い出を振り返りながら終わる。


 実質打ち切り! もっとも、リメイクや続編を前提に考えていたので、またそのうち考えればいいだろうと思っていた……ああ、手直しの必要な箇所があまりにも膨大でね?


 一旦眠らせてから修正した方がよい、そう判断したのだ。


 ナギ、ウィラの仲良しコンビの誕生により、個性的で魅力溢れるキャラクターを書けるようになったのは間違いなく、彼女たちのおかげで救われていたのは紛れもない事実だ。


 そんな訳で、リトルビッチ・アンタッチャブルよ、やすらかにあれよ───。








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