診察(病院)

 紹介状を持って病院へ行くも(昼)、そこでも熱はなし。


 かかりつけ医でもそうでしたが、コロナのことは言われても、発熱がないとそれとは違うと判断されたようです。自分もそれどころじゃないが本音で、コロナのことはもうすっぱり頭から消えていました。


 診察はやはり触診。


 しんどい。辛い。めまい。頭痛。吐き気。とはあっても、このとき腹痛はかなり引き、受け答えは出来ました。青い顔でも。

 みぞおち、左のお腹を押されると「いててて……」。

 疑われたのはやはり膵炎すいえんで、かかりつけ医で言われていた通り、CT、血液検査、尿検査とすることになりました。


 困ったのは尿検査。

 昨夕から全く飲み食いせず。

 絞り出すようにして、検査出来るギリギリ、ちょっぴり。結果、そこに膵臓すいぞうからの酵素アミラーゼが多量に出ていたとのこと。

 

 それ以外では全く異常なし。


 様子を見ましょう。

 と、なりました。

 入院よりも、動けているなら自宅でとなり、確かにそのほうがいいと、点滴後に帰ることになったのです。


 ただし、頭痛、めまいは治まっておらず。

 水を飲んでみてどうなるかと診られると、直後は大丈夫も、ベッドから起き上がって診療費の支払い待つあいだに吐き気がひどくなって、トイレへ駆け込みました。


 母にその旨、看護師さんに伝えておいてもらって。


 それは脱水症状からのものだろうと。

 それが出たのでしょうと。

 やはり、帰されました。もちろん、私も家族もそのほうが楽です。


 帰り、「経口補水液」を買いました。看護師さんからもそれを勧められましたので。

 家に帰りついたのは日も落ちて、冬の夜を迎えようとしていた時間でした。


 即ベッドへ逆戻り。


 食べることは無理でも、水を飲むことだけは忘れずに。


 結局、原因不明か……。

 

 でも、次に異常が出ればもう躊躇ちゅうちょせず、つなぎも出来ましたし病院に駆け込むことが出来る。


 精神的な安心を得たのは大きかったです。


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