第21話 異世界ものについての反省、とりあえずやすらかにあれ







  私の書いた異世界ものにて、主人公のモノローグから漂うロマンチスト感は、大好きな楽曲の影響が大きかった。


 やっぱりテンポ感、緩急には一番気を遣い、何故かアメリカンジョークとブラックユーモアを織り交ぜ、頭の中でフルハウス。


 誤字脱字などのこまけぇことは、「HAHAHA!」とよくわからないけど笑って乗り越え、突如始まる男たちの挽歌的な好きな映画ネタが入ったり、作者の年齢が明らかにバレそうな小ネタを仕込みまくって作り上げる……裸の銃を持つ男の銃撃戦シーンのような情報量、ホットショットぐらいにこってりし過ぎな作風の異世界ものと説明して、いったい誰が理解できるであろうか?


 作者的には現代パートだけでもいいのでは?……という本末転倒ぶり、異世界も異世界で制約が多いからね?


 例えば天使が空を自由自在に飛べること自体がおかしいと考え、滑空ならまだしも速度を稼ぐのであれば推力が足りないから……とりあえずターボジェットから試すか! HAHAHA!


 異世界で魔法を詠唱する理由がわからない……とりあえずカラシニコフとRPGがあれば大丈夫! HAHAHA!


 弾薬の補充はどうするんだ?

チートで作成?……ノンノンノン、イソップ寓話で行こうぜ! あなたが落としたのは、金のマカロフ自動拳銃ですか? それとも銀のマカロフ自動拳銃ですか?


 泉の精もチートだって? ああ、同感だよ? HAHAHA!


 とりあえず異世界ものをパワープレイで解決しがちな作者であるが、ある知り合いからの一言により、少しは意識するようにはなったのよ?


「初めて異世界ものを見る人が、あら フォウの異世界ものを見たらバグるだろ!?」


 ああ、それは同感だよ? 


 異世界ファンタジーのはずがまさか、アメリカンホームコメディテイストなんて誰も予想できないと思うからね? HAHAHA!


 それでいて、作者が一番自信のある描写は……ラブシーンだと自負するものだから、全くもってカクヨムに向いていない気がするのは気のせいだろうか?


 ちなみに、自信があるラブシーンは……異世界で同胞たちへの黙祷→報復戦争→現代パートで夜の男女の戦争……という、色々と詰め込み過ぎた、クレイジーな構成をやらかしたことについては、今は反省している───。







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