床払い

 暇なので。


 発熱のあった期間でもそこまでの苦しみはなかったので。

 いや、塗炭とたんの苦しみを味わった腹痛の金曜日でも。

 逐一、症状等を紙にメモしていました。


 そこは作家のサガです!

 自身の苦しみさえもネタにしてしまえという。


 それがあったから、ここまで詳細にこんな「コロナ感染記録」が書けているので、やっぱり転んでもただでは起きない作家根性は必要ですね!


 発熱から四日目、さかのぼれば腹痛で苦しんだ金曜日からの再び金曜日。


 そろそろ、療養にもあきてきました。

 昨夜から強烈なのどの痛みありも、腰も痛み、寝ていられない。

 それもありました。

 寒波強く、寒い。

 5時前、ストーブつけて熱を測れば36.9度。


 その日はもう、寝ているより座っている時間が長かったです。

 特に午前中は。

 立ち上がることは無理でも、座っているほうが楽になっていました。

 暖かい部屋で、しっかり着込んで暖かくして、久しぶりにパソコンで暇つぶし。それが出来るほど症状が治まっていたいたとはいえます。


 市販の解熱鎮痛剤「ノ○シン」は朝に飲んだだけ。

 金曜日は37度未満でずっと。

 ただ、気力が湧かない。

 体のだるさ、頭痛も続いていました。


 大丈夫とはまだ思えないので、眠れなくても午後にはベッドのなか。

 隔離療養は続けました。


 五日目、土曜日。


 だんだん、腹が立ってきました!


 熱はない、そろそろ普通に生活しよう。

 出来るだろう。

 昨日はそう思っていたのに。


 まだ夜は寝られないし、また朝になるとだるい、しんどい。

 再び起きていられないように。


 ここで無理してぶり返してはそれこそ大事おおごと

 仕方ないので、熱はなくても、ベッドのなかでまだ一日。

 幸い、週末でしたので。無理しなくてもいい状況もありました。


 しかし、しつこい!

 いい加減にしろと、誰に知らず怒りも湧いたのです!!


 六日目、日曜日。


「治った!」

「はい、今日から元気に!!」


 とはいかないようですが、それでも徐々に日常を取り戻します。


 床払いです!


 父母との隔離生活は続けつつ、ゆっくりしてはいましたが。


 療養五日間(発熱から数えてですが)。

 まさに。

 その間、不思議? なことに、咳は全然なかったです。


 このあともう1話この話続きますが、咳は少し経ってからひどく出るようになりました。

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