第28話 厨房でやすらかに
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大昔に厨二病を発症した あら フォウ かもんべいべ は、未だに有効な治療方法が確立されていないため、右手に封印された暗黒の意思だかなんだかをどうにかするべく、なにか疼いた気がするけれど目の前のオーダーと食材を捌くべく、包丁を手に厨房で戦う……ああ、どこにでもいる料理人だ。
さて、今日の献立は……厨二病全開な、暗黒のチャーハンを君臨させてやろうではないか。
思い付く限り適当な前口上を考えるだけで、右手が疼くと言うか……今すぐにでも枕に顔を埋めて、両足をバタバタさせながら身悶えしそうだよ? HAHAHA!
ちなみに暗黒チャーハンと言ったが、実際に黒いチャーハンは存在し、作り方は至ってシンプル。
中国の醤油、老抽(ロウチュウ)を使えば作れるよ!
気になった方は、今すぐ業務スーパー行くといい。
私は確実に買い物かごを一杯にしてしまう、まさに夢の国そのもの。
真顔で繰り出す宝島ステップで喜びを表現することだろう。
そのうち料理系の小説を書くのもよさそうだが……ああ、既におまけでぶち込んでいたことを思い出した。
例えばそうだな、チャーリー・シーン主演のコメディ映画があって、ホット・ショットと言うんだけど、頭のなかがフルハウスの私にとってはそうだな、まさに人生の相棒といってもいい。
全力で手段を選ばずに笑わせに来るから、油断も隙もあったものではなく、トップガンのパロディを基本として小ネタだらけ……まるで私が書いていた異世界もののようであり、与えられた影響というものがとても大きいというわけだ。
細かいことは気にせず、胃もたれするレベルで濃いことは保証するよ?
なによりもエンディングが遊び過ぎというか、流れるスタッフロールを挟みながら、まるで関係のないおいしいブラウニー、カップケーキの作り方が紹介されて圧倒されたことをよく覚えている。
結果、身長190cmぐらいのヒロインを主人公とした物語において、急に三分で終わらせるクッキングが始まるおまけという試みは、100%ホット・ショットのエンディングから影響を受けている。
ちなみに三分で終わらせるクッキングは、本調理の時間的に中華ならワンチャンあると言うことにした。
ワンチャンって、なんか大陸っぽいよね? HAHAHA!
家庭で多分おいしく作れる青菜炒めを紹介した作品については、私の作品ページから探してくれると嬉しい限りだ。
是非、ごま塩程度に参考にしつつ、試してみるといい……ああ、厨二から料理人、よくわからないけど繋がるものであり、身長190cmぐらいのヒロイン、むしろスーパーヒーローもさ、元々は初めて物語を書いてみようと思ったときから存在していたんだよ。
全く、長い付き合いだけれど、身長設定についてはなんというか……成長し過ぎなんだよな!
それじゃ、次は登場人物系の話を始めようか!───。
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