二「生徒会の出願」③

 まず最初に名乗り出たのは嵐士だった。


「じゃあ取り敢えず結論からな。俺の思う犯人は――」


 まず犯人じゃないだろ。何も悪い事はしてないんだから。


「ズバリ! 生徒の誰かだ!」


 なるほどなー。じゃない、何だそれ。その誰かを当てるのが推理対決じゃないのか。

 俺の怪訝そうな顔に、嵐士は見飽きた笑顔のまま舌を鳴らした。


「チッチッ、待てよ。どうせ春馬は「その誰かを当てろよ」とか言うんだろ?」


 全く持ってその通りだがこの男にそれを言い当てられるのは少し不満だ。俺は誰でも分かるように顔をしかめた。しかしそれすらこの男には通用しないだろう。


「でも考えてみろよ。ピアノを鳴らした人物を当てる対決だろ? 別にその人物の名前まで特定しろって言ってる訳じゃねえ。生徒Aでも生徒Gでも良いじゃねぇか。だって生徒、も人を特定するのに重要な情報の一つだしな」


 まあ言わんとしている事はわかる。要はもしもピアノを鳴らした人物が外部の人間なら、そいつの名前まで当てられる訳が無い。購買の業者、や電気屋、といった総称が解答になると言いたいんだろう。そして生徒、もその総称の一つなのだと。

 俺は別にそれでも構わない。寧ろ脳筋の嵐士らしくて大変気に入った解答だ。しかし問題はこのゲームの発案者である金木が納得するかどうか、だ。

 俺達の視線は自然と金木に向いた。嵐士も俺がこの解答に反対しないことをわかっていたのだろう。

 その視線に金木は腕を組むと、ジッと一拍置いた。


「うん、良いわよ」


 おー。良かったな嵐士。お前の脳筋推理はゲーム的に有りらしい。


「でも生徒七〇〇人の誰かじゃなくて、生徒AとかGとかは推理してくれるんでしょ?」


 まあだろうな。流石にこの解答だけで納得するやつはいない。ここから名前以外の出来る限りの情報を当てるのがゲームなのだから。

 嵐士も流石にここまでは予想していたか、特に表情を崩さないまま答えた。


「おうよ。それをこれから話すんだよ」


 そう言うと嵐士は、先程情報をまとめたノートを一つ取り出した。


「まず、金木さんの話から考えるに犯行予想時刻は十六時少し過ぎだ。俺達が十六時半には生徒会室に着いたから、その間の約十五分〜二十分間ってなる」


 そう、そこまではほぼ確定している。問題となるのはここからだ。


「次に、音楽室を使う部活は存在しないから、今日音楽室にいる生徒はいないって話だが……いるんだよ。音楽室を使う生徒がよ。しかも、その犯行時刻にな」


 ほう。なるほどな。言われて見れば見落としていたことがあった。嵐士にしてはよく気づいたというべきか。

 気づいていなさそうな金木は、少し驚きを見せながら嵐士に次の言葉を待っている。嵐士は逆に嬉しそうだ。ヘラヘラしやがって。


「それは……掃除だ!」


 やっぱりな。


「いくら音楽室を週に一回しか使わないからって掃除は必要だろ。しかも確か、音楽室の掃除は金曜日のはずだ。金木さんが音を聞いたのも放課後だし、丁度合うじゃねえか? なんなら今日掃除したやつさえ分かれば名前の特定だって出来るぜ?」


 嵐士の意外な推理は、金木にとって余程予想外だったようだ。口があんぐりしてる事に気づいていない。しかし嵐士め、元からある程度は特定する気で、最初のはフリだった訳だな。やるではないか。


「どうよ!? まあまあ当たってんじゃね?」


 嬉しそうだな嵐士。まあ確かに悪くない推理だ。しかし、穴がない訳では無い。


「……因みにどのクラスが掃除をしてるのか、お前は知ってるのか?」

「いや? 何なら学年も知らねえ」


 だろうな。に関しては俺も偶然知っていただけのこと。嵐士が知ってる筈もない。正直今否定してやっても構わないのだが、推理対決だ。ここはこれで通してもらおう。

 俺はやっと口を開けていた事に気づいた金木に目線を送った。有り難いことに金木は意図に気づいた様で、咳払いで一拍置いた。


「取り敢えず、四橋くんはその推理で行くって事ね。うん、いいわね。じゃあ次は私の番よ」


 次鋒は金木か。まあ別に俺は順番は何でもいいしな。






「まず四橋くんが言ってない、出てる情報を確認するわね。一つ、音楽室は今日授業で使われていない。二つ、音楽の教師も来ていない。三つ、生徒も先生も外部の人間も犯人になり得る……って所かしら」


 その通りだ。そして問題は金木がどんな答えに辿り着いたのか、だ。まあ嵐士よりは期待ができるだろう。


「私の解答は……藤谷先生よ」


 ……誰だそれは。いや待てよ。もしかしたら俺が知らないだけで有名な人物なのか?

 しかし、嵐士の顔を見ても不思議そうな顔をしている。つまり嵐士も知らないということだ。嵐士は俺よりも沢山の教師と関わりがあるから、それでも知らないということはここで誰か尋ねても俺は非常識にはならないだろう。


「誰だ、それは」


 俺の質問に、金木は首を傾げて顔を見てくる。いやそんな顔をされても、知らないぞそんな教師。

 俺の目の訴えは伝わったようで、金木はやはり不思議そうな顔のまま答えた。


「国語の先生よ、一年生の。眼鏡掛けてて、推理小説好きで、風が吹いたら飛ばされそうな人」


 金木に並べられた特徴を頭の中に連想させていく。うーん、分からない。俺の想像力じゃ棒人間にしかならないな。

 しかし、もう一度ここで分からないというのは話の腰を折る事になりかねない。ここは知らなくても知らないフリをした方が効率的だろう。

 俺はなるべく嘘がバレないように振る舞いながら、金木に次の言葉を促した。多少バレてそうだったが、金木は一度頷き、続けた。


「まず、藤谷先生は、かわさき……音楽の先生と仲が良いの」


 ほほう。まあ同じ職場だし、もしも歳が近ければ仲が良い事くらいはあるだろう。


「それでこっからが推理なんだけど……。多分、音楽の先生は何か音楽室に忘れ物をしたのね。例えばそうね……楽譜とか、生徒から受け取った課題とかかも」


 なるほどな。金木の言いたいことが何となく分かってきたかもしれない。


「そしてそれは、今日中に取りに行かなきゃいけないものだった」


 いくらでも理由は思いつくな。忘れた課題が月曜日には返さなきゃいけない、月曜日の朝から授業で使うものだった、まあそんな所だろう。


「それで?」

「うん。けど先生は、金曜日は別の学校で授業があって取りに来れない。土日にも学校は開いてるけど、もしかしたらなんか理由があって来れないのかも。外せない用事があるか、或いは他の先生達に見つかりたくないか……」


 ふむ、土日に用事があるくらいは全然あり得る事だ。嵐士よりもしっかりとしている。


「そしてそこで頼んだのが国語の教師、藤谷先生だった。仲が良くて口が硬い、人の良さで周りから疑われる事もない。最適な人物だった」


 なるほどな。確かに理に適っている。しかし、まだ謎はある。


「ここまでで、藤谷先生が音楽室に入った理由は分かったわね。では何故、藤谷先生はピアノに触れたのか」


 そうだ。そこが今回の対決の重要な部分なんだ。


「それはズバリ……、忘れ物がピアノの鍵盤部分に置いてあったからよ」


 金木の突然出した大きな声に、一瞬身体が硬直した。それだけ驚きだった。金木はこんなにも感情豊かなのだな。


「へえ〜、ピアノの鍵盤部分か。でも、そんな所に何を置くんだ?」


 嵐士らしい素直な疑問だな。金木は何て答えるのだろうか。


「まあ、楽譜が一番可能性が高いわね」


 まあだろうな。俺でもそう言うだろう。しかし、金木は重要な事を忘れている。もし俺の記憶が正しければ、その推理はきっと成り立たないだろう。

 だがこれも嵐士の時と同様に今、指摘する事じゃない。答え合わせの後で問題ないだろう。


「どうかしら? 良い線いってると思わない?」


 自信満々な金木は堂々と俺達二人の顔を見下ろした。それに向かって嵐士も負けじと立ち上がる。お前らは子どもか。







 とまあそんな事をしている暇はないな。そろそろ時間・・が来てしまう。早めに俺の解答を言わなくてはならない。


「次は俺の番でいいな?」

「お? 珍しいな。やる気満々じゃねえか」


 誰がだ。俺は常にやる気に満ち溢れているではないか。何故か他の人には見えづらいだけだ。


「良いわよ。どんと来て」


 金木の巨漢の様な掛け声で二人の視線は俺に集まる。よし、始めるか。そして速やかに答え合わせだ。


「取り敢えず、どっちか一人ついてきてくれ。運が良ければ答え合わせが出来るかもしれない」

「お? まじで? てか、ついていくって何処へだよ?」

「普通科職員室……いや、事務室だな」


 事務室なら目の前が職員玄関だから、通るかもしれない。

 俺は即座に鞄を掴んだ。


「え、じゃ、じゃあ私が行く」

「ええ!? 俺も行きてえ!」

「どっちか残ってないと会長が来た時困るだろうが」


 振り向かず発した俺の言葉に、慌てて金木がついてくるのが分かる。嵐士はガッカリしながら手を振っているだろう。








 全てが終わって校門をくぐった時にはすっかり日が落ちていた。サッカー部と野球部がグラウンドにトンボをかけながら競争しているのが見える。さっき別れを告げたはずの金木と嵐士は、何故か俺の後ろを歩いている。いや、どう考えてもついてきているのだ。

 金木は易しく俺の隣に並んだ。


「ねえ、結局何だったのよ。いい加減教えてくれない?」


 反対側についた嵐士も言う。


「そうだぜ春馬。気になって仕方ねえよ」


 まあお前はそういうやつだよ。俺は振り返らず受け流す。


「あれからすぐに会長が来てくれて良かったな。まあまた集まらんといけないのはいただけないが」

「あー、確かになあ。二人が帰ってきてすぐに会長登場だったもんな」

「いや違うわよ。さっきの答え合わせの事よ」


 やはり駄目か。あまり話したくなかったんだがな。


「半分は運ゲーだったから、推理とも呼べなくて話す気にならないんだよ」

「園原にとってはそうかもしれないけど、私は何も納得してないわよ。それに勝負って言ったでしょ。このままじゃ負けを認められないわ」


 金木が口を尖らせた。……説明は面倒臭そうだが、はぐらかすのはそれもまた面倒臭そうだ。というか効率も悪い。俺は首を鳴らし、どこから話そうかと思案する。


「まず俺は、容疑者……仮にXとしよう。俺はXは学校の内部の人間だと考えた。生徒以外のな」

「へー。なんでだよ」


 単純に外部の人間か生徒だと特定の作業が面倒だっただけなのだが、一応理由があったほうがいいか。


「外部の人間は、今日それっぽい業者を見てないから。生徒は放課後のこの時間に、ピアノを触る理由が特に思いつかなかったからだ」

「……確かに。休み時間に先生達が、今日は業者の予定は何もないって言ってたわ」


 コレは良い偶然だ。本当は一日の中で業者を見る機会など無くてもおかしくないが、金木のお陰で裏が取れたな。


「そしてまあ、嵐士の言っていた掃除当番なんだが、これはない」


 俺の断定に嵐士は少しも動揺を見せない。ある程度は否定されることを予想していたか。


「まじかー、さては何か穴があったのか?」

「いや穴って訳じゃないが……、単純に今日は掃除がなかったんだよ」

「なんで春馬がそんなの知ってんだよ」


 これがまた偶然の中の偶然なんだが、嵐士相手だし気を使う必要もないか。


「俺のクラスが毎週の音楽室掃除の当番で、今日は俺の番だった。だが今日は掃除が行われなかった」


 理由はいらないだろ。俺は嵐士がわざと追求してこないように少し睨みを効かせた。嵐士は一瞬だけニヤリとしたが、どうやら伝わったようだ。


「なるほどなあ……。じゃあ内部の人間、つまり教師の中の誰かが音楽室のピアノを鳴らしたって訳か」

「いや、違う」

「「!?」」


 俺の言葉は当然予想外だったようで、二人は驚いた顔をしている。質問を投げられたら面倒なので、俺は間髪入れずに続けた。


「ピアノが鳴ったのは音楽室じゃない。じゃあどこで鳴ったのかって話だが、俺は他にピアノがある場所を知らない。お前らは何処か知ってるか?」

「えっとね。確かあったはず……」


 なにかあるのか。俺はほとんど期待していなかったが、金木はジッと腕を組み、そして視線を落とすと、おもむろに言った。


「機械科実習室前に置いてあったはず」


 なるほど。

 俺には分からないが金木があると言うならあるのだろう。

 ふむ。やはり俺の考えは概ね合っていたようだな。嵐士が表情を見下ろしてきた。


「お? 自信ありか?」

「まあな。金木、ピアノの音は俺達が事務室に行くまで断続的に鳴っていたのか?」

「ええ。そうよ」


 おお、流石だ。予想通りではあったが、凄い。俺には全く聞こえなかった。


「金木お前、相当耳が良いだろう」

「どうだろ? 多分普通だと思うけど」


 まあ自分の感覚だし分からないだろうな。俺は一度咳払いをした。


「まずXは、よく学校内を回っている人間だ。そして結構な権利者であると思う」

「へー、なんでだよ」

「そうじゃなきゃピアノが廃棄されている場所を知らないからだ」

「ははあ。わっかんね」

「機械科実習室は外にある。そして廃棄ピアノだったから外にあるし、音が鳴ったり鳴らなかったりするってことね」


 そういうことだ。嵐士はもう少し考えてから発言しろまったく。

 そして音楽室で鳴っていない方の理由。これについては簡単だ。


「二人が音を聞いてないのね」


 不意を付かれ、俺は少し驚いてしまった。流石は推理ゲームを挑んでくるだけあって察しが良い。


「そうだ。俺達はおよそ音が鳴った筈の時間に、同じフロアの教室を出ている。生徒会室の鍵は事前に借りていたからまず間違いない。そして何より、音楽室の窓と生徒会室の窓じゃ向きが違う。いくら耳が良くても聞こえるとは思えない」

「……! なるほどね……。じゃあ音楽室の方は分かったわ。でも何でさっきは事務室に行ったの? 特におかしな点は……」


 ただ単に裏を取りたかっただけなんだが、どう言ったものか。


「……Xは多分、学校の備品などを管理しているんだろう。仕事か暇潰しか、まあ仕事で断定しても問題ないだろう」


 ここまでの情報で既に、事態を決定的に想像することが出来るはずだ。俺は右手を顎につけた。

 Xはある程度の権利者で、学校内を見回る仕事をしていて、ピアノが本当に壊れているか確認する必要がある人物。それは……。


「……副校長ね。うん。良くわかったわね」


 悔しそうに腕を組む金木。

 事務室で俺達が見たのは副校長だった。彼は事務室に着くと軍手を外し、何やら事務員と会話を交わした。そして最後にゴミ箱の鍵を渡していたのだ。つまり、彼のしたことは、こうだ。いつも通り放課後になると学校内を見回り始める。備品が壊れていないか、何か問題は起きていないかなどを確認しながら。そしてゴミ箱の前にいくと廃棄予定のピアノが置いてあったのだ。当然、廃棄する前に音が鳴るか、周りに部品が散乱していないか確認しただろう。そしてそれは、偶然にも金木が生徒会室で待っている時間だった。もしも突然、窓の外からピアノの音が聞こえたらどう思うか。多分大抵は音楽室から鳴ったと勘違いをするだろう。

 ……金木のように。


 副校長がなぜ断続的に音を鳴らしたのか、そこまでは知らん。大方、きっちりした性格で何度も触って確認したとか、それくらいだろう。まあそこは特に必要はない。何故なら金木は既にゲームを終わらせているからだ。

 これにて終幕。


「ははは。流石だな春馬。まさか当てちまうとは」

「うん。悔しいけど、完敗ね」


 本当に半分は運だったんだがな。掃除の有無に関しては偶々だし、そもそも二人が常に教師や生徒と交流があるから辿り着いたのだ。……俺ならそんな非効率なことはしない。まあ、そんなのはどうでもいい。漸く終わったのだ。未だに悔しそうに苦虫を噛み潰したような顔をしている金木を見ていると、俺にも少しは勝利の愉悦ってものがわかる気がする。


「まあ、これで推理ゲームとやらは俺の勝ちだな」


 これが金木にはかなり喧嘩を売った風に聞こえたみたいで、眉間にシワを寄せると、


「……そうね。まあ今日は負けを認めるわ。でも次はこうはいかない。必ず勝ってみせるから」


 殊勝な心掛けだ。……ん? 今何と言った?

 気づくといつも嵐士と分かれる交差点に着いていた。俺達は同時に歩みを止める。


「取り敢えず、これからよろしくね」


 おもむろに、金木が言った。


「これから?」

「うん。だってこれから一緒に生徒会選挙でしょ。信任投票だけど、みんな受かるといいわね」


 あーあ。忘れてた。俺は生徒会選挙の立候補用紙を提出しに生徒会室に行ったんだった。まったく。姉さんと嵐士の謀略通りの展開になってしまった。既に立候補用紙は生徒会長から教師に渡されていることだろう。ここで駄々をこねるのは効率的じゃない。

 軽く俺に手を振ると、金木は嵐士にも言った。


「じゃあ、これからよろしくね。四橋くんの推理も面白かったわよ」

「おー、ありがとな。まああんまし得意じゃないけど、楽しかったよ」

「うん。次はお互いに頑張りましょ」

「おー、そだな。よろしく。……春馬もな」


 俺に楽しそうな視線を向けながら、そう言う嵐士のなんという楽観さよ。

 信号が青に変わった。俺は足早に歩き出す。携帯を見るとロック画面に笑顔の姉さんの顔が浮かんだ。くそう。なんだその不敵な笑顔は。全部姉さんの計画通りではないか。俺は思った。きっともう俺の悠々自適な効率ライフは終わりを告げたのだろう。なぜなら、


「次会うのは来週かしら。ああでも園原とは体育で会うわね」

「良いなあ、俺も一緒に体育やりたかったよ」


 この二人はきっと俺の逃走を許さないから。嵐士も面倒くさいが、その倍くらい面倒なのが……。

 目が合った。金木花蓮の首は不思議そうに傾けられる。

 姉さんに近い匂いがするなと、俺は不思議とそう感じていた。









――――第二話③ 完

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