第25話 私のちっぽけな意地ゆえに、どうかやすらかにあれ








  私の心が正しいと感じるがまま行動した結果、私と仲がいいと自称する友達モドキは減った!


 ああ、一気にデトックスと断捨離が出来て最高だな!


 サンキュー、エリー! HAHAHA!


 私の心を救ったことに間違いない、エレノア・ルーズベルトの名言を心のなかでつぶやけば、まるで魔法を唱えたかのようである。


 ところでさ、ファンタジーの世界において、なんで技名を叫ばないとスキルや魔法が発動しないのだろうか?


 あれか、安全装置的な何かと言うか、現地における暗黙のルールなのかな?


 それとも光の巨人で言えば、タロウの影響なのかな?


 ま、これはこれで奥深いのかもしれないね? HAHAHA!


 さて、私を救ったエリーの魔法の言葉で、他にも好きなものを引用させていただく。



 ───偉人たちは、アイデアについての話をする。


 ───凡人たちは、出来事についての話をする。


 ───愚人たちは、人についての話をする。



 どうだろう、最高にクールな魔法ではないかな?


 日常において、常に心が正しいと思うがまま頭のなかで意識し、有限な時間だからこそ、人と話をするときもこれだから……今は私と仲がいいと自称する人をすっかり見なくなったよ?


 それでもご一緒する友人は、なんというか最高の宝物だね!


 現代に生きる私たちに無縁かと思った魔法ってさ、一人一人、心の中にあるのかもしれないのさ? HAHAHA!


 魔法と言えばそうだ、宣言通り2024年の1月11日をもって、私の作品7つを非公開にしたんだ。


 ある意味で魔法のように消えた、眠ったと言ったところで、書き手である以上のちっぽけなプライドを貫いた。


 私にもね、意地ってものがあるんだ。


 今後、手直しして再開するかもしれないし、そうでもないのかもしれない。


 これまで読んでくれた皆様の応援、温かいコメント、星評価、最高にクールなレビューをいただけたことに対し、私は心から感謝を申し上げる次第でございます。


 本当にありがとう、ありがとう……私の愛した作品たちよ、今は暫しの眠りにつきたまえ───。







  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る